TopPage Diary
2003年1月


2003/01/29(Wed)

 「外は銀世界よ。」という声で目が醒めた。

 まぁ〜、そうだろうなぁ。と寝ぼけた頭で考えていた。昨日、山口へ出張したのであるが、昨日も雪はちらついていた。とは言え、時折、吹雪のように降っていた。こりゃ、「遅くなると帰れないかも……」と思い。夕方には早々に帰宅していたのだ。帰りの高速道路では、徳山・玖珂あたりは青空が見えていたのだが、廿日市に近付くにつれどんよりとしてき始め、市内に入ると雪で遠くが見えない状態だった。

 「こりゃ、このまま夜に雪が降ると、明日は積もるなぁ。」

 と、ぼんやりと考えていたのだ。「まぁ、雪が積もっても明日は休みだから大丈夫か。」と頭の片隅でそう思ったのであった。そう、翌日は幼稚園の「劇参観」というのがあるというので、休むことにしていたのだ。だから、少しホッとした気持ちでもあった。

 がしかし……。

 普段では考えられないくらいに早い時間に帰宅したのは良かったのだが、夕食を済ませると茉里映が熱を出したらしくグッタリとしていた。そんなに熱はないようだが、心配になる。インフルエンザも流行ってるし。しかしなぁ、いつも茉里映は発表会とかの前になると病気になる。困ったものだ。せっかく、こちらの幼稚園に来て初めての劇だからなんとか治って欲しい。てことで、夕べは夕食を食べてから、広島市内にある病院へと向かった。小児科で夜間でも受け付けてくれるというところはそこしかないらしい。

 診察をしてもらうと、熱もそんなにないし、インフルエンザかどうかは分からないと言う。とりあえず、薬を貰って帰宅したのであった。

 そんなドタバタもあって、少し睡眠不足気味の頭で起き出して、リビングに行くと、そこには朝食のパンを頬張っている茉里映がいた。食欲はあるようだし、熱も下がっているようだ。今日は登園できるかな。(^_^)

園庭は真っ白に化粧されていた

 出勤しなくて良いので、食事を済ませてからのんびりとコーヒーなんぞを飲んで時間を潰すのであった。う〜ん、幸せな気分である。【笑】

 外はまだ雪が降り続いていた。9時半ごろに茉里映と同じクラスのし〜ちゃん一家がやってきた。いつものように我が家の駐車場に車を置いてから、一緒に幼稚園に行くことになっていたのである。幼稚園に着いたら、園庭はすっかりと雪化粧していたのであった。寒い。(^^;)

子供達の影からオイラ達を見つめて笑顔を返す茉里映

 園の門をくぐると、そこで子供達とは分かれ、オイラ達は会場であるホールの日曜教会が行われる信徒会館2階の部屋に入っていき、ビデオをセッティングを行った。前の幼稚園とかは生活発表会とかいうものものしいイベントであったのだが、こちらの幼稚園ではクラス別に行われ、一つの部屋にはれんげ組の父兄だけが入って劇をみるようだ。ちょっと寂しい気持ちもするが、逆にぎゅうぎゅう詰めの会場でビデオを撮影するよりもゆっくりとできるかもしれない。

撮影 by
Phote by makky

 しばらく待っていると子供達が入ってきて参観が始まる。最初は、いつものように朝の挨拶とお祈り、そして出席をとって……と、普通の参観である。そのときには、茉里映の前には、背の高い子供が立っていて、オイラの位置からは茉里映は殆ど見えなかったのであるが、時折、他の子の影から顔を覗かせて、オイラ達の方を見ては笑っていた。今日は、ご機嫌も良いようだ。(^_^)

 出席をとった後、いよいよ劇が始まる。衣装とかをつけるために一旦、会場となっている教室から子供達は出て行った。教室の外が控え室になっているようだ。……、元気良く教室を出て行こうと駆け出した茉里映であったが、ドアの前で躓いて、お母さんたちの笑いを誘っていたのだ。【笑】

ウサギ役の中央が茉里映ですぅ〜。(^_^)

