勉強 「憲法守って国滅ぶ」の最終頁に、「……本書で訴えたいことの第一は、この私の改憲案の正当 性ではなく、何よりもこのように改憲論議をすることの正当性である。……旧来の護憲「信仰」と 改憲「感情」の対立といった不毛な議論を越えて、現行憲法には論点が山のように存在することを 知ってほしいのである。」の一節がある。私が強く引き付けられた一節である。 国が無くなって、憲法だけが残っても仕方がないと思うのですが……。 小林 節(こばやし せつ) 慶應義塾大学法学部教授、法学博士、弁護士 (私の師匠)