最近「飛行機倶楽部」で話題になっている海上自衛隊の救難飛行艇。もと川西の新明和が作っている。
71航空隊は岩国基地が本拠地だが、厚木に1機がローテーション配備されている。小笠原からの急患
輸送には、これが飛んでいくらしい。エンジンのパワーアップ、与圧、フライバイワイヤー、グラスコックピット
等の改良を期して、US-1A改の計画があるが、政治家がらみのゴタゴタがあったのは記憶に新しい。
見ているとSTOL性能には本当に舌を巻く。ランウェイの端っこまでこないで、離陸開始して風の具合にも
よるが、ものの5秒もしないうちにこの巨体が浮かんでしまう。
F-16のパイロットを助けに行った話は、加藤寛一郎氏の本(題名は失念、たしかもう講談社α文庫に
入っている)で読んだ記憶がある。
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