役立たずの予知夢

いくら未来の事がわかっても、残念ながらそれが全て役に立つ訳ではない。
先日、私が見た予知夢はまさにその典型だった。

私は普段から眠りが浅く、睡眠中でも周囲の音はたいてい聞こえている状態だ。
その日は就寝前に飲んだジュースの缶を側においたまま眠ってしまったのだが、

眠っているとき、ふとなぜか缶が倒れる予感(?)がした。
そして、ほんの1〜2秒後に缶は倒れた。

不安定なところに置いていて何らかの原因により倒れたのだろうけど、事前に倒れる
ことがわかったところで、まさしく「それがどうした?」というものだ。(笑)

幸い、缶は飲み干していた状態だったので何の実害もなかったが。

仮に予知夢を見ることが出来たとして、それが「いつ」「どこで」「どのように」起きて、
「その結果がどうなるのか」までわからないことには、大して意味がないと思う。

それが明確にわからないことには、予知夢を見たその時は、それ自体が予知夢である
ことがわからないのだから。