Windows XP Professional 起動用HDDの引っ越し


はじめに

起動用HDDを大容量のものにしたい or もうすぐ壊れそう などの理由で起動用ハードディスクを交換するときに 新規インストールではアプリケーションの再インストールなど今までの環境を取り戻すのに手間が掛かり ライセンスの再認証も必要で面倒くさい、かといって市販のソフトはお金が掛かるので買いたくない。 といったときに簡単手軽に元の環境に戻すために Windows XP 標準機能のバックアップユーティリティー を使った引っ越しの手順を紹介します。
この文書の適合条件として起動HDDはパーティーションを切らずに丸ごとCドライブとして使用している場合のみ 適合します。
尚、自分は Windows XP Professional しか持っていないので Home Edition の場合は他のWEBページに 譲ります。

用意するもの

  • Windows XP Professional インストールCD
  • 新しいハードディスク
  • バックアップを保存するメディア

    新しいハードディスクは当然ですが元の容量以上のものを用意します。
    バックアップメディアは色々ありますが、ハードディスクを使うのがスピードも速くお手軽です。 このページではハードディスクを使用した例を書きます。

    引っ越し前の準備

    まず始めに現在のユーザー名、会社名をメモしておきます。ユーザー名はシステムのプロパティ中段の【使用者:】 欄で確認できます。ここにはユーザー名、会社名、シリアルナンバーが表示されています。
    バックアップを保存するハードディスクが繋がっていてきちんと使えるようにしておきます。

    元のハードディスクをバックアップする

    スタートメニューからプログラム→アクセサリ→システムツール→バックアップと選択します。
    通常バックアップウイザードが起動するので〔次へ(N) >〕で進みます。詳細モードが 起ち上がった場合はウイザードモードに切り替えてください。
    【何をしますか?】で『ファイルと設定のバックアップを作成する(A)』を選択して〔次へ(N) >〕
    【どの項目のバックアップを作成しますか?】では『項目を指定する(L)』を選択して〔次へ(N) >〕
    左側にファイルツリーが表示されるのでマイコンピュータの左の+ボタンを押してドライブツリーを表示します。
    Cドライブと System State にチェックをつけます。右側のマイコンピュータからマイネットワークの間の すべての項目にチェックが付いたことを確認します。マイドキュメントフォルダを別のドライブに移動 している場合はこれにもチェックを付けます。〔次へ(N) >〕
    バックアップの保存場所に保存用ハードディスクのドライブを選択します。バックアップの名前は デフォルトで構いません。〔次へ(N) >〕
    後は完了でも良いのですが、ついでですから詳細設定の内容を書いておきます。
    《詳細設定1》ファイルにバックアップフラグが付くのが嫌なときはバックアップの種類をコピーにします。〔次へ(N) >〕
    《詳細設定2》ベリファイをしたいときは『バックアップの後にデータを検証する(V)』にチェックします。〔次へ(N) >〕
    《詳細設定3》保存するドライブに以前のバックアップがある時の処理を選択します。〔次へ(N) >〕
    《詳細設定4》バックアップのスケジュールを設定します。〔次へ(N) >〕
    完了ボタンでバックアップ開始です。

    新しいハードディスクのセットアップ

    新しいハードディスクを繋いでからCD起動で Windows XP Professional を新規インストールします。
    他のハードディスクがある場合はインストールするパーティーションの選択時に必ずCキーを押して パーティーションを作成してからENTERで次に進めます。未使用領域のままENTERを押すとドライブレターが 既存のパーティーションの最後尾になり、インストール後はドライブレターを変更することが出来ません。
    ユーザー名、会社名の入力時に始めにメモしておいたユーザー名を入力します。ユーザー名が違うとライセンスの 再認証が必要になります。また、元の環境に戻りません。
    インストールが完了してもライセンス認証はしないでおきます。

    バックアップの復元

    バックアップを復元する前にあらかじめドライブレターが元通りになっているか確認します。
    バックアップユーティリティーを起動します。
    【何をしますか?】で『ファイルと設定を復元する(R)』を選択して〔次へ(N) >〕
    ファイルの選択で〔参照(R) >〕ボタンを押して保存したバックアップを指定します。〔次へ(N) >〕
    〔完了〕ボタンを押さずに〔詳細設定(A)〕を開きます。
    【ファイルの復元先(R)】は『元の場所』〔次へ(N) >〕
    【すでにコンピュータに存在するファイルを復元する場合(W):】は三番目の『既存のファイルを置き換える(E)』を選択〔次へ(N) >〕
    【使用するオプションを選択してください:】は三つともチェックが付いていますがそのままで〔次へ(N) >〕
    完了ボタンでバックアップの復元を開始します。途中で「未知のバージョンのファイル云々」(うろ覚えヾ(´▽`;)ゝ)と出た場合は置き換えを 選択します。
    バックアップの復元が終了したら再起動します。

    復元後に

    おそらく元通りの環境に戻ったと思いますが、Windows XP の標準コンポーネントは新規インストール時の 構成のままですので、任意に削除していた場合はプログラムの追加と削除でチェックのないまま削除できません。 それでも削除したいのであれば一旦追加してから改めて削除しましょう。