5月17・18日、WebSite 「渓魚の独り言」 の主催者、NOMOさんに
福島県の渓を案内していただきました。

17日早朝、僕は須賀川駅にほど近いR4沿いの交差点に立って、 田中さんを待っていた。
田中さんはWebSite 「渓魚の独り言」 で知り合った埼玉県のFFマン。
地元のNOMOさんよりも福島の渓を知っているかもしれないと言う。

しばらくしてやって来たハイエースから降り立った田中さんは、 初めてお会いする緊張で固まりかけていた僕をリラックスさせるのに十分な笑顔だった。(^o^)

「どこかでコーヒーでも飲みましょうか?」と訊ねたら、 「せっかく遠くまできたんですから、早速行きましょう」と近くの里川へ案内して下さった。

「ここですか?」とききたくなるような川。
確かに水はきれいだが、底に砂が入っている。
ところが田中さんはこの川で27cmのヤマメをかけたことがあるという。

二人で交互に釣り上る。
程なくサイズこそ小さいがきれいなヤマメが・・・o(^-^)o

この後、ぽつりぽつりと釣れるが、同じようなサイズだったので、すっかり油断していた。
水深のほとんどないチャラチャラの浅瀬で、21cmぐらいの ヤマメが僕のフライをくわえたが、バラしてしまった。(ToT)
ゆったり流れる里川
アベレージサイズのヤマメ

さて、ぼちぼちNOMOさんとの約束の時間だ。
川沿いの道を田中さんと二人で歩いていると、 向こうからNOMOさんらしい人影が・・・

「はじめまして・・・」
田中です」
「ども、はいどです」

ん?NOMOさん、表情が硬いですよ。(^_^;



「じゃ、行きますか。」o(^-^)o

途中、食料品を買い込んで、キャンプ地へと向かう。
ラーメンとおにぎりの遅めの昼食を済ませ、近くの川へ・・・
ラーメン、辛かったです。(>_<)




水温10℃


今度は3人で交互に釣り上る。

ヤマメの好みそうな流れを重点にフライをキャストするが、魚が出ない。
ところが、ミスキャストして流れの遅いところに落ちたフライに魚が出た。
バラしてしまったけれど、どうやらイワナのようだ。

イワナ狙いのキャストに切り替えたら、3連続ヒット。(^o^)v

にっこりの田中さん




時折ライズのあるプールに出た。
はいどさんどうぞ」と、お二人に勧められトライ。
が、痛恨の二連発バラし。(ToT)
その上、焦って後ろの木に引っかけてしまい、リーダーもクシャクシャ。
かわって、田中さんがトライ。
一発でしとめたのは良い型のイワナ。
うーん。さすが!\(^o^)/



至福のひととき
山葵の花
葉山葵のおひたし

気温が下がったのか魚の活性が下がってきたようだ。
テントを張るために、早めにキャンプ場へ戻る。
(お手伝いもせずに遊んでましたm(_ _)m )

今夜のメニューはバーベキュー。(^o^)b

そうそう、釣りの合間にNOMOさんが「山葵」を教えて下さった。
数本採ってきておひたしを作って下さったのだが、これがまた絶品。
ピリカラで、大人の味!!。\(^o^)/

あと、馬刺っていうのを初めて食べた。
舌触りはモチモチしているのに歯触りはザックリ。
おいしかったです〜o(^-^)o



ちっちゃなヤマメが遊んでくれた
翌朝・・・
4:30、田中さんの気配で目が覚める。
「おはようございます」
「寒かったですね〜」
僕もゴソゴソ起き出してコーヒーを淹れ、朝食の準備。
今日も釣るぞ。o(^-^)o

田中さんの提案で、朝の気温の低い間は里川で釣りをする事になった。
6時過ぎ、テントをたたんで出発。

だが、この川は先行者(地元のおじさん)がいたためか、釣れるのは8cmクラスのヤマメばかり。
9時過ぎに切り上げて、昨日の川に戻ることにする。


カメラを向けたら、きっちりイワナを引き出してくれた

「時間がもったいないので、昼飯は川で摂りましょう」とベストの背中のポケットに パンと水を押し込んで、昨日釣り終わったあたりから入渓する。

NOMOさんはホールのきいたナローなループで、 ポイントを丁寧に釣っていく。
邪魔をしないようにと少し離れたところからカメラを向けたら、 きっちりとイワナを引き出してくれた。


テンポよく釣り上っていく田中さん
アベレージサイズのイワナ

田中さんは「ここ」と思うところにスパッとフライをキャストし、 テンポよく釣り上っていく。

気がつくと見えなくなっていることもしばしばだったが、おいしそうなポイント になると僕が追いつくのを待っていて「はいどさんどうぞ」と替わってくれる。

おかげさまで、とってもわがままな釣りをさせていただいた。\(^o^)/



僕等を楽しませてくれた渓魚たち
イワナ25cm
この川では唯一のヤマメ
NOMOさんの釣った良型イワナ




福島遠征ではクレージーライズっていうのには出会えなかったけれど、 NOMOさん、田中さんのおかげでとても楽しい釣りが出来ました。
須賀川駅まで送っていただく車の中から見た福島の山並みは、とても優しい表情で、 「また遊びにおいで」って言ってくれているような気がしました。o(^-^)o


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