∴∴∴∴ I think (’05/12月分) ∴∴∴∴


2005-12-26
 パープルエクスプレスのアシスタントとして出演されていた、松本しのぶさん、事故で亡くなられました。活躍されていた漫画家としてのHomepageで知ったんだけど・・・。詳しい事は解らないんだけど。

 当時ギターの上手い女の子が居るってことでスタジオに現れたしのぶさん。学校帰りのセーラー服姿が印象的で、まったりと話す口調が思い出されます。

 テレビの深夜番組(たかじんさんの番組)に女流漫画家として出ていたのを偶然観て、元気そうだなぁ〜と思ったりもしていた矢先でした。

 原因はなんであれ、人間の命なんて、保証されていないってことじゃないでしょうか。後悔しないように今を大切に生きていきたいもんです。


 合掌。

2005-12-21
 新蕎麦の粉を入手したので早速打ちました。今まで蕎麦を打つ工程を写真付きでご紹介しなかったのは、手がそば粉だらけになるので携帯で写真を撮るのが億劫だったのです(笑)。
 自分で蕎麦打ちを初めて約1年。今ではその辺のそば屋さんよりは美味い蕎麦が打てるようになったので(笑)、携帯が汚れるのを覚悟で(爆)。


 まずは蕎麦粉と、つなぎ粉を混ぜ、こね鉢に入れて加水します。そば粉とつなぎ粉の割合は8対2。いわゆるニハチ蕎麦ってヤツです。いっとき、10割蕎麦に拘っていた時期もあったんだけど、やはり切れやすいのと、のど越しが二八のほうが良いと思って最近では10割には拘らないことにしてます。味もほとんど変わらないし、切れ切れの短い蕎麦よりは、しっかり繋がった長い蕎麦をズルズル〜っとすすって食べるのは、やはり醍醐味ですしね(笑)。
 普通はそば粉800g+つなぎ粉200gで1kgにするんですけど、ウチの6人家族だと多すぎるので、蕎麦粉600g+つなぎ粉120gで打ってます。



 まず、水廻しという作業。蕎麦粉はいったん水を含むとなかなか隣のそば粉に水を渡そうとしない性格なので、とにかく指先でつつくようにほぐしていきます。蕎麦粉の一粒一粒に水を廻してやろうということ。
 蕎麦打ちではこの作業が一番難しいとされています。この後にも色んな作業が出てきますけど、どこかで手を抜くと最後まで影響してしまうという感じなので、とにかくひとつひとつの作業をきちんとします。

 水廻しが完璧に出来ると、そのうち、そば粉自体が勝手にまとまろうとしてきます。その感覚が手に伝わってくるんですよね〜。
 そば粉だけのときは、日本海の砂浜のような感じ。それに加水するといったんは泥水のようになるけど、それを水廻しでほぐしていくと、だんだんと砂利のようになってきて・・・その砂利がだんだん大きくなっていく・・・っていう感覚でしょうか。



 ほんのちょっと手のひらを使うだけでだんだん固まりが大きくなってきます。ここまでくれば後は一気に「まとめ」の作業をして練り込みます。
 うどんと違って、蕎麦は練り込めば良いというもんではなく、作業のスピードが重要なのです。練り込み過ぎて時間がかかって、そのうち乾燥してくるというのは本末転倒。手際よく練り込んで、表面をツルツルにするように「菊練り」します。



 菊の花のような模様が出来るから菊練りだそうで。これが出来れば、ヘソ出しという作業で空気を抜くような感じで円錐状に成形します。

頂点をツブしてラップにくるんで、その間に他の準備をします。




 これが「のし」〜「切り」の道具。のし板は、ダナGが工務店勤務なので、シナランバーコア合板の1,820×910×25tを半分に切って格安で譲ってくれて(笑)。これ、厚さもあるし、ゆがみも少ないし、のし板としてはかなり良いです。
 のし棒は、900mmの檜葉製で30mmφ。最初はこれ1本でのしていたんだけど、大きい玉が打てるようになってきて、江戸流の3本打ちをしています。残りの2本は巻き取るだけの目的なので、ホームセンターで買ってきた安い丸棒です。

