猫に小判

私は、基本的にどんなお酒でもガバガバと飲んでしまう。
アルコール度の高いお酒はそうでもないけど、ワインや日本酒程度のアルコール度なら、まるでビールを飲むようにゴクッゴクッと飲む。

私は元来ビール党なので、喉ごしで飲むタイプなのだ。
だから、味わいの豊かなヱビスよりも、喉ごしの良いスーパードライを好んで飲む。
(この事には反論もあるのでしょうけれど、話を解りやすく単純化するために、あえてこう書きました)
そして、日本酒は基本的に冷酒が好きだし、ワインも圧倒的に白を好む。

要するに、ゴクッゴクッと喉を鳴らして飲むのが好きな訳なんだ。
あ、今こうして書いていて、初めて納得した部分もあるぞっ。イェーイ!(何のこっちゃ)

ビールは、単位量当たりの値段が安いからいいけど、ワインや日本酒はそうもいかない。
ワインは安いヤツでもまだいい。いわゆるテーブルワインと分類されるクラスのワインでも。
白ワインならちゃんと冷やせば何とか飲める。(赤ワインはある程度高級じゃないと全く話にならないケド)

でも、日本酒は一升瓶で換算して最低でも2千円以上のクラスでないとダメ。
ちなみに今、これを書きながら飲んでいるのは山廃吟醸天狗舞。一升瓶の半分以下の720mlで3千円もするお酒だ。

これを贅沢にも、まるでビールを飲むようにゴクッゴクッと飲むからたまらない。
えっ、何がたまらないって? そりゃ私の財布にお金が貯まらない事ですよ。
でも、外の店に飲みに行くことを考えりゃ安いもんだな。

私にとって高級酒は猫に小判なのかもしれないけれど、不幸にして(?)安酒は飲めない。(安酒はマジで体調を崩すから)
贅沢とは思いつつ、猫に小判とも自覚しながら、今もこうしてコップ片手に(ってのは比喩ですけれど)酔っ払いながらこのサイトのコンテンツ作ってます(酔っ払ってるのは事実)。

日本って、平和だなぁ(笑)


解説するのもバカバカしいけど、平和ってのはもちろん皮肉を込めて言ってます。
疲弊した経済、国自体が(というより政府が)どうしようもないくらいの赤字体質。
ますます進む高齢化・少子化。
米国には差を広げられ、第三国には追いつき追い越されてつつある現状。
教育現場や家庭の崩壊。
どれもこれも、一朝一夕には解決出来ないことばかり。

当事国には失礼な言い方ながら、発展途上国でも最後から数えた方が早い方の国であれば大問題となるような事であっても、日本の国力をもってすれば大抵の事は一瞬にして片付くと思っています。
世界第二位という経済力と、一億の人口をもってすれば、確かにそうかもしれません。
でも、それだけの国力をもってしても、一朝一夕に解決出来ない問題が山積しているのが今の日本の現状なのです。

問題を抱えていない国は無いと言っても良いと思います。
でも、問題の捉え方や危機感を誤れば、せっかくの国力も潜在的なままで終わってしまうのです。

確かに、日本に住んでいる限りはある意味で平和でしょう。
徴兵制も無いし、内戦に巻き込まれることも無いし、国内から発生する難民や餓死者はゼロ(あえてゼロと言います)ですしね。

でも、そんな表面的な平和に甘えているだけで良いのでしょうか?
だからといって、私は何も戦争をしろとか徴兵制を復活させようとか言っている訳ではありません。
たとえ表面的な平和であっても、それをまず維持し、表面的なところからやがて根の深く広い部分まで平和を築いてしまえば良いのです。

また、そのためには、優れた政治手腕や外交手腕などを発揮するべき人が必要です。
我々普通の民間人が直接政治に参加するのはそんな暇も無いし無理だけど、だから、間接的に選挙を通じて政治に参加し、その方面に(それだけじゃないけど)優れた人を選んでいるのです。

ここで私から改めてお願いします。(何回か似たようなことは既に書いていますけどね)
どうか、政治に無関心でいることだけはやめてください。

ちゃんと自分の主義・主張のもとに関心を持っているのなら、たとえ私と反対意見であっても、私の支持する政党以外を支持しても、一向にかまいません。(というか、強制する事はできませんしね)
政治に無関心でいることより、その方が何倍も・・・いや、比べようもなく素晴らしいことですから。