仕事中、いきなり5年前の自分を思い出した。
1994年8月上旬・・・まさしく5年前の私は、東京にいた。
その年7月1日付けで、会社からいきなり東京へ転勤を命ぜられ、しかも営業職(私は本来技術職)として東京へ転勤した。
初めての一人暮らし&東京での生活&営業職は、不安はあったもののいざ始めてみるとそれはパラダイスと言っても良かった。
週に一度以上のペースで友人・知人が訪れてくれ、秋葉原や夏・冬のコミケには便利だったし・・・(^^;
仕事はというと、図面管理のソフトの飛び込み営業をしていた。
あくせく働くことの嫌いなHIDEは、わざと誰も(競合他社も)行かないような交通の便の悪いお客様ばかりを狙って、訪問件数の少ないのは交通の不便さのせいにして、ちょっとでも遅くなれば直帰して酒を飲んで・・・
営業成績といえば大幅な予算未達ではあったけれど、図面管理ソフトを当時の部署で誰も為し得なかった「一部上場企業への納入」に成功したのは私にとっては大金星だった。(その他に図面管理とは無関係なパソコンを数台売った)
そして、当時の課長からは「お前は、サボってる割には何か効率が良いんだよなぁ」と言われた。
ははははは、さすがに課長、私がサボっていることはお見通しだった訳だ。
逆に言うと、サボっている割には一部上場企業を射止めた功績を、それなりに評価してくれたのかもしれない。
これが5年前の記憶。
さて、5年後の私は今現在の私自身を振り返ってみて、どう評価を下すのだろうか?