トラウマ?8

「自信と誇り」「誠実」
これは、私の人生のテーマでもあります。

もちろん、私だって普通の人間ですから、多くの欠点・短所も存在します。
「欠点が多いくせに何を偉そうに」と思われるかもしれませんが、私が言いたいのは、長所もあり、短所もある人間が、どう生きていくか?なのです。

少年時代、心に大きな傷を受けながらも、また同時に数多くの短所を抱えつつも、私は自信と誇りを持って誠実に生きてきました。
ある意味で、そう生きることによって、心の傷を乗り越えたのです。

こんな、何の取り柄もない私ですら乗り越えることが出来たのですから、私以外の多くの人が乗り越えられないはずはありません。
今現在、グレたり不良(笑)になっている人たちの中には、本質的に私なんかよりも優れたものを持っている人も多いと思います。

それを有効に活用せず、ただ腐っているだけというのは、何とももったいなく、且つ、情けない話だと思うのです。
子供の頃は、グレてるとか不良とかの範疇で済むかもしれませんが、そのまま大人になったらどうするつもりなのでしょうか?

だから、私はこのトラウマ?シリーズを通じて訴えかけたいのです。

誠実に生きる事は、表面的には多少損をすることはあるにしても、そんな些細な事は気にならないくらいのメリットがあるということを。
多少のマイナスを、笑って余裕を持って受け入れることが出来るなら、やがてそれは大きなプラスとなって帰ってくるのだと言うことを。
余裕を持つには、どんな些細なことでも良いから、まず、自分に自信と誇りを築けば良いのだと言うことを。

<このシリーズは、これで終わりです>

以下、あとがきです。

とりあえず、終わりました。
やっぱり、後半を一から書き直しても、言いたいことの半分も伝えられなかったような気がします。
でも、残念ながらこれが私の能力なのです。

これを機会に、もっともっと文章構成能力や表現力、語彙力を身につけたいと思います。
それなりの教育機関などで習う方法もあるのでしょうけれど、社会人としてはそれもままなりません。

そこで、当面は自己流の勉強にはなってしまいますが、小説を書こうかと思います。
いきなり大上段に構えた小説ではなく、まずはとっつきやすいアニメや漫画などのキャラクターを用いた外伝などを手がけてみたいと思います。

そして、ある程度力が付いたらオリジナル小説などにも挑戦していき、やがていつかは今回のトラウマ?シリーズのような、自分が強く主張したいことを広くみなさんに訴えかけるようなものにも取り組んでいき、少しでもみなさんのお役に立つことが出来たらいいなと思います。

それと、前にも書きましたが、これはノンフィクションの実話ではありますが、私は自分の中の誠実な点などを誇示したり自慢したりしている訳ではありませんので、くれぐれも誤解の無きよう願います。