2.甲武信岳(2475m)

 甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の三国境である山である。 埼玉県
 の最高峰である。 また信濃川、千曲川の源流でもある  標高2475mだと
アルプスだと森林限界を越えているが甲武信岳は頂上まで樹木に覆われていて
 見通しが悪いのたがかえって山深く、原生林もあり華やかなアルプスと
 違った趣があってよい。 下界と閉ざされているのが最高。
 ルートの話をするが 一番ポピュラーなのが西沢渓谷から近丸新道(戸渡尾根)コース
 で 次か雁坂峠からのコース。最近国道140号が雁坂峠直下を雁坂トンネルとして
 貫通しておりトンネルゲート付近から、または埼玉県側の川又から雁坂峠- 破不山
 甲武信岳とたどることができる。 その他として北側の梓山から十文字峠越えの
 コース、 沢登りとして有名な東沢(釜沢)も大きくて長いナメもありとても良い。
 甲武信岳の山行計画としてはピストンではなく縦走するのが醍醐味である。
 初夏はところどころにシャクナゲもみられるし長旅を満喫したい。
 国師岳からコースもあるが倒木も多く、苔むした道をルートファインディングを
 できるベテラン向きなので注意していただきたい。