 今日の劇は「ねむっちゃだめだよ かえるくん」というものらしい。茉里映は「うさぎさん」の役をするらしい。ちょっと待っていると、最初の子供達が入ってきた。最初は、かえるとうさぎが出番らしい。ウサギのお面を頭につけた茉里映もその中にいた。

 しかし……、これまでの参観日とかイベントとかもそうであったが、直前まではいつも元気なくせに、肝心な時には固まってしまう茉里映なのである。今日はいきなり2番目に台詞があったのであるが、口をもごもごさせて小さい声を出してはいるのだが、聞こえない。

元気に歌と踊りに頑張る茉里映

 結局、先生に助けてもらっての台詞だったのだ。

 「また今日も、このまま終わるのか……」

 と、ちょっと不安になるが、台詞が済んでからの歌と踊りはちゃんとやっていたようだし、その後も、時々、こちらを向いては笑っていたので、これまでと比べるとちょっとは成長しているようだ。(^_^)

 その後、子供達のグループが入れ替わっていき劇は順調に進んでいったのであった。やはり年少さんだから、茉里映以外にも台詞が言えない子供は何人かいたようである。

 後半では、茉里映も笑顔を取り戻して一生懸命に歌って踊っていたので、オイラもホッとしてビデオを撮影し、デジカメで茉里映を追っかけたのであった。そして、無事に劇参観も終了したのである。

 劇参観が終わってから、学年末懇談会がある予定であったのであるが、茉里映の風邪も心配なこともあり、我が家は茉里映と一緒に帰宅することにしたのであったが、外に出てみると吹雪状態であった。家まで歩いて1分も掛からない距離なのであるが、家に着いたときには体中が積雪状態だったのである。ホントに寒い。

 無事、本日のイベントが終了。オイラは平日の休暇を楽しんだのであった。雪は降り続いていたが、午後、ちょっとだけゴルフショップへと買い物に一人で出かける。土曜日に部内コンペがあるのでボールを調達に行ったのだ。11月のコンペは雪の為に散々で、ボールをかなり無くしたのだ。その補給の為だったのであるが、さて土曜日まであと3日。午後になっても降り止まない雪を見ながら……。

 「土曜日までにはやんでくれ……」

 と祈る耕岩であった。【笑】

 ホントは、午後からゴルフの練習に出かけるつもりでいたのであるが、この雪で断念したのであった。


2003/01/25(Sat)

 今日は、「第三回廿日市小学校さくらフェスタ」というものが行われる日である。授業参観とバザーとふれあいタイムというイベントのある日なのだ。「ふれあいタイム」というのは、地域の人が先生になって、子供達がグループに分かれて様々な活動を体験すると言うものだ。百人一首とかフラダンスとか、英会話、餅つき……等々といろいろとあるようだ。

 9時から授業参観が始まるというので、廿日市小学校へと向かった。

 侑也のクラスの授業は「こんなすてきな町なんだ」というタイトルで、何度か行った廿日市の町を探検した発表ということであった……が、単なる発表ではないようだ。

 クラスが二つのグループに分かれ。「発表をする」ことと「他のクラスの発表を見る」ということをそれぞれ体験するという企画らしい。まずは侑也は、1年のクラスに行き、そこで「発表を見る」らしい。1年のクラスは「手づくりおもちゃをしょうかいしよう!」ということで、1年生達が一生懸命作った、竹とんぼや、剣玉、だるま落し等々のおもちゃ屋さんになっておもちゃの発表をし、そのあとでみんなで遊ぶと言うものだった。

 

 1年生が必死になって発表をした後で、みんなで遊ぶ段になると、参観していた父兄も一緒になって楽しんでいたのであった。もちろん、一緒にいった茉里映は大喜びで侑也と一緒にいろんなおもちゃを楽しんでいたのだ。(^_^)

女の子とペアになって発表をする侑也

 最初の時間が終り、今度は侑也のグループが発表する番になり、2年生のクラスに戻る。そして、1年生で発表をした子供達が、今度は発表を見るために2年生のクラスにやってくるのであった。1年生達を前にして、自分達の発表をするのである。

