高齢化

この夏(1999年)、コミケに行ってふと思った。
だいぶ若い世代が入ってきているなぁと。
それと同時に、十数年コミケに参加している私はずいぶん歳を取ってしまったなぁとも思った。

コミケ参加者の平均年齢は今も昔も大差ないかもしれないけれど、新しい世代が入ってくるのと同時に、抜け出せない古い世代も確実に歳を取りながら参加しているのが事実。
年齢層がより一層広がってきているって事だね。
って事は何かな? 数十年後には体の自由を失った老人までコミケに参加するって事かな?

例えば会場では・・・

    車椅子ごとテントを張って徹夜する老人。
    スタッフが注意しても「わしゃコミケカタログの小さな文字なんぞ見えんわいっ!」って開き直って、そんでもって翌朝・・・
    夏は暑さでひからびて遺体で発見され、冬は凍死状態で発見されたりして・・・(笑)

    車椅子で走り回る老人。   
    スタッフの「走らないで下さい」の声を無視して「走ってないもーん」とか言って高速で駆け抜けていく車椅子の老人・・・
    電動モーターはガソリンエンジンに換装されていて、時速50Km/hは出たりしてね。
    そして会場内は車椅子のジムカーナ状態。転倒や激突によって死者も出たりして・・・(笑)

例えばジャンル分けでは・・・

    出版社も老人向け週刊誌が発行されていて、そのジャンルまで形成されて・・・
    少年ジャ○プ→ヤングジャ○プ→ビジネスジャ○プって対象年齢が上がってきて、ついには老人ホームジャ○プが創刊。
    内容は老人ホームでのラブコメが中心だったりしてね。
    そして美老女キャラが人気を博しTVアニメ化され、美老女戦士ロージーンムーンが大ブレイク。
    恋愛シミュレーションゲーム分野では「フルムーングラフィティ」「敬老パスメモリアル」が大ヒットし、会場は大混雑。

なんちゃってね。