なんだかバタバタ忙しくって、なかなか釣りに行けなかったのですが、
ようやく僕もシーズンイン。(^o^)b

日曜の夜12時を回った頃、車に荷物を積み込んでいつもの川を目指す。
今期初釣行なので、とってもハイな気分だ。(^o^)/

調子に乗ってガンガン飛ばす車のフロントグラス越しに、道ばたの気温を示す電光掲示板の 「3゚C」の文字がちらっと見えたような気がしたが・・・


朝、6時前、寒さで目を覚ます。
車から降りて川をのぞき込んでみる。
水量はちょうどいいくらいだが、寒い。
「3゚C」の文字は見間違いじゃなかったんだ・・・
寒い・・・(^o^;


いったん車に戻って時間をつぶそう。
せめてお日様が昇らないとね。

そうだ、リーダーの交換をしよう。
リーダーリンクに4x12ftをセットして、0.8号、0.6号のハリスを繋ぐ・・・
σ(・_・)?
0.8号のハリスがないぞ。
結局4xのリーダーに0.6号のハリスをティペットとして80cmほど繋いだ。



出来るだけゆっくりと支度をして、川に降り立ったのは山のてっぺんに お日様の光が当たり始めた頃。

ウォーミングアップをかねて、なるべく丁寧にポイントをたたいていく。
が、どこをどう流しても魚の反応がない。
梅の花・・・かな?(^o^;
これは何だろ?
魚になかなか出会えないので、周りの景色に目がいく。
「うゎー、桜が満開や。」と、つい声に出してしまったあと、「あれは梅やろ!」と 一人でツッコミを入れる。(^_^;

一人でボケとツッコミをやっていると、なんだか寂しくなってきて、川を変えることにした。



車に乗って鳥取県側に移動する。
山越えの道の途中で、さっきの川の上流部に当たる山が見えた。
まだ、たくさんの雪が残っている。

山には残雪が・・・




県境を越えたところに、道と平行して流れる川がある。
ここは昔しんちゃんのお父さんに連れてきてもらった川だ。

そのころはそこそこの型のイワナがたくさん居たようだが、道路の改修工事で川に土砂が流れ込み 、あまり釣れなくなったので竿を出すこともなくなった。

流れを見ていると、「イワナ達はどうなっただろう」っていう気持ちになったので、 ちょっとだけ寄り道をしてみる。


「河床は砂に埋もれているんだろうなぁ」と思っていたのだが、意外に砂は少なく 釣れそうな予感。o(^-^)o
綺麗な流れ(^o^)b

釣り初めてすぐにかわいいイワナが顔を見せてくれた。
写真ではわかりづらいが、頭部まで虫食い斑があるのでゴギだと思う。

この川にも、また魚が戻ってきてくれているのにうれしくなった。
かわいいイワナ。


さて、イワナ君達の元気な姿も確認できたし、先を急ごう。
去年の春先、川巡りをしたときに一番水温の高かった川を目指す。



お昼過ぎに川に着いた。
去年同様ほかの川より水温は高く12゚C。
ヤマメたちに出会えるだろうか・・・
水温12゚C

釣り初めてすぐはチャラ瀬の連続で、ちっちゃな魚たちが僕のフライを 相手に捕食行動の練習・・・(^o^;

「大きな魚はそれなりの深さのあるところを狙わんとアカンやろ・・・」と ついつい独り言。

「おっ、ええ感じの流れや。」
川岸と大きな石の間に、ちょうどいいくらいの深さの、幅30cmほどの流れがある。
そっと近づいてキャストする。
するするとループがほどけてふわりとフライが着水する。
「・・・出た!」
軽く手首を返してアワセると、ロッドを通してヤマメの感触が・・・o(^-^)o
サビも抜けていて、綺麗なヤマメだ。
今シーズンもよろしくね。
(って、魚にとってはいい迷惑なんだろうけど・・・)(^o^;
綺麗なヤマメ。





春先は、水温の安定した川で・・・って事を再確認した釣りだった。
単に、我慢が足りないだけっていう声も聞こえてきそうだけど・・・(^_^;


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