 この1年で、クラスがいくつかのグループに分かれ、学校の近所を探検して廻るのだ。商店街であったり、警察だったり。侑也はちょっと前は近くの可愛川を探検したのであるが、今回は「さくらピア」という市役所に隣接している文化ホールを探検したということで、ペアの女の子と二人で発表をしていた。

 ほんの数分の発表であるが、必死になって覚えた台詞を思い出しながら、そしてペアの女の子と台詞を併せながら「さくらピア」の様子を発表しているのである。ウンウン、なかなか良くやってるじゃん……と、ニンマリする親ばか耕岩は、ずっとビデオカメラを回していたのであった。【笑】

 無事に発表が終り、授業参観も終り。

パソコンに向かって目を輝かせる侑也

 続いて「ふれあいタイム」である。これは、各教室でいろんなことをやっているのだが、事前に何に参加するのかを申し込んでいたのであるが、侑也が最初に希望を出したのは「パソコンで名刺づくり」というものだった。小学校のパソコン教室のパソコンで名刺を作るというものである。さすがに我が子だなぁ。やはりパソコンを選んだか。【笑】

 教室には結構新しいパソコンがずらりと並んでいて、オイラが技術支援で仕事をしていたときに良くサポートしていたCAIシステムまで入ってる、結構立派なパソコン教室には少々驚いたが。

 一人1台のパソコンに向かって名刺を作成すると言うものであるが……。いざ先生の説明にしたがって操作をしているのであるが、あるタイミングでパソコンの反応が返ってこなくなっている。非常に慌てた先生は教室中を走り回っていたぞ。【笑】

 どんな名刺ができるのか、オイラも楽しみにしてはいたのであるが、結局、ソフトが上手く動作しないようで、教室はゲームセンターと化していたのだった。先生ご苦労様でした。ちなみに、このコーナーは有料(と、言っても70円なのだが)ということで、今日、参加した子供達は後日パソコン教室に招待されて、ちゃんと名刺を作ってくれるらしいが。(^_^)

 問題のあった名刺作りを終えて、今度は次の教室へと向かう。

初めて囲碁に取組む侑也

 次に侑也が希望したのが「碁石あそび」というのだった。碁石を使って何をして遊ぶのだろう……と、オイラは思っていたのであるが、なぁ〜んと、ちゃんとした囲碁をするというのであった。囲碁なんて侑也は当然初めて。大丈夫だろうか。参加している子供で、囲碁が初めてと言うのは侑也を含めて3人。他の子供は囲碁をやったことがあるという。う〜ん、「ヒカルの碁」の影響なのだろうか。

 ともかく、簡単な説明が終わって、2〜3人ずつのグループで、前にでての対戦となった。まぁ〜、初めてでも他の子供が教えてくれるのでなんとか侑也もやっていた。……が、終わってみるとすっかり面白かったようだ。終わってから、紙でできた囲碁セットを貰って大喜びしていたのである。

 さてこれで「ふれあいタイム」は終り。自分のクラスに戻って、先生から連絡事項があって片付けをしたらおしまいである。

 終わってから、今度は体育館へと向かったのであった。

体育館でうどんとおにぎりを食べて

 体育館では、バザーと書初め展というものが行われているらしい。行ってみると、物凄い人である。そろそろお昼時。うどんとおにぎりだけではあるが、それを目当てに人が集まってきているようである。食べるものは、うどんとおにぎりだけだ。そして、うどんとおにぎりのコーナーには物凄い行列ができていた。バザーとかには目もくれず、まずは我が家もその行列に並ぶことにした。宇部の小学校のバザーでは、いろんな食べ物のコーナーがあったのだが、廿日市小学校はうどんとおにぎりだけ。まぁ、今回が3回目というから仕方ないのかな。これから、どんどんにぎやかになっていくのだろか。

 やっとの思いで食事をゲット。まずはそれらをたいらげることに専念するのであった。【笑】

侑也の書いた書初め

 無事に腹ごしらえを済ませてから、体育館の中のバザーの品を見て廻ってから、壁に飾ってある書初めを見ていく。3年生からは、しかkりと筆と墨を使った書初めであるが、1年生と2年生はペンを使った書初めで、今年の目標を書いていた。

