自然と遊ぶ |
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ちょっと注意しながらまわりを見渡すと、今まで見えなかったものに気づきます。道端の草、部屋に侵入してきた小さな虫、雨と風...。大自然から小さな自然、人工と自然の間にあるものなど、ふだんは適当に距離を保ちつつ、それでもそこにあるものたち。それらに目を向けてみませんか。 |
「自然」や「動植物」に漠然とした興味があっても、いざ本気で向き合おうとしたときにつまづいてしまうことがあります。例えば、花の名前が分からない、調べ方が分からない、以前誰かに教えてもらったのに忘れてしまった、などなど。
自然観察をしようとしたときに名前が分からなかったり、覚えられなかったりするのは何ともくやしいものです。名前が分からないでは、何かを学んだような気になれないですから。
でも、そんなことは気にしないでおきましょう。ここに咲いている花は、毎年この時季になると咲く。この草の葉のつき方は、隣のものとはちょっと違う。これだけ分かれば自然観察はできます。まずは名前を気にしないで、他のものとの違い、時間の経過による変化などに気づくようにしましょう。名前はあとから少しずつ覚えればよいのです。
2001.06.22