パソコンソフトの良い所と悪い所
2001.11.04更新
携快電話5
携帯電話編集ソフトでは名の通ったソフトですが、各携帯電話メーカーの機種展開が早い為、機能の更新が大変と思いますが、未対応機能も改善されない物も多くあり、万能とは言えないようです。
私はドコモの「D210i」を使用していますが、メモリー編集等は出来るのですが、着メロ編集が未対応のままで、次のバージョン「6」にアップするようです。
勿論パッケージにはD210iの着メロ編集は不可となっていますが、他メーカーの編集ソフトには着メロ編集が可能の物もあり、無料のアップデートで可能にする事が、メーカーの姿勢ではないか! と、思います。
有料のバージョンアップとは、ユーザーにとって、バージョンが上がるにつれてソフトの機能が追加になり、便利になる事は良い事と思います。しかし、携帯電話の各機種の機能が変更又は追加された物については、いつまでも責任を持って同バージョンの無料アップデートで対応するべきと私は考えます。
この点が、ソフトメーカーである SOURCENEXT「ソースネクスト」を含めた編集ツールの弱点だと痛感しました。
携帯電伝
このソフトは「アイフォー I4」が発売している携帯電話の編集ソフトで、使いやすさは良いのだが、三菱電機製のDシリーズに使われている「パーソナルメモリー」の編集が出来ないのが残念だ。
パーソナルメモリーとは、登録番号に対して特定のアイコンを携帯電話のディスプレーに表示する機能だが、携帯電話から「携帯電伝」を使用してパソコンにデーターを取り込み後、そのデーターを携帯電話に戻すと、パーソナル情報が消えてしまう。
これでは、編集にならないのだ。
この事は、メーカー側で確認されていて、対策を講じる予定となっているが、約1年経過する現在も未対策と云う残念な結果だ。
ホームページ上のQ&Aでは、
Q.メモリダイアルのパーソナルメモはどうなるのですか?
A.現在は、消えてしまいます。
その他に消えてしまうものとして、絵文字や音声データ(スケジュールや呼び出し)があります。
メモリダイアルに付随するデータは、名前(カナ名も含む)とグループ(検索用)情報のみです。
パーソナルメモや音声データを扱えられるよう研究しております。
何時まで、このままの状態か? メーカーの姿勢が分かるような気がします・・・
Partition Magic 6.0
このソフトは「ネットジャパン」から発売され、Windows上でパーテイションを自在に変更する事は勿論のこと、追加・削除もウイザードに従うだけで簡単にいじれる事です。
今まではパーテイションを変更する時は、全てのデーターをバックアップしてから、WindowsのFDISKを行い、OSとソフトのインストールに非常に大変な時間を必要としましたが、このソフトのおかげで、30分〜1時間ぐらいで終わってしまいます。
また、付属の「ブートマジック」をインストールしておくと、パーテイションを増やす際に、ウイザードの中で「OSのインストール」を選ぶと、今までの「Cドライブ」を隠して、新しいパーテイションに2つ目のOSをインストールする事が出来るようになり、PC起動時にOSの選択メニューが起動して、任意のOSで作業が出来るようになります。
但し、ここで注意事項として、Windowsを含めたOSやソフトは、1台に1つしかインストール出来ないので、注意して下さい。
と言うことで、このソフトは声を大にして「お薦めします」と言えます。
FINAL DATA
このソフトは「アルファ・オメガ」から発売され、誤ってデーターやシステムを削除した時に、簡単に復元してくれるソフトです。
PCのデーターは基本的に削除すると、ゴミ箱に入り、元に戻すことが出来ますが、ゴミ箱を空にすると二度と戻せなくなったり、HDD以外のFD・ZIP・MO等の外部記憶媒体は、ゴミ箱に入る事無く、瞬時に消してしまいます。
その様な時でも、簡単に復元することが出来て非常に助かっています。価格は1万5千円くらいしますが、大切なデーターはそれ以上に価値があると思います。
詳しい資料はホームページで、 http://www.alphaomega.co.jp/finaldata/