久能山でいちご狩り(静岡県清水市)
いちご狩りと言えば、忘れてならない石垣いちご。石垣いちごを求めて静岡県清水市の久能山まで出かけました。ここはいちご狩りの名所。海岸沿いの道路はどこまで行ってもいちご狩りのできる農園が並んでいます。好きな農園に入りましょう。
石垣いちごって?
石垣の間に生えたいちごは早くから実ることから始まった石垣いちごの栽培。石垣が太陽の熱を保持してくれるから、他の場所に生えたものよりも早く実るのです。この地域では、山の斜面一面にいちごのハウスが並んでいます。南側の斜面だから太陽の光がよく当たり、石垣がその熱を吸収し、さらにハウスで保温しているから、1月からいちご狩りが楽しめるんですね。
海を見下ろす
いちご畑は山の斜面にあるので、いちご狩りをするためのハウスに行くにもちょっとばかり斜面を登らなければなりません。そのかわり、畑からは海を見渡すことができます。すがすがしい風景です。
3種類のいちご
今回お世話になったいちご園はでは章姫、静岡12号、久能早生の3種類のいちごを扱っていました。章姫は今最も人気のある品種。静岡12号は開発されたばかりの新品種(注:この品種の名前は「けいき早生」と決まったみたいです)。久能早生はこの地域で古くから栽培されている伝統ある品種です。品種ごとにいちご狩りの価格が異なるため、どれか一つを選ばなければなりません。でも、せっかくだからぜんぶ食べてみたい!
そこで、3種類全部食べてみたいと無理なお願いをしたところ、快諾してくださいました。食いしん坊10人がこんなお願いをすると、農園の方も逆に力が入ったみたいで、石垣いちごについていろいろな解説までしてくださいました。感謝。
2001.03.11