 侑也の書初めは「字をていねいに書く」という目標がしっかりと書かれていたのであった。【汗】

 オイラに似たのかなぁ。侑也の書く字は非常に乱れていて、いつも先生に注意されているらしい。まぁ〜、こればっかりは親父譲りだからなぁ。(とは言え、ペン字は苦手でも、オイラは書道六段なのだ。【笑】)

 来年からは筆を使った書初めかな。こりゃ、オイラが教えてやるかな。(^^)v


2003/01/19(Sun)

 年明け早々、ドタバタの毎日が続いてる。(相変わらずかぁ。今年も。【汗】)

 土日も休んでられない状況なのである。昨日も仕事の予定であったが、木曜日辺りから、どうも熱っぽくなって来ていたのだ。「今、休める状況じゃないぞ!」ってんで、風邪をひいたときにいつも飲んでいる「高麗人参ドリンク」を買い込んできて、木曜日の山口出張。金曜日をフラフラになりながら乗り切ったのであった。(ふぅ〜〜〜。)

 そんな調子だったので、土曜日の仕事は他の人間に交代して貰って、休めることにはなってはいたのである。そして、何とか薬が効いたのかなぁ。土曜日の朝は、少し熱っぽかったがさほどひどくはなってなかったのだった。(ホッ)

 しかし、ここで無理をしては……ということで、土曜日は、夕方まで静かにベッドの中で寝ていたのであった。(トホホ)

 さて、夕方からすっかりと元気になって起き出してきたオイラである。

 そこで、パソコンに向かって仕事を始めよう……と思ったのであるが。仕事のデータはPDAに入っている。いつもPDAのデータはCASIOのFIVAというサブノートPCにシンクロしておいて、ネットワーク経由でデータを自宅のデスクトップで操作していたのだ。……が、このサブノートPCが年明けに起動しなくなっていたのだ。そして、修理に出していたのであるが、金曜日にそこから電話が掛かってきて、マザーボード(パソコンのメインの基盤である)の交換になるから、総額で9万を越えるということであった。さすがに修理に9万も出すのはちょっと躊躇ってしまったので、修理は断ったのであったが。

 しかし……。ノートPCがないと非常に困るのである。メールだけならPDAだけでもなんとかなるのであるが、いろいろと仕事のデータとかを外出先とかで見たり、作ったりということが出来なくなるのだ。

バイオU PCG-U3

 正直言って、現時点での出費は痛いが、新しいノートPCを買ってみるかということになった。とは言え、どれくらいの実売価格なのかを確認してからでないと困るけどね。てことで、夕方から、ヤマダ電機へと出かけていったのであった。

 通常のモバイルノートはやはり16万程度はする。これだったら、やはり修理しようかな。と、ちょっと後悔。(^^;)

 しかしながら、いろいろと見て廻ると……。そこにあった非常に小さなPCが目に入ってきたのであった。それは、ソニーのバイオUである。かなり小さい。まさに出張が多いオイラが持ち歩くには非常に適しているかもしれない。それに、CPUもバッテリが長持ちするクルーソーだし。

 さらに、値段も12万9千円。「広告の品」とポップが貼ってあり、通常売価より更に2万の値引きになっているし、20%のポイント還元で、実質10万程度で買えるのだ。こりゃ、修理費用とそんなに代わらないじゃん。てことで、速攻で購入したのであった。【笑】

 ちなにみ、ポイント還元分の5%で5年間保証にも入ったぞ。なんせ、CASSIOのノートは1年2ヶ月で壊れてしまって9万の修理代ということで、しっかり懲りている耕岩なのであった。【笑】

 さっそく帰宅してから、モバイル環境と自宅でのネットワーク環境を設定。無線LANもなんとか繋がって、2階のベッドに横になってメールの確認までできるようになったぞぉ〜。(^^)v