 まな板はパイン集成材で自作(笑)。裏側にストッパーを設け、のし板に乗せて使う時滑らないので使いやすいんです。



 のし板に打ち粉をして、玉にも打ち粉をします。



 手のひらで上から押さえるようにして、8mmくらいの厚さまで丸くツブしたら、のし棒を使って、5mmくらいの厚さ(直径60センチくらい)に、丸出しします。出来るだけ正円になるように。



 のし棒を使って、「四つだし」という作業をするんですけど、伸ばす部分に打ち粉をして、のし棒に麺帯を巻き付けて伸ばしていきます。蕎麦打ちでよく見かけるこの光景は、丸い麺帯を四角にしていくという作業なんですね。
 90度回転させて4方の隅を伸ばすと、四角に近くなってきます。


 この状態では、かなり厚さが不均一なため、「肉分け」という作業で、厚さを均等にしていきます。薄い部分を厚くするわけにはいきませんから、厚い部分を薄くしていきます。この時、出来るだけ四角になるように、のし棒を扱います。




 この写真のように、手前部分を半分巻き棒に巻いておいて、拡げてある麺帯をまず、「本のし」して1mm近くまで伸ばしていきます。もう1本の巻き棒で本のしした部分を巻き取り、今度は180度回転させて、先ほど巻き取っておいた部分を拡げて同じ作業をします。この作業をする為に巻き棒が2本、のし棒が1本で、合計3本必要な訳ですね。
 ここまで江戸流を本格的にやるつもりはなかったんだけど、大きな玉を打つようになると、やはり体重のかけ方とか、スペースの問題から、この方法が一番有効です。やはり昔からある方法っていうのは、それなりの理由があるんですね〜。巻き取っている部分は麺帯が重なっているので、乾燥防止にもなります。


 本のしが完了したら、打ち粉を振って、たたみます。まずは麺帯を3枚重ねにして、奥から手前にたたみ、最後に手前から奥にたたみます。合計12枚重なってるんですね。で、手前の折り目は、12枚全部が重なるようにします。切る時に一番切れにくいのが手前側なんですよね〜。だから長い蕎麦になるのです。
 これを知らない人がたたむと、いわゆる屏風だたみとうたたみ方をしちゃうんですけど、これだと全ての折り目で切れちゃいますから、箸で食べるよりスプーンで食べる蕎麦になっちゃうんですよね(笑)。




 こま板と、そば切り包丁を使って切っていきます。蕎麦打ちで一見一番難しそうな工程ですけど、慣れると意外と簡単です(笑)。


 最後に口開け(麺をばらす)して、完成。



 もちろん最後の仕上は、「茹で」ですね(笑)。たっぷりの沸騰したお湯にパラパラと入れて・・・。



 で、完成!。う〜む、ホント、美味いっすよ。


 最後の「茹で」が上手くいくためには、「切り」がちゃんと出来てないとダメだし、「切り」の為には「のし」がちゃんと出来てないとダメ。「のし」の為には「丸だし」が、また、「丸だし」の為には「こね」が・・・最後には、良いそば粉が・・・と、どんどん最初の工程に戻っていくのが面白い部分ですね。「終わりよければすべてよし」とは上手く言ったもんで、終わりが上手くいくのは最初から最後まで上手くいっているという事なんじゃないかなぁとも思います。本来の意味は、全部ダメでも終わりだけ良ければ結果オーライ!ってことなのかもしれませんけど(笑)。

 付け汁も、醤油、砂糖、みりんで「かえし」を作って寝かせておけば、鰹節でダシをとって、「かえし」と配合するだけで、市販の付け汁よりも格段に美味しくなります。

 そば好きの方、挑戦してみてはいかがですか?

