ちょっぴり覗いてきたクリスマス耐久レース レポート
1998年12月20日
柳井カートランドにて12月も下旬だというのにポカポカ陽気の20日。毎年恒例のクリスマス耐久レースが柳井カートランドで行われていた。ちょうど岩国まで来ていたので、最近購入したデジタルビデオカメラの撮影評価も兼ねてちょっと足を延ばしてみることにした。
クラスはYAMAHAストックフレームにSL83タイヤのSD83と、フレーム自由+SL86タイヤのSO86の二つ。いずれもエンジンはYAMAHA KT100を使用する。一人で30分走行するレースと、二人で2時間走行するレースがある。JAFのルールでは60分以上連続で走行するレースは認められなかったため、後者の方は一度55分でレースを止め、再度ローリングスタートで再開していた。しかし今回はJAFのルールに従わず、本当の2時間耐久となっていた。また特別ルールだった後輪の交換作業も廃止され、純粋に2時間で何周できるかを競う耐久レースになっていた。しかしピットとして参加する側からすると、タイヤ交換というルールがあった方がレースに参加しているという実感もあり、みんなで楽しめるという一面もあっただけに個人的には少々残念。
コースに到着したのが12:10ごろ。ピットに行ってみると、セトウチから社長の河村さんと武末くんがエントリーしていた。中村さんと縄田くんのコンビやエンドレスの西本くんがいたり、他にも懐かしい顔をチラホラ見かけた。シリーズ戦とは違い、クリスマス耐久は一種のお祭りのようなレースで、賞品もハマチ一匹とかがあったりしてなかなか楽しいイベントとなっている。コントロールタワー脇の日陰に白くて細長い発泡スチロールが積み重ねてあったので、今年も賞品の一部は魚系のようだった。
30分耐久は午前中に終了し、12:30より2時間耐久が始まる。SD83とSO86の混走のためグリッド上には久しぶりにたくさんのカートが並んでいた。グリッド順はゼッケン順と決まっている。選手の紹介が終わり、ローリングスタートが始まった。競技長が日章旗を挙げレースがスタートした。2時間耐久とはいえ、みんなペースなんてあってないようなもの。とにかく前を行くカートを追い、インを差し、バトルしていた。
今回はカートを被写体としたビデオ撮影の評価を主としたため、ただでさえ判りにくい耐久の順位はレース序盤でまったく判らなくなってしまった。また途中で引き上げたため、レースの結果も不明。あとは静止画モードで記録したファインショットをお楽しみください。(^^;)
1コーナ立ち上がり付近で撮影した武末くん。フルオートで撮ったためシャッタースピードが1/3000と速く、スピード感に欠けるショット。
1コーナ立ち上がり付近で撮影した縄田くん。これも同じ条件で撮影。
ほぼ同じ場所での撮影だが、マニュアルでシャッタスピードを1/100にして流し撮り。ちょっとはスピード感が出たかな? ただしこの画像だけはズルして元画像の640x480をトリミングして320x240にしたもの。
レース序盤、武末くんと西本くんのバトル。
最終コーナ側のピットで撮影した武末くん。
最終コーナ側のピットで撮影した縄田くん。ズームを使って迫力のある画像が撮れた。何度もフレームを外したが、やっとのことで撮った一枚。ビデオカメラにフォトボタンがついていて、半押しでキャプチャーされ更に押し込むと記録される仕組みになっている。何度となく半押ししては離しを繰り返して、気にいった画像だけを記録できるのはありがたい。
最終コーナ側付近のピットで撮影した西本くん。上手くフレームに収まり、ドンピシャ。
武末くんと西本くんのバトルは続く。
お互い譲らず、見ていて飽きない展開。
ピット上の観覧席から見下ろしで撮影した中村さん。最終コーナ立ち上がりから追って撮ったら斜めになっていた(^^;)。
1コーナ入り口で撮影した社長。フルオートで撮影。これまた止まって見える。
1コーナ立ち上がり付近で撮影した社長。マニュアルにしてシャッタスピードは1/250で撮影。
なおビデオカメラの評価はわたしのWebページで近々公開する予定ですので気になる方はチェックしてみてください。と言ってもカメラ系は素人なのであまり期待しないでね。
Reported by H.Makino on Dec 23 1998.
撮影はSONY DCR-TRV900を使用し、プログレッシブモードで静止画として記録したものです。
画像はAdobe Photoshop LE-Jでサイズを320x240に縮小し、アンシャープマスクを施してあります。