携帯電話のマナー

昨日バスに乗った時の話。

バスの中で誰かの携帯電話の呼び出し音が鳴り響いた。
しかし、持ち主は一向に電話に出ようとせず、鳴りっぱなしにしている。いい加減うるさい。
一旦鳴りやみ、しばらくしてまた鳴り出した。それでもその持ち主は出ようとしない。

そのバスの中には「車内では携帯電話のご利用はご遠慮願います」と注意書きがあった。
だから電話に出なかったのだろう(と思う)。

しかし、その注意書きは「騒音などで他の乗客の迷惑にならないようにする為」という主旨が根底にあるはずなのだが、その人は文章の表面上の事だけしか頭にないらしい。

確かに、この人は注意書きを守ってはいるだろう。少なくとも表面上は。
でも、本来の主旨を考えれば違う行動をとるべきだろ?
電話が鳴ったらすぐさま電源を切るか、あるいは小声で「あとでかけ直す」と言えば迷惑は最小限で済むのに。

私は決して「賢い」わけでもなく「成績優秀」と言うこともないバカな人間だが、それでも「自分で考える」事は知っている。
この携帯電話の持ち主が仮にどんなに「賢く」て「成績優秀」だったとしても、「何も考えていない」のではバカにも劣るというものではないか。

私のようなバカでも、何か考えればそれは「ゼロ」じゃぁない。
普通の人が10まで考えつく事でも、私は1か2までの事しか考えつかないかも知れない。
でも、何も考えていなければそれは「ゼロ」なのだ。

私はこの手の人間が嫌いだ。