2005-12-14
 さてさて、この前のマッチ棒、掲示板にも正解を書いたけど、今一度。

 「階乗」という定義があって、「自然数nに対し、1からnまでの自然数の総乗」これを「n!」と書くのはみなさんご存じだと思うけど、つまり下図のように1つだけ動かして、「4!」にしてしまう訳。


 まぁこれが「!」に見えるかどうかは別として(笑)。

 これで、4!=4×3×2×1=24ってことになるんですなぁ〜!



 んじゃ今度は、クイズじゃないんだけど・・・。昔、文化放送のディレクターさんから教わった遊びです。

 知ってる人も居るかもしれないけど、知らない人は是非やってみてください。一人でやっても良いけど、出来れば相手がいた方が面白いです。

 まずは広告でもなんでも良いので、1枚、長方形の紙を用意してください。で、下図のように、紙飛行機を折ります。その時、相手にこう話しながら・・・ 「実は昔旅客機の墜落事故があってねぇ・・・」


 一番下の完成品が出来たら、「この旅客機は最初、順調に飛んでたんだけど、トラブルで墜落しちゃったんだよねぇ・・・」と言いながら、予め用意しておいたハサミを取り出し、「機体が真っ二つにっ!!!」と言って下図のように紙飛行機の翼をたたんでから、点線の部分で切断します。

 そうすると、上図の下に書いてある一番大きい切れ端を絶対に開かないようにして相手に持ってもらいます。その他の切れ端を全部使ってテーブルの上に下図のように並べます。




 「HELL」・・・つまり旅客機は地獄に堕ちてしまった・・・と。

 ここで・・・「ところが、一人だけ奇跡的に助かった人が居たんだよねぇ・・・その持ってる切れ端を開いてみて〜!」と相手に言います。

 さて、どんな形になったでしょう・・・。

2005-12-06
 師走ですよ師走。あっという間の1年って感じでしょうか。同年代の方々は尚更そうお感じでしょう(爆)。


 四川省って知ってるかな?>みなさん。


 私はこんな記録なんだけどね(爆)。

 コレをやるとき、5〜6牌取れば、記録が出ないなぁって解った場合は、速攻でクリアして新しい画面に切り替えちゃうんだけど、それを他人が見ると、「え〜!そんなことやったら記録も出るよ〜!」ってすぐに言いやがる(笑)。だぁ〜かぁ〜らぁ〜、このゲームって速さを競うもんなんだからぁ〜、別に何回クリアしようが関係ない訳でぇ〜(笑)。そう思うんなら、んじゃ、自分も何回クリアしても良いからやってみなよ!ってことなんだよねぇ(笑)。本来の目的とそれに対する行動ってのを理解出来ない大人が多いんですよねぇ(笑)。

 私は別にゲーマー(っていうのか?)じゃないし、プレステ2も持ってるけどソフトは猛獣王とケンシロウだけで、あとはDVDプレーヤとして使ってるし(笑)。
 紘汰朗も小学校1年生になって、廻りの友達のほとんどがDSだのゲームボーイだのを持ってるらしく、たまに欲しいというけど、ひとつくらいは持ってないとかいうコンプレックスがあっても良いかなぁと思って、今のところゲームは買ってません。与えると1日中やってそうだし(笑)。


 でもスーパーマリオはハマッたなぁ(遠い目)。大学時代、睡眠時間も惜しんでやってた記憶が(笑)。土管のワープを一切使わないで、最終画面クリアまで30分切ったし(笑)。確か文化放送のディレクターさんが、「大友康平さんは30分でクリアしたそうだ!」って言われたのをきっかけに挑戦したハズ(爆)。




