日本共産党への意見
日本共産党殿 拝啓  貴党に限らず、(個人と同様)どの政党にも良い面と悪い面があります。貴党の主張に は賛同できる面もありますが、疑問を感じる面もあります。今まで我慢をしておりました が、今後随時、貴党の主張や言動等について意見をさせて頂きます。                                     敬具                            (2006年01月22日より掲示)
003  「明るい川崎 2006年03・04月  167号」より  「日本を『戦争できる国』に変えようとする憲法改悪の動きが強まり、改憲のための国 民投票法案の国会提出がねらわれるなか、党派をこえて平和憲法を守ろうと『九条の会』 の運動が広がっています。  戦争反対をつらぬいてきた平和の党=日本共産党は、『憲法九条を守る』一点で共同を 広げようと、呼びかけています。」  一部の好戦者を除き、戦争が好きな人はいないと思います。また、二度と戦争の悲劇は 繰返してはならないと思います。しかし、我が国が「戦争放棄」宣言さえすれば、他国は 絶対に攻めてこないのでしょうか。「強姦放棄」宣言をした女性は、いついかなる場合も 「襲われる危険性は絶対に無い」のでしょうか。  軍拡を続け、日本を恫喝し続ける国。日本にミサイルを向け、日本国民を拉致する国。 日本の近隣には、危険な国家があることは御存知だと思います。話し合いによる平和的解 決といっても、全く話が通じない国家もあります。日本に内政干渉をし続ける国があり、 それに加担する日本人(昔の表現では、「非国民」)もいるようです。  あなた方がいう「戦争」とは「侵略戦争」ですね。上記の無法国家から、自分の身を守 るための「自衛権」「自衛戦争」について、あなた方はどのようにお考えでしょうか。日 本には自衛権すら無いのでしょうか。あなた方の家に強盗が入ってきて殺されそうになっ ても、あなた方はされるがまま、殺されてもいいとお考えなのでしょうか。「うちには強 盗放棄宣言があるから、強盗は来ない。来ても、話し合いで平和的に解決できる。」とお 考えなのでしょうか。  「九条」が最大の論点になっていることは事実ですが、憲法は「九条」だけではありま せん。「不合理な差別の禁止」「個人の尊厳を侵す拘束の禁止」「知る権利の保障」「環 境保障」「憲法の私人間への適用問題」「プライバシー権の保障」「福祉・子育ての保障」 ……、これらを憲法に明記すべきか否か、無責任なプログラム規定で良いのか、等々の論 点が山積しているのではないでしょうか。これらを憲法に反映させようとすれば、憲法改 正をしなければなりませんね。  憲法改正=九条のみを強調する=戦争反対(自衛権も放棄?) このような単純な図式 で、確かな野党として、国家安全保障問題を語れるのでしょうか。貴党が主張される福祉・ 子育て最優先もわかります(重要です)が、国家の運営は、それだけではないはずです。 日本国が滅んでもいいのでしょうか。時代にあった、より良い憲法づくりに向けて一層、 均衡を保った広い視野での主張と紙面展開をお願いします。
002  「『革新のひろば』2006年01月 号外 日本共産党神奈川県委員会」より 「基地はなくせます! 米国の“了解”いらない ご存知でしょうか、基地をなくせる道があります。基地をおく根拠が日米安保条約。その 第10条は、日本が米国に条約終了の意思を通告すれば、条約はその後1年で終了する取 り決めです。米国の“了解”は必要なく、基地が撤去されることになります。」  一部の地域にのみ、米軍基地関連の負担を押し付けるのは問題だと思います。でき得る かぎり、全国が平等に負担すべきだと思います。また、原子力空母も危険であることは事 実だと思います。  しかし、日本の安全が現実的にどのようにして維持されているのか、その点も併記すべ きではないでしょうか。また、日本国憲法第9条だけでは、平和は保てません。在日米軍 基地が撤去されたり、日米安保条約が終了した場合、軍拡を続ける中国・北朝鮮・ロシア・ 2006年01月時点での北朝鮮寄りの韓国の軍事的脅威から、「日本国」をどのように護るの かも是非、主張して下さい。責任ある野党として、一層、均衡を保った広い視野での主張 と紙面展開をお願いします。
001  郵便受けに、各種チラシを入れるのは止めて下さい。「私は」迷惑です。  (学術研究用に、私が全国から入手する場合もありますが……)