前回、しんちゃん達と行った鳥取県東部の川へ釣りに行ってきました。
今回は久しぶりの独行です。

「えー??本気なん???」
ビリヤードから帰る車の中で、しんちゃんが驚きの声を上げる。
そりゃそうだ。時間はもうすでに午前2時をまわっているし、 しんちゃんは用事で行けないんだから。

でも、僕としては、子供達が夏休みに入る前の最後の休日を、 のんびり家で過ごす気にはなれなかった。

そんなわけで、「一人で釣りに行ってくるゎ」と、再度宣言してしまった。



準備が済んで車に乗り込んだのは3時過ぎ。
経済的な理由(^o^;と、この時間なら道もすいているだろうって事で、高速を使わずにベタ道を行く。

明るくなり始めた頃降り出した雨は、7時少し前に釣り場に着いたときも降り続いていた。(^o^;
雨の中で釣るのはあまり好きじゃないし、少し眠ろう・・・
9時前に目が覚めた。
焦点の合わない目で、フロントガラスの雨粒を見つめる。
「よっしゃ、やんだぞ!」

大急ぎで釣り仕度をはじめる。
写真は、空に向かって「降らないでね」ってお願いしているところ。(^_^;
少しだけど青空も見える。



いつものように「とりあえず」選んだのはメイフライソラックス風。

それにしても蜘蛛の巣が多い。
フォルスキャストでまずポイントの上に懸かっている蜘蛛の巣を取り払い、フライを回収する。
ティペットやフライについた蜘蛛の糸を取り除き、ようやくポイントにキャストする。(^o^;

そんなこんなで、ようやくフッキングしたのは、そこそこのサイズのアマゴだった。o(^-^)o
朱点が鮮やか

雲が薄くなって、薄日が差すようになったら、魚の反応が鈍くなってきた。
遊びに来てくれるのは小さなアマゴばかり。
その上、暑いので、集中力もとぎれがち。(^_^;

どうせ釣れないのなら、色んな事を試してみよう。
ソフトハックルフライに替えてみたりニンフをチョイスしたり、ウェットパターンも試してみた。
でも、やっぱり沈めるタイプのフライは慣れていないせいもあって、 どこをどんな風に流れているのかイメージできない。
しばらくやってみたが、ドライなフライに戻すことにした。
メイフライパターンに戻すのは芸がないので、テレストリアルパターンをチョイス。
ハンピーパラシュートをティペットに結ぶ。
何となくだけど、魚の反応もいいみたいだ。
ちゃんとシルエットを見分けてるんだな・・・

んなわけで、今までの小さなアマゴとは明らかに違うトルクフルな引きを 堪能させてくれたのは22cmのアマゴだった。o(^-^)o
アマゴ22cm
川上から吹き下ろしてくる向かい風が強くなってきた。
いったんキャストを中止すればいいのに、無理矢理キャストするのでミスが増える。
変なところにフライを落としては、魚に警戒されるってことの繰り返し。(^_^;

それでも魚たちは退屈しない程度に楽しませてくれた。

写真の魚は、少し小振りだが、苦手なプールで遠間からキャストしたフライに出てくれた、 僕にとっては貴重な1尾。
ちっちゃいけど、貴重な1尾

さーて、予定していたところまで釣り上ってきたぞ。
時間は2時を少し回ったところ。
一度車に戻って飯にしよう。o(^-^)o



車への帰り道、道の上を「緑色」が動いている。
「なんやろう?」
近づいてみたら、でっかい芋虫だった。
これって、蛾になるのかな?? (^o^;
のっ、登るな!!(>_<)



車に戻っておにぎりをほおばる。
三つ目にかぶりついたあたりで猛烈な睡魔が・・・


2時間ほど寝ていたらしい。(^_^;
気が付いたら5時をまわっていた。
川を移動するほど時間はないが、このまま帰るには勿体ない。
少しだけ下流部に移動する。

いつも入らないところへ、「ちょっとだけ偵察」のつもりで入ってみた。



ポツリポツリ釣れるのは、小さなウグイたち。
このあたりには、アマゴはいないんだろうか?

おっと、おいしそうなポイントを見過ごすところだった。
体を低くして、慎重にキャストする。

「よっしゃ、出た。」o(^-^)o
グラマラスなアマゴ



今日は独行だったけど、色んな事が試せたし、勉強になることも多かった。
一人の釣りには一人の釣りなりに、楽しみ方はいろいろあるんですね。o(^-^)o


戻る