DD51三井セメント貨物  8680レ〜8683レ(金田〜外浜)

 【その1:三井鉱山専用線・平成筑豊鉄道】

2004年3月18〜19日

  【機関車番号】 3月18日 8680レ DD51 866 :  8682レ DD51 871 : 19日 8682レ DD51 866

   3月末でこの貨物の廃止が決定されたので、岡見貨物と共に急遽訪れた。

  三井鉱山専用線  平成筑豊鉄道 金田駅・市場駅


中元寺川鉄橋を渡る8682レ DD51 871

  田野浦港で別れた8682レが返空タキを牽いて、平成筑豊鉄道人見駅を出て夕暮れの中元寺川を渡り金田駅に向かう。菜の花満開17:40撮影。(私は日程の都合で田野浦埠頭を先に訪れ、その日の午後に田川へ向かった)

  田野浦港荷降ろし場で午後の便8682レと別れ苅田港(行橋)経由で金田駅までやって来た。私が着いた時間では苅田港ではコンテナもDDも姿を見ず、後で分かった事であるが小波瀬西工大前駅か苅田駅にDDがいたようだ。


金田駅

  上の写真を撮る前に金田駅へ立ち寄る、午前の便の8680レ DD51 866が到着していた。


三井セメント関の山鉱山

  翌朝19日、三井セメントの工場に行く、8時になると2台のDE10ともう1台のDLのエンジンがかかり一斉に動き始める。


積みこみ開始

  タキの蓋が全て開けられDE10がタキを工場内に押し込む、ここでは工場の壁面に信号機、回転灯がありこの信号によりDDを操作してタキの位置を決めているようだ。


積みこみ中

  積み込みが進むとDDは前進する。乗務員の方に出発時間を確認すると9:40と教えて頂く。前日専用線沿線をロケハンしていたがRM誌のポイント跨線橋2箇所へ行って見た、逆光であり昨日のポイントへ向かう。


専用線築堤 NO6号機

  団地に近い踏切で列車を待つ、この踏切には通過時間が書いてあったが実際は早めに来ているようだ。遠くで汽笛が何回か聞こえ姿も見える、ゆっくりした速度で9:48築堤にやって来た、DEの乗務員は時間を教えてもらった人であった通過時に手を上げ頭を下げる。


専用線築堤 NO6号機

  もう1枚全編成を、あれ!DEの左の扉が開いている。専用線らしい風景である。列車左後方に工場の塔が遠くに見える。


専用線 NO6号機

   列車はゆっくりと踏切を通過、金田駅に向かう。朝から鉄な方には会わなかった、一人で見送る。その後列車を追って金田駅に向かう。


菜の花満開の中元寺川を渡る返空

  金田駅へ到着後返空タキを牽いて工場に牽き返す、10:05金田駅を出てすぐ菜の花満開の中元寺川を渡るDE10。ここでは2名の鉄の方とお会いした。一番上の写真の平成筑豊鉄道の鉄橋とは別の専用線の鉄橋である。


8682レ DD51 866

  9:40工場発の満載タキを引き継いだDD51 866 が田野浦へ向かう、ここでも菜の花が最後を惜しむように満開である。平成筑豊鉄道市場駅にて撮影。


市場駅を通過

   平成筑豊鉄道〜筑豊本線〜鹿児島本線を通り田野浦埠頭を目指す。


 三井セメント貨物  8680レ〜8683レ(金田〜外浜) 

 【三井鉱山専用線】

    工場発 9:40(10:00)→金田(10:20着) 金田発 10:00(10:40発)→工場(11:00着)18日の撮影時間より

    工場発 (14:00)発→金田(14:20)着  金田(14:40)発→工場(15:00)着  ( )内はRM誌掲載。

 平成筑豊鉄道金田駅〜筑豊本線直方駅〜鹿児島本線折尾駅〜門司港駅】

    8682レ 金田10:48発→門司港12:58着 : 8683レ 門司港15:47発→金田17:41着

    8680レ 金田18:22発→門司港 7:29着 : 8681レ 門司港11:36発→金田13:43着

 【田野浦臨港線 門司港駅〜外浜(田野浦港)】

    8682レ 門司港13:00発→田野浦港13:13着 : 8683レ 田野浦港15:21発→門司港15:31着

    8680レ 門司港 8:53発→田野浦港 9:06 : 8681レ 田野浦港11:14発→門司港11:24着

  2004年春3月末で廃止予定。実際は3月25日廃止

 

メニューに戻る