 と、今日はすっかり風邪も良くなり、新しいサブノートPCに機嫌も良い日曜日なのだ。午前中はPCの細かい設定をして、午後からはゴルフの練習へと出かけてしっかりと汗を流して、体調も完璧だぁ。

 練習から帰ってきてから、世志子が正月のお飾りを神社へ持っていきたいというので、近くにある速谷神社へと家族で出かけたのである。

 

 車で10分も掛からないところにある神社である。この辺りでは結構有名なところらしいが、引っ越してきてから一度も行った事がなかったのである。行ってみると、予想外に綺麗な神社に驚いたのだ。しめ飾りとかを納めてから、家族でお参りをして。記念撮影をして。【笑】

 さてさて、ゆっくりと休めた土日であった……が。帰宅してから、ふと気付いた。「あれ! 水槽の手入れをしてなかったぁ〜。(^^;)」と。それから、あたふたと水槽の手入れをしてから、メールの処理をして、仕事の報告書を書いて……。

 結局、休みの最後は仕事で追えたのであった。【涙】

 さて、またまた明日から忙しい毎日だぞ。頑張らないとね。(^_^)


2003/01/05(Sun)

 今日で正月休も終りかぁ。ちょっと寂しいなぁ。(^^;)

 元旦は初詣と墓参りの為に山口へ行って、2日は箱根駅伝をTVで観戦。のんびりと過ごして……。と、ここまでは良かったのであるが、3日の朝目を醒ますと、喉が痛い。オマケに少し熱っぽいのだ。と言っても、まだ風邪の引き始めでそんなに大したこともなかったのであるが、仕事初めから休むわけにはいかないので、風邪薬を飲んで寝ておくことにしたのであった。

 4日も少し喉の痛みが取れないので、ベッドに横になることはなかったが、外出もせずにゆっくりと読書を楽しんだのである。おかげで、3日と4日の両日で「ハリーポッターと炎のゴブレット」の上下巻を読破してしまった。(^^)v

 さてさて、休みの最終日。昨日から降っていた小雪がやむ様子も無い。眼を醒ましたら(と言ってもオイラが目ざめたのはお昼前だったのであるが。)、近所の屋根は白くなっていたのだ。オマケに、かなりの寒さだった。

 風邪の方は殆ど治ってはいるようだが、まだ少し喉は痛いし、今日も外出せずに家の中でのんびり過ごすかな……と、一瞬思ったのであるが、せっかくの休みであるし、子供らとものんびり過ごせるのも今日まで、明日からまた忙しい毎日が待っているのだから、どこかに出かけることしたのであった。【笑】

宮島までは船で移動

 てことで、家族で車に出かけたまでは良かったが、どこに行くかは全く考えてない。何気なく、車を宮島街道を走らせていたのだ。そう言えば、11月の連休に宮島に出かけようとしたとき、宮島口の駐車場に入れずにそのまま引返したことがある。今日はすでに5日。宮島はどうなのだろうか。駐車場に入れるようだったら、宮島に行くのも良いかな……と。とりあえず、宮島へと向かったのであった。

 宮島に着くと……。さすがに5日目となると人もそんなに多くなく、すんなりと駐車場へ入れたのだ。てことで、目的地は宮島となったのであった。

フェリーに乗って、宮島へ

 久しぶりの宮島だなぁ。入社して広島に居た時代に何度か行ったことがあるから、もう10年以上前のことである。世志子は小学校以来だと言っていた。茉里映にとっては、初めての宮島である。侑也はというと、実は昨年、小学校の社会見学で行ったことがあったので、フェリー乗り場とか、切符の自動販売機とかの場所をいろいろと案内してくれた。【笑】

 せっかくだから、侑也に乗船券を買ってもらい、フェリーに乗り込んだ。少ないとはいえ、座席はすぐに一杯になっていたのである。そして、数分後には、宮島へと到着。

宮島の鹿

 フェリーから降りて桟橋を渡り、改札をくぐり、外に出ると……。そこは宮島である。そして、宮島と言えば「鹿」である。そこらじゅうにいる鹿のそばを通るたびに茉里映がおびえて泣き出す始末。予想はしていたが、結局、鹿が居なくなるところまでオイラがダッコして歩くことになったのであった。