 ゲームって訳じゃないけど、最近テレビでIQモノが増えてきました。こういうの結構好きで、マッチ棒のパズルとかも昔から大好きだったので、テレビの問題くらいなら大抵は解けてしまうのです(爆)。
 音楽ではアーティスト的な部分がかなり欠如していると思っているんだけど、こういうパズル系の右脳の使い方は優秀なのです(爆)。

 以前、東京の会社の研修で、右脳を鍛えるっていう研修があって、1泊していろんな問題をやったことがあったんだけど(なかなか面白い企画だったなぁ)、講師が出す問題をあっさり答えちゃうもんだから、先生が困ってました(笑)。逆にその先生に出した問題があるんだけど、みなさんは解るだろうか。



 コレ、マッチ棒を並べて「41」と書いてあると思ってください。

 このマッチ棒を1本だけ動かして、「24」にしてみましょう。

 結構難しいですよ。コレ。で、その先生は流石講師だけのことはあって、1週間後、会社に電話がかかってきて、「解りました!」って(笑)。

 正解者には、う〜む、何を差し上げましょうか(爆)。

∴∴∴∴ I think (’05/11月分) ∴∴∴∴


2005-11-29
 以前から気になっていたEDS-1275の6弦側ネックのリシェイプ、やりました。

 どういう訳か、12弦側よりも6弦側のほうが太いのよね。張力の問題からいうと反対だと思うんだけど、多分、製作誤差なのかも・・・。
 とにかく太い。しかもかまぼこシェイプなので握り込むと全然余裕が無いのよね(笑)。




 で、まずは塗装剥がし。・・・あれれ????メイプル????な、な、なんとネックはメイプルなのでした(笑)。すっかりマホと思っていたんだが、ボディに比べてどうも着色がきついなぁと思っていたんだけど、その謎が解けました。
 ラッカーの塗装剥がしは楽ですねぇ〜。それと、材質がメイプルだったので、そこそこ強引にリシェイプしても問題ないだろうと思って、頬コケのCシェイプにガリガリ削る。
 バインディングも1mm程度あるので、半分くらいに削る。木工ヤスリの目の粗いヤツでガリガリ・・・。#80〜#600のペーパーで仕上げて、目止めしてサンディングシーラー塗布。


 #400〜#600でツルツルにしたあと、チェリーで着色。


 かなり濃く着色したんだけど、12弦側のほうがまだ濃い(笑)。着色した色は絶妙に良いんだけど、ちょっとバランスが・・・(笑)。

 トップコートを2回重ねて、軽く#1000ペーパーで平滑にしてから、艶消しクリアで仕上げ。


 なかなか上出来。シェイプもかなり弾きやすくなりました!。

 レスポールで挑戦した艶消しクリア仕上だけど、ホント、これ病みつきになります。もともと汗っかきなので、つるつる仕上だと滑りすぎたり引っ掛かったりしたんだけど、この仕上だといつでもサラサラ感があって最高なのです。

2005-11-24
 何故か最近ギターの本数が増えた(笑)ので、ハンガー買って増設しました。



 でもダブルネックはスタンド置きなのよね(笑)。

2005-11-18
 買ってしまいました。



 いや〜〜すばらしい。中学校時代の臭いがまさに蘇ります。清志郎くんの一言一言をちゃんと覚えているくらい聞き込んだアルバム。LPレコードを友達から借り、カセットに録音して伸びるまで聴きまくったアルバム。

 「よォーこそ」の小川銀次さんのソロでハヤビキを覚え、「ブン・ブン・ブン」でsus4のかっこよさを知り・・・。その後のおいらの歌謡曲的センス(笑)に影響を与えまくったアルバムなのです。そいつがネイキッドという形で丸裸な完全版として復活したんだから買わない訳にいかない。

 DVDも付いていて早速拝見。う〜〜!銀次さん、若っ!。我が豊岡市の市民会館大ホール(1,200人収容)にコンサートに来た時は銀次さん居なかったハズ。・・・でもその時のコンサート、1階席の10列目くらいまでしか客が居なかった記憶が(笑)。それ以来、清志朗くんは、静岡(PTA問題)と、我が豊岡を目の敵にするのでした(爆)。

