拝啓、皆様。突然のメールを失礼します。私は「赤とんぼワークス」というホームページを開設しています。飛行機倶楽部で発言した事は有りませんが時々拝見させて頂いております。
　７月３日から１３日までイギリスに行き沢山写真を撮りました。何枚かは自分のホームページにも貼り付けていますが、アクセスが少ないサイトに独占しているだけでは意味が無いので、７月４日（日曜）にOLD WARDEN AERODROMEのShuttleworth Collectionで開催された SUMMER AIR SHOWで撮ったデ・ハビランド・コメットとスーパーマリン・スピットファイアＭｋ．５の画像を送付させて頂きます。

イギリス旅行の一週間は本物の飛行機やＡＦＶを目の当たりに出来、マニアに取って至福の日々を過ごせました。
　イギリス機ばかりでなく、アメリカ機やドイツ機等も見れるので、イギリスに行けば殆ど世界中の飛行機を見る事が出来、飛行機ばかりで無く殆ど世界中のＡＦＶを見る事が出来ます。イギリスはまさに全てのマニアに取って夢の国殆どテーマパークに入り浸った様でした。

デ・ハビランドＤ．Ｈ．８８コメットとは１９３４年に開催されたマック・ロバートソン・レースに参加したイギリスの競速機です。
このレースにコメットは３機参加し、全面真紅のグロブナー・ハウス号は一位に入賞しました。Ｄ．Ｈ．８８コメットは美しい姿をした双発の木製機で５機製作されました。
コメットの成功が証明した木製機の技術は、後にWOODEN WONDERと呼ばれる万能機デ・ハビランドモスキートに引き継がれ、モスキートは第二次大戦で活躍しました。コメットの名は戦後デ・ハビランド社が開発した世界最初のジェット旅客機にも付けられました。
グロブナー・ハウス号のオーナーは何度も変りましたが、今はシャトルワース・コレクションに引き取られ飛行可能な状態に復元されました。現存するＤ．Ｈ．８８コメットはシャトルワースコレクションが保有する機体だけです。
SUMMER AIRSHOWではコメットは飛行せず地上滑走だけでしたが、世界に残された唯一のコメットなので無理に飛ばして壊れるより、永遠に美しい姿を残してくれた方がましです。

スーパーマリン・スピットファイアは第二次大戦で活躍したイギリスの戦闘機で、スピットファイアＭｋ５は大戦初期に活躍した形式です。
写真の機体は1942年５月に空軍に引き渡され、敵機を９機撃墜しました。その後、基地のゲートガードになっていましたが、今はDuxfordのHistoric Aircraft Collectionに引き取られ飛行可能に修復されました。SUMMER AIRSHOWでも華麗な飛行を披露しました。

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