 土産物屋が並ぶ商店街を通り抜け、厳島神社へと向かう。何箇所ももみじまんじゅうを焼いているとことがあり、香ばしい臭いが鼻をくすぐるが、まずは我慢して歩きつづけるのであった。楽しみは帰りに取っておかないとね。

 商店街を抜けると海岸沿いの道を歩くことになるが、風が強くてかなり寒かったなぁ。茉里映は鹿に怯えながらもなんとか歩いてくれ、神社へと着いた。

うっすらと雪をかぶった厳島神社

 参拝料を払って、まずはお参りを済ませる。海の上に浮かぶ神社だけあって、さすがに今日の風は寒いなぁ。

 さてさて、参拝を終えて神社を出ると、侑也は一人で歩いてどこかに向かっている。社会見学の時に水族館へ行ったらしく、今日も行くものだと決めているようだ。「水族館はあっちだよ」と指差しながら、先へと進んでいたのであった。【笑】

 水族館に行くのは良いのだが、我が家の熱帯魚で小さい魚に慣れてはいる茉里映だが、水族館にいるような大きな魚を見ると、鹿に続いて怯えて泣き出すのだろうなぁ〜。

 と思いつつも、「魚」となると、オイラも観てみたいので、茉里映の手を引いて水族館へと向かったのであった。

 案の定、少し大きな魚の水槽の前に来ると怯えて後ずさりをしてる茉里映ではあったが、小さな魚たちの水槽とか、亀の赤ちゃんとかを見ては喜んでくれたので、ホッとしたのである。

 一通り水槽を見て廻ってから、再び来た道を戻っていった。土産物屋が並ぶ商店街まで戻ると、まずはもみじまんじゅうを焼いている店に入る。ここで、焼きたてのもみじまんじゅうを食べるのがオイラの最大の目的でもある。(^_^)

ホカホカのもみじまんじゅうを頬張る二人

 はじめて、焼きたてのもみじまんじゅうを食べたときの感動は物凄かったのだ。それ以来、おみやげとかで貰う冷たいもみじまんじゅうというのは殆ど食べたことがないのである。久しぶりに、焼きたてのもみじまんじゅうを口にして大満足であった。(^_^)

 子供達も「おいしいぃ〜」を連発していたぞ。

 さてさて、もみじまんじゅうだけではお腹を満たすことができないので、その店を出てレストランっぽいお店に入り食事をしてから、帰路についた。鹿の多い乗船場まで小雪がちらつく中を歩いて行き、フェリーへと乗り込んで出発を待つ。

 さて、オイラ達が船に乗り込むときも少し雪が強くなっていたのだが、乗り込んで船が出港すると更に雪が多くなり、見る見るうちに宮島が白い吹雪の向こうへ見えなくなっていったのあった。

 帰りのフェリーも人は多く、座席は一杯で、結局立っている人もかなりいたなぁ。混雑する三が日を避けて、参拝しようという考えをもっている人も多いようだ。

 かなり寒く雪も降って大変ではあったけど、なんとか休みの最終日を楽しむことができたかな。

 雪は、夜になってもちらついている。さて、明日から出勤なんだけど大丈夫かなぁ。この1週間は挨拶回りでいろいろと移動しないといけないわけで、暖かくなってくれるといいのであるが……。(^^;)


2003/01/02(Thu)

 2003年も始まったぁ。

 今年の冬は暖冬だとか言っていたのに、朝から寒い。おまけに廿日市は雨が降っていた。TVの新年の番組では、明治神宮を映していたが、そこは吹雪のような雪が降っていたのであった。

 う〜ん、年の初めから寒いなぁ。

 さて、そんな元旦であるが、オイラは、なぁ〜んと8時には目を醒まして一人でTVを観ていたのであった。

 10時くらいに家族全員が起き出し、子供達と新年の挨拶をする。【笑】

廿日市八幡宮へ。

 それからお屠蘇を飲んで、おせち料理を食べ、新年のスタートを切ったのであった。オイラはそれから日本酒を飲み続け、すでにほろ酔い気分である。ゆっくりと休暇を楽しみ、正月気分を満喫してから、初詣へと出かけたのであった。

