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今後

現時点で明らかになっていることは

0系新幹線が1999年9月18日をもって運転終了

1999年10月2日のダイヤ改正で山陽新幹線直通「のぞみ」は「700系」と「500系」の交互運転となる。

品川新駅(仮称)が2003年頃開業

以上より予測されますことは、

10/2ダイヤ改正後は

こだまは100系に統一

博多ひかりの300系化がますます進む

品川新駅開業後は

運転本数が最大11本から15本(毎時)へ

 簡単に解説しますと、700系が増備されるとのぞみで使っていた300系が余るので、それを100系のひかりと置き換える。すると、今度は100系が余るのでそれを0系のこだまと置き換える。(まるで、お下がりみたい。のぞみが長男、ひかりが次男、こだまが三男。最近の若い人はお下がりを知らないか?少子化社会かつ裕福な世の中になったものだ。) 冗談はさておき、0系がすべて淘汰されてしまうので、こだまがオール100系になるわけだ。
 次に品川新駅を造っている理由について簡単に説明します。現在の東京駅の構造では1時間当たり最大で11本の列車しか発着できない。臨時列車を含めると1時間あたり11本の列車が設定されているのでこれ以上の増発ができないのである。品川に駅を造れば4本の折り返し列車を設定できるので、最大15本/時間の列車が運転できます。つまり、品川新駅の建設は東海道新幹線の輸送力増強のためです。リニア新幹線なんて何時出来るかわからないし、今の東海道新幹線はパンク寸前だから。

近未来の展望

 まずは未確認情報から

100系X編成は引退間近。ここ1,2年の間に淘汰される。

700系の増備はしばらく続く。

 100系X編成とは2階建て新幹線初期の車両で食堂車付き、現在はもっぱらこだま専用で運転されている列車です。(食堂車は非営業) 製造後13年以上たっているし、十分走り込んだし、700系の増備で不要となり引退していくのも仕方ないのかも知れないが、一抹の寂しさを憶える。山陽新幹線のこだまになんとか転用できないものか。(山陽新幹線では彼らよりも古い列車が未だ現役で働いているのに・・・。0系の大窓車も健在。←マニアにはたまりませんなぁ。ハハハ。しかし、転用は会社が違うから無理な話か。)
 1999/10/2 のダイヤ改正では100系X編成は定期運用から離脱して、保留車扱いになったようです。つまり、事故・災害などにより列車の絶対数が足らなくなった時以外は運転されることはないと言うことです。さらに、X5編成は廃車回送されたようです。
 700系が増えると100系ひかりの300系化が促進される。こだまは車齢の若い100系で置き換えて、老朽化している100系を順次廃車していくという図式が成立する。これにより、2000年度中には、

こだまは100系(一部300系)

ひかりは300系(一部はグランドひかり100N系)

のぞみは700系もしくは500系
(新大阪止まりは700系)

のようになることが予想されます。もしかすると、グランドひかりも消えてしまうかもしれませんね。(たとえば、6両か8両にして山陽新幹線のこだまにするとか。これだけはやめてくれと思う。はっきり言って気持ち悪い。やっぱり、名前通り最後までひかりとして運用してもらいたい。個人的希望として。)
 上記のような車両運用になったならば、東海道新幹線のダイヤはどうなるんでしょうね。私の想像では、

こだまのスピードアップ

ひかりの最高速度引き上げ(その分停車駅を増やす)

のぞみの増発(30分もしくは20分間隔にする。)

といったところでしょうか。こだまは100系だけになるので、100系の性能にあわせてダイヤを組み直す必要に迫られるでしょう。ひかりについては、浜松+1, 2駅停車の列車が設定されるのではないかと思う。また、のぞみがいくら速いと言っても1時間に1本じゃ(厳密に言えば2本だが、続行運転なので実質1本と言える。) 使用しにくい。(料金が高いという理由もあるが。) また、のぞみに乗り遅れたときはひかりに乗った方がはるかに速く着くので、のぞみの速達化の意味が半減する。ゆえに、のぞみの真の速達化を図るにはせめて30分間隔にしないといけないのではなかろうか。しかし、のぞみの本数を増やせば、ひかりの本数減・のぞみを待避する列車が増える事が確実なので利用客からクレームが出るのは避けられない。これを避けるには、

の新設などが必要であると思う。ただし、殿様商売しているJR東海がここまでするとはとても思えない。航空機の利用客が激増、新幹線の乗客が激減でもしないとテコでも動かんだろう。



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