しんちゃんと、お友達のiさんが釣りに行くって言うので、 ご一緒させていただきました。o(^-^)o

予定ではiさんの案内で滋賀県に行くって事だったのだが、少し前の雨で川相が 変わってしまったらしいとのことで、急遽奈良県に変更になった。
どちらにしても行ったことのない川だし、ワクワクするぞ。(^o^)b



家を出たのは1:00am頃。
高速を降りたらコンビニによるつもりだったが、「もう少し先で・・・」って言っているうちに 山道に突入。
結局おにぎり一つ買えないまま、3時過ぎに現地到着。(^_^;
・・・と言っても、3人とも初めての川なので、 とにかく明るくなるまで車の中で仮眠をとることにした。

ここは新宮川の上流域で天川と呼ばれるあたり。
明るくなるのが楽しみ♪・・・って思っていたら、車を止めてから23秒後に聞こえだした iさんのイビキで眠れなくなってしまった。
それでも、明るくなり始めた頃、ほんの少しウトウトしたらしく、しんちゃんが言うには 「イビキの二重奏で一睡も出来なかった」そうな。(^_^;



朝起きて、入川場所を探す。
あっちこっち車を走らせたけど、本流筋は減水で釣りになりそうにない。
その上、車の燃料が残り少ない。
それで、とりあえずちっちゃな支流で遊んでみることにした。
iさんは「ルアーのほうが得意だから・・・」と今回はルアーでの参戦。
写真の通り、細い流れなのだが、結構離れた小さなスポットに的確にルアーを キャストする腕はさすが。
ただ、ちっちゃな魚しかいないらしく、フックアップできない。
結局、この川では10cm足らずのアマゴが僕のフライをくわえただけだった。
iさんはルアーで参戦
小一時間釣り登ったところでiさんのロッドにトラブル発生。
いったん車に戻るというので、しんちゃんと本流を釣ってみることにした。

本流でも小さなアマゴが顔を見せてくれる。
20分ほど釣り登ったとき、川岸のスピーカーからサイレンの音が・・・
「ただいまから発電を開始します。川の水が増えますので、川にいる方、 これから川に行く方はご注意下さい」

思わず顔を見合わせるしんちゃんと僕。
大急ぎで車に戻ったのは言うまでもない。(^o^;



車に燃料を入れて、次の川を探して走り出す。
この時点で時間は9時半頃。
「どこに行きますかねー」
「それよりも、腹、減りませんか?」
ところが、このあたりってコンビニがない。
「観光地なら、何かあるかもしれませんよ」って事で谷瀬の吊り橋へ。
親子どんぶりを食べながら、作戦会議。
あまり南下すると帰るのが大変だろうって事で、少し戻った川原樋川に入ってみることになった。
谷瀬の吊り橋



まずは川原樋川の支流に入ってみる。
ここも細い流れだ。
丁寧なキャストを繰り返すiさん

結局この支流ではしんちゃんがアマゴを一つ釣っただけ・・・

小さなアマゴだったが、体側にちりばめられた朱点が印象的o(^-^)o
朱点が美しい



川原樋川沿いの林道を、さらに上って行く。
途中、水がすっかり干上がった川原に鹿や猿の群がいた。
さすがは奈良県、自然の宝庫・・・
って、水がなかったら釣りにならないじゃん。(^_^;

それでもずんずん車を走らせていくと、川に水が「戻って」来た。(^o^)
川に降りられそうなところを探して車を止める。

「少し下流から入って追いかけます」と言うiさんが林道を 下っていくのを見送った後、しんちゃんと二人で川に降りる。
小さな魚たちに遊ばれながら遡上していくと、支流が合流しているところに出た。
右の本流は、流れがほとんど無いのに対し、左の支流は多いとは言えないまでも、 何とか釣りになりそうな水量。
もちろん、まよわずに支流へ・・・
ここでは、アベレージサイズが16〜18cmと小さめではあるものの、 綺麗なアマゴが顔を見せてくれる。
体側の朱点を写すことに気を取られて、頭が切れた写真になってしまった。
頭が・・・(^o^;

1尾だけだけれど、イワナも釣れた。
頭部に虫食い斑があるし、体側には少し色が薄いものの、着色点がある。
いつも山陰で釣っているのと同じタイプのイワナに見えるけれど、どうなんでしょ?
いつものイワナとよく似ている
それにしても、結構時間が経つのにiさんが追いついてこない。
「いっぺん戻ろか」って事になり、川岸をよじ登る。

車まで戻ってみると、iさんが道路にへたり込んで、 バンパーに持たれるようにして寝ていた。(^_^;
「六つぐらいチェイスはあったんだけど、上げられなかった」とのこと。
「さっきの川なら、ルアーも振れるし、そこそこのサイズが出ますよ」ってお薦めしてみたが、 すっかりやる気をなくしているようだった。
時間も2時をまわっているので、 「お昼ご飯にしましょう」と高野龍神スカイラインを目指す。


高野龍神スカイラインに出て、そのままスカイラインを北上する。
走りきったところにあるレストランで遅めの昼食・・・と思ったが、 さすがに観光地。
財政面と腹具合を秤に掛けて、食事抜きに決定。(^_^;
時間は3時前。
帰ってしまうには少しはやいし、川を探して走り回るには時間がない。
帰り道にいいところがあれば・・・って事で371号線を走る。
道路沿いを流れる丹生川は、渓相はいいのだが「とろん」とした流れ。
それでも、「今日、最後の川になるだろうから・・・」と川に降りてみた。

体を低くして遠間からのアプローチ。
「よっしゃ、出た!!」
しんちゃんのキャスト

・・・で、出たのはこんなヤツ。(^o^;
がんばったのになぁ、しんちゃん!!
カワムツ
こんどは僕が・・・
ゆっくりした流れはパスして、瀬頭の速い流れにキャスト。

しんちゃんの悔しそうな顔ったら・・・
この川にもアマゴが・・・




初めての川に行くなら、それ相応の下調べをしておけばよかった。
ダムの取水状況や川の規模、食料の調達等、行き当たりばったりでは 100%楽しめないものね。(^o^)b


戻る