エアコン

本当に良く壊れます(^-^;)


サーミスタ交換(1998/06/06)

2年前に修理したエアコンですが、その後「噴き出し口から霧」という 症状が起こっていました。
成田さんのページによるとサーモ異常との事。 (同じ症状の方がいらっしゃいました)
本格的に暑くなる前に、早速サーモ交換してみました。

[グローブボックスを外す] サーモを交換するには、グローブボックス、車検証入れを 取り外す必要があります。
まずは、グローブボックスを外してみます。
グローブボックスは、底のビス2本と4本のピンを取れば、 簡単に取り外せます。
(ちなみにピンはテレホンカードなどを使うと外しやすいです)

[車検証入れを外す] 次に、車検証入れを外します。
底板がビス2本、車検証入れ本体がビス6本でネジ止めされています。
配線が何本か付いてますので、引っ張りすぎて 断線させないよう気をつけましょう。

[送風管を外す] 続いて、中央から助手席側への送風管を外します。
これが結構外しにくいですが、思い切り力を入れて外しましょう。 その外した穴から手を入れて、辺りを捜すと配線がありますので、 それを辿っていくとサーモが見つかります。

サーモが異常かどうかを確認する前に、切ってしまうのはどうかと思いましたが、 成田さんに問い合わせたところ、コネクタなどはないそうなので、 思い切ってニッパーで切断しました。

[取り外したサーモ] 早速、テスターで抵抗値を計ってみると、 常温で6〜7kΩなので問題なさそうです。
念のために温度を振ってみると、冷蔵庫の中では2.4kΩ、 ドライヤーの熱風で20kΩになりました。
一見、動作しているようですが、何かヘンです。 そうです、動作が逆になっています(^-^;)
成田さんの診断結果は「完全にイカれてますね。(^^; リフトが逆になるなんて初めて聞きました。」でした。

初めは純正部品に交換しようと思いましたが、純正は高い(\7,000位?) との事なので、自作してみます。

[石塚電子のサーミスタ] 会社で同じような定数のサーミスタを探したら、 石塚電子の103ETB(左側) というものがありました。
純正の定数がどのようなものか分からなかったのですが、 とりあえず壊れないだろう(笑)ということで実験的に 使ってみます。

[修理完了] あとは、元の純正サーモに括りつけ、配線を半田付けし、 元どおりに組み直せば交換完了です。

もうしばらく様子を見てみようと思いますが、 今のところ、うまく動作しているようです。
工賃含めて約15000円ぐらいが節約できたという事で、 ご指導頂きました成田さんには大変感謝しております。
どうもありがとうございましたm(_ _)m


戻る