天人峡(北海道旭川)

 20210809

   天人峡と羽衣の滝


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天人峡の案内板

   天人峡にある案内板「旭岳の東側に位置し、約3万年前の大雪山噴火がきっかけで生じた柱状節理(溶岩が冷え固まる時に出来る割れ目)の絶壁に囲まれた峡谷です。良質な温泉がこんこんと湧くことから、湯治場としても長く愛されて来ました。大雪山縦走の紀行文を執筆した山と旅の文士・大町桂月は、縦走の際ここ(旧松山温泉)にも立ち寄り「富士山に登って、山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」という四行詩(漢詩)を遺しています。」と書かれています。


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羽衣の滝の案内板

   天人峡にある案内板「北海道一の落差270mを誇り、切り立つ崖を7段に屈折しながら落下する水の流れの美しさが、天女の羽衣に例えられ、北海道指定名勝に指定されています。周囲の木々が色づく秋は、滝と紅葉が一度に楽しめ観光客が多く訪れます。動物文学の第一人者・戸川幸夫が執筆した「牙王物語」は、羽衣の滝や大雪山、旧東川村を舞台に人と動物の絆を描いており、単行本や児童書は、現在も感動の名作として受け継がれています。」と書かれています。

 


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天女の足湯

   大雪山の西麓、標高600メートルの忠別川沿いの天人峡地区にある温泉、今は旅館が1軒だけある寂れた温泉。公共駐車場の脇にある足湯「天女の足湯」、案内板上に大雪山が彫られ素晴らしい案内板である。上部には柱状節理の壁が高くそそり立つ。


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登山標識

   駐車場を出て暫く歩くと登山標識がある、トムラウシ山への登山道、滝見台登山コース、羽衣の滝への標識。滝見台へ行きたかったが駐車場に車が3台、周辺には誰も居ないので、一人で向かうのはヒグマが怖いので諦めた、所用時間は1時間ぐらいのようです。

   2013(平成25)年5月に大規模な土砂崩れが発生以来、「羽衣の滝」への道、滝見台も通行止めになっていたようです。2018(平成30)年611日、全面開通されたようです。私は20188月末に旭岳に行った帰りに行こうとしたが、道路も工事中が多く時間の都合で諦めました。


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休業中の天人閣

    天人峡温泉にはかつて大きなホテルが数軒あったが2011年、2014年、温泉街で最も古い歴史を持つ1900年(明治33年)創業の写真の「天人閣」は、2018年の事業譲渡後、12月から施設修理のため休業に入ったが、再開の目途が立っていないようで建物は既に廃墟化しつつあるようです。羽衣の滝へは天人閣の敷地内?を歩いて遊歩道に向かう。

    現在は旅館が1軒のみ営業しているそうです、公共交通も無く団体を受け入れられる大規模ホテルも無く、現在は寂れた温泉になってしまったようです。 


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天人峡の柱状節理

    天人峡は写真のような柱状節理の岩峰があらゆる所に見られる、紅葉の頃には美しいと想像出来る。


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天人峡の柱状節理   

    「日本で最も美しい沢」とよばれるクヮウンナイ川は温泉の近くの下流にある。一番左端の岩の塔が「見返り岩」です。


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天人峡の柱状節理

   天人峡の下流にも柱状節理の壁は続いている。


 

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