学校で習うローマ字と、キーボードで入力するローマ字とでは、私の場合綴りが違う。
キーボード初心者の頃は、それこそ学校で習った通りに入力していたんだけど、結構まだるっこしい。
かと言って、カナ入力にしようとは思わなかった。
初心者当時の私はプログラマを目指していたから、キー入力として英数字が多く、その為カナ入力はかえって不便だった。
それに、ポケコンでキー配列を覚えた私は、運指(指使いの事)に右手人差し指を多用する癖があったことも一因だ。
(この癖はパソコン暦十数年の今でも抜けない)
たとえば、「ち」を入力するのに、「chi」と入力する人をよく見掛ける。
私も最初はそうだった。でも、「ti」でいいのだ。3文字入力ではなく2文字入力で済むから。
「ちゃ」を入力するのも、「cha」だと左手人差し指で「c」、右手人差し指で「h」、左手人差し指で「a」を入力しなければならない。
ところが、「tya」と入力すると、右手人差し指で「t」、そして隣のキーを右手中指で「y」、左手人差し指で「a」をタイミングよく押せる。
何より、「t」を右手人差し指で押すと、労せずそのまま右手中指で「y」が押せるのが良い。
私は、時には「t」の左隣の「r」でさえ右手人差し指で押す。
たとえば、「ら」を入力する時、「r」を右手人差し指、「a」を左手人差し指で押す。
面白いことに、「る」だと「r」は左手人差し指、「u」は右手人差し指で押すんだけどね。
面白いついでにもう一つ。「は」行はたいてい最初の子音に「h」を使うけど、「ふ」だけは「f」を使う。
キーボード練習ソフトに載っているような運指とは結構違うから、きちんとした運指の人から見れば、結構おかしく見えるかもしれない。
確かに私もおかしいとは思う。
でも、今更矯正するつもりもさらさら無いし、これでいいや(笑)