「外に出ないネットワーク番号」というものは存在しない。 ルータなどのハードウェアで遮断する必要がある。
外部にパケットを出さないのが前提で、「無届けで使用してもよいネットワーク番号」として、以下のプライベートアドレスは使用しても構わない。
Class A 10.0.0.0 - 10.255.255.255 Class B 172.16.0.0 - 172.31.255.255 Class C 192.168.0.0 - 192.168.255.255
これらは、JPNIC に許可を得る必要はない。又、外には絶対に出してはならない。
LAN ボードの場合
LAN ボードの価格差はボードの構成と、メーカがかけた開発費で決まる。例えば、PCI バスのものの場合、複雑な制御ロジックがボードにも必要となる為、ロジックが簡単な ISA のものより高価になる。
性能的には、10base-* なら安価なボードでも十分である。3000円のボードと 30000円のボードで性能が 10倍違う事はなく、運用上は差は無いはずである。
その他に差があるとすれば、製品の安定度や、最新版のドライバを ftp やパソコン通信などの手段で提供しているか否かもある。
HUBの場合
LAN ボードと異なり、価格差が性能差、転送速度の差になることが多い。
安価な HUB (10BaseT用) などは、パケットの制御を自分ではしないが、高額なスイッチング HUB 等はネットワークの性能をできるだけ高くするように Ethernet フレームのスイッチングを行なうことができる。
また、高価な HUBは通常 SNMPのエージェント機能を持っており (インテリジェントHUB)、SNMP マネージャからの監視が可能になる。 (SNMP 機能を持たないものはダム HUBともいう)
携帯電話から PHS にかける場合、基地局からゲートウェイを通って接続されるが、これにつながっている回線があまり多くないようである。
例えば、DoCoMo の場合、PHSに接続する為の回線は、NTT の加入者電話に接続する回線とは別になっている。従って、DoCoMo -> PHS のゲートウェイが混雑していれば、話中となる可能性が高い。
NTT DoCoMo の mova に代表されるようなデジタル携帯電話の規格 (ARIB STD-27) では、電波伝播に応じた送信出力制御が必須とされている。即ち、動的に送信電力が変化するわけである。ちなみに Digital mova シリーズの場合平均出力は 800mW で、最大で 3W 程度出ることもある。
PHS の移動機 (PS) は施行・第 6 条及び設備規則・第 49 条の 8 の 3 で出力 10mW (+20%, -50%) と規定されている。尚、この 10mW は平均送信電力で、ピーク時は 80mW (+20%, -50%) である。ちなみに基地局 (CS) は最大 500mW 以下と規定されており、これ以外に一般におかれているのが 20mW で、ピーク時 160mW 程度である。
移動機 (PS) が基地局 (CS) の制御チャネルの電波を受信している (待ち受け) 時には、着信呼出信号のみを受信するので、PS が受信を行うために回路を生かしている時間はおおよそ次の通り。
0.625ms/1.2s
この 0.625ms は 1 受信スロットの長さ、1.2 秒は待ち受け周期である。これ以外の時間は回路は Sleep 状態となる。
PS が CS の制御チャネルの電波を受信していない (圏外) 時は、PS は CS の電波の時間的な位置を探しに行くため、PS が受信を行うために回路を生かしている時間は次のようになる。
PS の CS 検索時間/PS の圏外復帰タイマ
この PS の CS 検索時間はメーカによって異なるが、CS の制御チャネル送出周期は公衆では 100ms であるため、それ以上の時間をとることが必要になる。又、PS の圏外復帰タイマもメーカによって異なるが、通常は十秒〜数十秒の範囲である。
よって、PS の CS 検索時間=100ms、PS の圏外復帰タイマ=30s として計算しても後者の方が 6 倍以上回路を生かしている時間の割合が高くなるので、電池が早く減ってしまう。
IEEE 802.3 uの規格によると,「端末〜端末間の最大距離は 205m、HUBは 2 台まで」となっている。従って、
PC --- リピータ HUB --- リピータ HUB --- PC
といった接続をする場合、それぞれの PC 〜 リピータ HUB 間を 100m とするとリピータ HUB 間は 5m まで、リピータ HUB 間を 100m とすると RepHUB 〜 PC 間は 5m といった長さ制限がつく。
ただし、100Base-TX ではなく 100Base-FX (光ファイバケーブル) で接続すれば、条件によっては 2Km まで可能。その場合、マルチモードで全二重接続する必要がある。
100Base-TX <-> 100Base-FX の変換ブリッジなどもある。
方法例)
サーバ側に Free UNIX の類を入れれば、ソフト代がかからない上、CD-ROM などで入手した場合は最初からその手のソフトが全て付いてくるので、非常に安上がりである。
企画書など書く際に、通常用いられる導入メリットのうたい文句。
など。一方、問題点は、
管理コストの増大。人数に比例してサポートが大変。ウィルス、クラッシュ、インストール…
まず、ボトルネックの原因を見極める必要がある。LAN アナライザで確認することが一番ベターであるが、NT にネットワークモニタエージェントを追加し、パフォーマンスモニタで多少は確認することも出来る。
遅くなる原因は様々だが、
