7月21日、Fishing Networkのメンバーである流星号さんに、 広島県の渓を案内していただきました。(^o^)
これが噂のピンクのカッパ
「雨が降るなんて、天気予報では言ってなかったんですがねぇ。」と、 フロントガラスをたたき続ける雨粒を見ながら流星号さんがすまなそうにつぶやく。
かえってこちらが恐縮してしまうほどだ。 なにしろ、僕は筋金入りの「雨男」なのだから。
その上、そのことについては流星号さんにお伝えしてなかった。

高校時代、ルアーロッドを手に北海道に行ったときも雨だったし、九頭竜川もそうだった。
一昨年の富山→岐阜巡りも土砂降りだったし、去年の和歌山もしっかり降られた。
遠征すると、必ず降るもんなぁ。(^_^;

釣り場についた7時頃は降っていなかったんだけれど、釣り仕度が終わった頃に降り始めた雨は、 流星号さんがアマゴを2尾、僕がイワナを1尾キャッチしたところで本降りになり、 車に退散してきたのだった。

1時間ほどウトウトして目を覚ましたら、だいぶ小降りになっていたけれど、 今度は川自体が増水してしまって入川できそうにない。
流星号さんの提案で、上流部に移動して、さらに1時間ほど様子を見る。



はいどとアマゴ

川の水も気のせいか少し落ち着いてきたように見える。
「ぼちぼちいけるんじゃないですか」と、流星号さんが上流部を見に行ってくれている間に、 車からロッドを出して川へ降りてみた。
対岸の流れの弱いところにフライをおいてみる。  おっ、出た! 22cmほどの アマゴだった。

早速車に戻って釣り仕度を始める。まだ時折雨がぱらつくので、ピンクの合羽を着込んだ。(^_^;

流星号さんと交互にポイントを釣っていく。
22〜24cmぐらいのアマゴやイワナが次々に飛び出してくる。
いつの間にか雨もやみ、川の水も透明度を取り戻した。(^O^)v
時間の経つのも忘れて釣っていたら、「ぼちぼちお昼にしましょう」と流星号さん。
「車をとってきますので、そのまま釣ってて下さい」の言葉についつい甘えてしまう。(^^ゞ



流星号さんと、テーブルにされた70(^_^;




川からあがって、バンパーをテーブル代わりにお昼ご飯。
山かけ蕎麦とおにぎりを3つ。流星号さんは、さらにビールを・・・(^o^)


「さて、行きますか・・・」o(^-^)o



この川は、所々プールがあるものの比較的小さめの流れなので、ショートレンジの釣りが主体になる。

流星号さんは#1のロッドに#2のラインをのせ、しなやかなロッドアクションを利用したキャストで 小さなスポットに的確にフライをキャストし、流れの中から魚を引き出していく。

プールを釣る流星号さん
ショートレンジの釣り



フライ=エルクヘアーカディス
流星号さんとアマゴ


「記念撮影を・・・」と、ポーズを取ってもらった。
笑顔がすてきでしょ?

流星号さんは、この日、エルクヘアーカディスをメインに使っておられた。

僕も、メイフライ→コーチマン→ラルツロイヤル→エルクヘアーカディスとフライを 換えてみたけれど、大きめのシルエットの方が反応が良かったようだ。
プールなんかのゆったりとした流れでは、メイフライにも反応があるが、 流れの中ではメイフライには反応しない。

結局、流星号さんがエルクヘアーカディスを使っておられるので、 僕はハンピーパラシュートに頑張ってもらった。



遊んでくれた渓魚たち

この川のアベレージサイズは22〜24cm!
フッキングすると、まず「グッ」という重量感がロッドに伝わる。
しばらくのやり取りのあと魚を浮かせて寄せてくるのだけれど、毎回これを味わえるので 「やめられまへんなぁ〜 (^o^)b 」の世界だ。

その上、「交代で・・・」と言いながらも、ここはと思うようなポイントは僕に打たせてくれるので、 「こんなに幸せでいいんだろうか?」と不安になるほどだった。
なんだか、1年分の魚を1日で釣ってしまったみたい・・・(^O^)v



ハンピーパラシュート
イワナ 27cm


今日の最大魚(^o^)v
これも、流星号さんに釣らせていただいたもの。

「はいどさーん」と流星号さんが呼ぶので、行ってみたら岩の陰でこいつが泳いでいた。
「投げてみて下さいよ」とおっしゃるので、お言葉に甘えて・・・(^o^)

うぅーん。しあわせ。\(^o^)/



この川では「ゴギ」が釣れると聞いていた。
帰ってから図鑑で調べると、頭部にまで白斑があるのがニッコウイワナとの違いと書いてあった。
確かに今回釣ったイワナ達の頭部には白斑がある。
この子達が「ゴギ」なんだろうか?

どなたか詳しい方、 hiddes@mxy.mesh.ne.jp まで・・・。 情報をお待ちしています。m(_ _)m


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