冬の北海道フリーパスの旅(その5 石勝線 帯広・新夕張・追分)
2004年1月26日
2004年1月21〜27日の冬の北海道へ、石北本線・千歳線・根室本線・石勝線・室蘭本線・函館本線の貨物列車を撮りに行きました。その時の下車駅、釧路湿原とSL、貨物中心に特急、ブルトレ、普通列車その他の記録です。
石勝線 : 帯広(泊)→新夕張駅→(バス)→楓駅→新夕張駅→追分駅→南千歳→函館(泊)
帯広駅
昨夜は帯広泊、風来坊さんの車に乗せてもらったのでホテルには17:30頃到着。カメラのフラッシュメモリーが一杯になったので買いに街に出る、写真屋は閉まっていたので通りすがりの人に聞いてみたがパソコンショップは郊外にしか無いと言われる。しかし無いと困るので、あちこち探し回る。
北海道の街は20時には店が閉まる、いろいろ探したあげく駅裏の長崎屋のおもちゃ売場で手に入れる。散々歩いたが帯広の寒さはすごい、頭の芯まで冷えてズキズキする。
翌朝7:52発「とかち4号」で新夕張へ向かう。
十勝連峰
列車の中から朝の十勝連峰。手前の影は高架橋を走っている「とかち4号」、「スーパーとかち」と違い先頭車は普通の箱型。
占冠駅の交換
占冠駅でスーパーとかち1号と交換をとかちの最前方から撮影、前方のトンネルはシェルターで線路のポイントカバーである。石勝線が造られたのは比較的新しく、また雪の多い山間部ばかり走っているのでシェルターが作られたと思われる。
「スーパーとかち」(新型車)と違って「とかち」はオホーツク型の古い特急である。この特急に乗る場合は最前車両(札幌側)がお勧め、自由席で運転席から見える景色が味わえる席がありそこから撮影した写真。
とかちを見送る
9:39親夕張に到着、石勝線は「青春18きっぷ」でも特急に乗れる特異な路線、新得を出ると山間部を走り、新夕張までは普通列車が走っていない区間である(途中駅はトマムと占冠、楓)。北海道の西(札幌・函館)と東(帯広・釧路)を最短で結ぶバイパスである。最後尾(帯広側)はオホーツクと同じ顔であるが、先頭車(札幌側)は普通の箱型(貫通ドアが剥き出し)である。
新夕張駅
新夕張駅は旅客駅で売店もある。高台にあり、バス停は駅の下に待合室小屋がある。駅で「楓駅入場券(硬券)」と「懐かしの夕張線DD51・三菱DL55」のオレンジカードを購入し、ストーブがあるので駅でバスの時間待ち。
楓駅3番ホーム
「楓駅」は今年の3月末で廃止が決まっている、現在は新夕張6:45発、楓6:54着と折り返しの楓7:02発新夕張7:08着の一日1本の運転である。写真の建物が待合室、新夕張からの列車はシェルターを出ると待合室の右の引込み線に入線する、本線は建物左に見える線路を通過する。楓駅の本線にもホームはある(1・2番線)が、通常は使用する列車が無く上りホームへは行けそうに無いほど荒れている。
楓駅を見学し、目的の貨物を跨線橋から撮影し(別UP!)楓駅前13:39発の夕張バスで新夕張駅に引き返す13:49着。
普通追分行(新夕張駅)
新夕張14:00発の追分行普通で追分に向かう、乗客は私の他に一人だけ。追分までは北海道らしい直線の線路が延々続き、沿線には牧場、自衛隊演習場が多い。
追分駅
追分14:29着、この駅も旅客駅で売店有。貨物撮影まで時間があるので駅の左手にある「追分町ぬくもりセンター」で入浴休憩する。
駅の右手の跨線橋から撮影する予定であったが他に跨線橋が多く撮影には適さない。そこで風来坊さんに電話すると近くに居られ、10分後追分駅で再会し、貨物の撮影場所に連れて行ってもらい降雪の中撮影する。その後南千歳駅まで送って頂いた、風来坊さんは今日帰京されるらしい。
南千歳17:19発スーパー北斗18号で函館に向かう、函館20:14着、市電で十字街で下車ホテルに向かう。
【5日目】2004年1月26日(月)
帯広(泊)7:52発→新夕張9:39着−バス10:45発→楓駅前10:55着(貨物・JT・おおぞら撮影)→バス楓駅前13:39発→新夕張13:49着−14:00発→追分(入浴)→風来坊さんの車(貨物撮影)→南千歳17:19発→函館20:14着(泊)