ああ坂出駅 感想(002)

原文のまま(マスワット様より)

ああ坂出駅のうたを聴きながら


うたを聞かせていただきました。


井上様のうたはこころで歌っているので、胸にじんっときます。

今までに味わったことのないうたの聴き方を経験させていただきました。


曲だけを聞き、詩だけを読んだその時に想った感情とは少し違い

曲にのせて歌うと詩に感情(いのち)が入り相乗効果が生まれ

曲、詩ともに何だか水を得た魚のように…


湧き出る音の中から、指先に全神経をよせ、その作品に

ふさわしい音色を掬い、豊かなあなたの感性で、はじめにスケッチした

景色に音の色をのせて、徐々に完成させていくのでしょう…無限の空間に


それを切れ味の鋭いカッター感性≠ナ、よりふさわしい部分を切り取り

パッチワークのようにひとつの作品に仕上げていく…


詩も同じように1つ、又ひとつ沢山のことばの引き出しから…


人がひとを想う心が、人の心をうち振るわす作品になって…やがて、

人から愛され、喝采をあびるようになるのでしょうか。


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夫の世話
痴呆症の夫の看病をしている
知人の話を思い出しました。
下の世話をしていた時のことです。
少し疲れ気味で、つい夫のお尻を、
平手で二度三度叩いてしまいました。
その時のこと、忘れもしません、
夫の弱々しい声が私の耳に
囁くように聞こえました。
三千代…それで気が済んだか≠ニ
弱々しい声で一言ぽつんと…
私ははっと我に返り、
ごめんねと涙ぐみながら…
そのことがあってから
夫が愛おしく思え、
その日を境に夫の世話が
あまり苦にならなくなりました。
ああ坂出駅のカラオケを聞きながら
気持ちが癒され優しい気になり、
この話を思い出しました。