例えば、TCP/IP と NetBEUI が共存している場合、軽い NetBEUI にネットワークの帯域がとられてしまい TCP/IP 側が遅くなる現象がある。Windows NT や Windows 95 で NetBEUI を使用してサーバーに共有しているディスクとクライアント間でファイルの複写などを大量に行うと、他のサーバーとクライアント間の TCP/IP による通信が何処かに隠れてしまう。NetBEUI は隙間なくデータを流し続けるプロトコルなので、TCP/IP との共存は避けた方がよい。
また、ネットワークのトラフィックが多くてコリジョンが多発しているのならば、スイッチングハブ等の機器を使用した方が良い。ただし、ブロードキャストが多いと効果が少ないので、NetBEUI は外した方が良いだろう。
また、デフォルトのプロトコルが食い違っていると、失敗した分のトラフィックも流れ、余計な処理で遅くなる。
また、NIC の通信方法が「全二重」か「半二重」によって、通信速度にかなり差が出るケースがある。全二重通信をおこなうためには、NIC-NIC の直結ないしは、全二重をサポートしたスイッチが必要で、通常の HUB ではできない。「全二重」に対応していない HUB に対して、NIC 側が「全二重」の設定で接続すると、転送速度がかなり遅くなる。
等など。
電波が到達する時間は、大雑把に計算すると、電波の速度を約 3.0e+8 m/s として、100 m 進むのに要する時間は約 3.3e-7 s なので、約 330 ns (ナノ秒) といったところ。ただし、衛星からの電波を正しく受けている時は、この時間になるが、電波を受けられない時は、段々と時間がブレていく。
むしろ、電波を受けてから信号処理して連立方程式を解いてシリアルでコンピュータに通知して、という間に生じる誤差の方が大きいといえる。普及品 GPS(SONY IPS-5000 : 自動車等に使うものと同)は、1/100秒以下とされている。
10ms 程度の精度であれば普通に使うには十分であろう。
非同期の TA を接続する場合はそこになる。CONSOLE も使用可能。
ただし AUX は 38.4k までしか出ない為、もっと高速が必要なら別売りの Async serial module(数十〜百万円ぐらい)を使う必要がある。
原則的にハードウェアの購入先からしか買えない。IP45... の場合は NEC または NEC の指定するディーラだけであろう。
4000 シリーズの場合ソフトウェアの機能で大きく分けて IP, Desktop, Enterprise と 3つある。IP のみの場合でも、20〜50万円ぐらいはすると思われる。
TA をふたつ用意しておいて、それぞれ B チャネルを使って独立に接続することは可能。ISDN はバス配線なので、基本的に複数の TA をぶら下げるのは、全く問題ない。
プロバイダ側で一つのアカウントを複数同時に接続可能であれば、1本の ISDN 回線を二つの TA - PC に接続して、二台同時にログインすることができる。
また、2 ポート同時使用可能な TA として、Zyxel の Omni TA-128と言う機種もある。
確かに運ともいえるが、そうでもない場合もある。
例えば、薄型・小型の HUB に使われている電源は 5〜7 年程度の寿命しか考えていないフシがある。life time warranty を唄う NetGear の HUB は電源部に限って内蔵型で 5 年、AC アダプタタイプで 3 年のみの保証とカタログにある。
ただ、頑丈な HUB は確かに頑丈なので、「めったに壊れる物ではない」と思われても不思議ではない。大抵、HUB としての機能が弱いので捨てたいような奴に限っていつまでも元気に動いていたりする。
HUB が壊れる症状としては、
などがある。
10Base2 の 2 は「およそ200m」の意味だったりする。185m までは可能。
それ以上の長さにするのであれば、10Base2 か 10Base5 を幹線にして、Hub から 10BaseT にした方がよい。例えば、単純に
端末 --(10BASE-T 50m)-- HUB ==(10BASE-2 150m)== HUB --(10BASE-T 50m)-- 端末
と繋げは、250m 満たせる。
ケーブルをつぶしていたり、強く曲げた結果、ケーブル内でクロストークが起こることがある。また、トランシーバーが古くなって、特性劣化で、そうなることも有るし、HUB によっては (電源にもよるが)、1,2 ポート空いていると調子が良いが、全ポートに接続すると調子が悪くなるような奴もある。
そういう意味では、HUB 等の電源が、たこ足配線で電圧が満足にかからないと、危ないかもしれない。
実際あった例としては、
など。
意味はない。
OCN エコノミーはプロバイダまでの回線上の伝送速度は保証されていない。回線速度は 128Kbps だが、加入者収容局から OCN 幹線までも 128k でそれを数人でシェアしているため、一加入者あたりの計算上の帯域は 128k ではない (混んでる時は使えない場合も有り得る)。これが OCN エコノミーが割安になる理由である。
一方、OCN スタンダードと OCN エンタープライズに関してはプロバイダまでの回線上の伝送速度としてそれぞれ 1.5Mbps、6Mbps の伝送速度が保証されている。
ただし、これはあくまでもプロバイダまでの回線上の伝送速度であり、そこから先の部分に関しては保証できるわけではない。なぜなら、インターネットでの通信速度は相手までの経路上で一番遅い伝送路の伝送速度と等しくなるからである。また、ファイアウォール等を使用するのであれば、当然そのファイアウォールの処理能力以上の通信はできない。
インターネット接続の場合、他にも様々な考慮すべき要素があり、メリットとデメリットのバランスを考えた上で商品選択をする必要がある。その使用状況により、OCN エコノミーが良い場合もあれば、OCN スタンダードや OCN エンタープライズが良い場合もある。単純に専用線接続の考え方を、インターネット接続に適用することは出来ない。