 まずは、廿日市天満宮へと向かった。歩いても5分ちょっとのところにあるのだが、そのまま山口へと向かう予定だったので車で出かける。まぁ、寒いというのもあったのであるが。

 ここは、ちょっと高台にある。市内から眺めてもすぐわかるように、そこだけが高くなっているだ。そこの長い階段を息を切らしながら上がっていき、本堂にお参りしてから、お札とお守りと破魔矢とかを買い込む。

破魔矢をもって、ニコニコの茉里映

 それから、みんなでおみくじを引くのであった。世志子が「吉」そして、侑也と茉里映とオイラは「大吉」である。うんうん、今年の運勢はまずまずかな。(^_^)

 その後で、侑也は本堂の横にある鐘をついてから、長い階段を降りて車に乗り込んだのである。

 さて、それから車を山口へと進めた。「どこにいくの?」と聞く侑也に「山口」と答えると、侑也は……。

 「バザーにいくの?」

鐘をつくゆうや

 と言っていた。おひおひ、幼稚園のバザーに行ったことが記憶に残っているのかな。正月にバザーはやってないぞ。【笑】

 高速道路にあがると、普段よりは車が多い。仕事で何度も山口を往復しているのであるから、オイラは慣れたものである。が、単に車が多いだけではなく、高速道路の運転に慣れてない人が多く走っているからかな。非常に流れが悪い。

 普段だと、左側車線を走っていて、後ろに速い車がついたら、道を譲るのが、暗黙のルールみたいになっているのだが、後ろに長い行列が出来ていてもマイペースで左側車線を走ってる車が多いのだ。【汗】

 まぁ、仕方ないか。急ぐ旅でもないし。

 とは言え、1時間ちょっとで山口へと到着する。まずは、オイラの親父のところへ行き、新年の挨拶。それから、病院へと向かう。昨年、オフクロが太ももを骨折して入院していているのだ。病院へ着くとオフクロは元気そうで、今月半ばには退院予定であるというので、ホッとする。

南方八幡宮へ

 さて、お年玉をせしめた後、久しぶりの南方八幡宮へと行ってみることにしたのである。山口に住んでいるころはよくお参りしたところでもあるので、せっかく近くまで来たので寄って見たくなったのだ。

 夕方近くであったというにも関わらず、予想以上の人が居て、ちょっとビックリであった。昼間は、もっと参拝客が居たんだろうな。ひょっとしたら、廿日市天満宮よりも多いのかも。

 そんなことを思いながら、見慣れた風景を楽しみながら、お参りを済ませる。

 無事にお参りを済ませ。ここでも本堂のそばにある鐘をつく。今度は、茉里映も鐘をついていた。これまでは、怖がって鐘に近づくこともできなかったのに、成長したものだ。

初めて鐘をつく茉里映

 お参りを済ませた後、今度は墓参りへと向かったのだ。すっかり夕方も近づき、薄暗くなろうとしているので急いで車を走らせる。初売りをしているショッピングセンターで、花と線香を買い込んで、まずはオイラの方の実家の墓参りをして、それを終えてから、世志子の実家の方の墓参りに向かう。

 すっかりと薄暗くなっていた。

 世志子の実家の墓は少し小高い山の上にあり、周りに街灯とかもない。足元に注意しながら、山道を登っていき、無事に墓参りを終えたのであった。その時には回りはすっかりと暗くなっていた。ともかく、無事に墓参りの予定も終えて、オイラは車を広島に向けて走らせたのであった。

 そんな感じで元旦が終わった。

 そして、今日。オイラはまたしても8時くらいに目を醒ます。凄いなぁ。今年は早起きの耕岩に変身か。【笑】

 今日は、特に出かける予定はない。

 朝から、リビングで箱根駅伝を観ながら、ノートPCでこのダイアリの更新作業をしていたのであった。

 さて、今日はゆっくりパソコンで遊ぼうかなぁ。(^_^)