 アリス〜ツイスト〜RCにハマり、その後洋楽に移行する訳だが、それもRCの影響でストーンズを聴き漁る。RCのエンジェルとストーンズのアンジーとか、トランジスタラジオとJumpin' Jack Flashとかパクリの面白さを教えてもらったり(笑)。

 ラプソディ、久保講堂でのライブ録音をベースにスタジオで膨大な修正がされて新曲発表のアルバムとして発売されたということはライナーを読むまで知らなかった(笑)。

 まぁしかし名曲ばっかだわ。Zeppとか聴いてると、そのあまりの凄さというか、違いが感じられ過ぎてイヤ〜な気分になることも(笑)あるんだけど、RCみたいにめちゃタイトだけど、全くグルーヴの無い音楽を聴くのも心地良い時があるんです。やっぱり清志朗くんって天才ですわ(笑)。「ボスしけてるぜ」の出だしの「え〜!?」ってセリフまで覚えてるし、一緒に歌えるって楽しいもんです。

2005-11-16
 先日の日曜日、福知山にウルトラトリオが来るってんで行って来ました。初めてのライブハウスで、この辺のバンド関係者から「めちゃ音が良い」と噂の所。

 オープン5分遅れで到着すると、まだリハ中(笑)。入りの時間がかなり遅かったらしく40〜50分遅れでスタート。いや〜それにしてもすげ〜体力ですわ。力哉さん(笑)。メンバーのみなさんは清水興さんの車で来られたようだけど、その車中でZeppを聴きまくっていたらしく、力哉さんのドラムソロでは移民の歌やらgood times bad timesやらrock and rollやら出るわ出るわ(笑)。観るモノをグイグイ惹きつけるパフォーマンスは流石!。

 山口さんのバンドなので曲が少々難解(笑)なんだが、最後まで飽きることなく楽しめました。

 物販が終わってから、力哉さんに挨拶に行って、移民の歌のキックが1つ多いですっ!って言ったら、笑ってました。「多いぶんにはええやん、削れば!」って(笑)。まぁしかしこの人、オーラが凄いわ。若い頃に比べると随分まるくなられたが、ニコっと笑っても目が鋭い(笑)。「また一緒にZeppやろうやっ!」と最後に。

 山口さんは来月ダナGカフェでジャズアコースティックライブをしてくれるので、また観に行きますよ〜って挨拶したら、「あんまりギター練習したらアカンよぉ〜、めちゃ上手いんやもん〜」って賛辞のお言葉を頂く(笑)。この山口さんはホント、お人好しな感じ(笑)。


 で、音のほうだけど、確かにこの辺の箱では桁が違う。バランスが非常に良いし、全ての楽器がちゃんと再生されている感じ。若干、コンプがかかりすぎって感じも受けたけど、それはそれで最近の音っぽい。
 かなり広めな箱なので、ドラムにもすべてマイクが配置されてPAしてあった。

 ウルトラトリオはボーカルが居ないんだけど、ステージを観るとフロアモニタは無い。ドラムの横にモニタが1台あるのみ。・・・で、ギターアンプとベースアンプを観ると、ちゃんとそれぞれの立ち位置に向けて傾斜して置いてある。ふ〜む、なるほど。流石プロですな。自分の出音は自分のアンプから聴く。ドラムだけは他の音が聞き取りにくいからモニタから返す。極々当たり前なことをちゃんとやってる人たちですね。

 笑い話で、あるアマチュアドラマーがリハ中に、「すみませ〜ん、スネアの音、もうちょっと上げてもらえますかぁ〜?」と言ったそうだ(爆)。をいをい、自分で叩いてる音を何故にモニタで返すの??(爆)。

 今は無くなった小さな箱に湊さん率いる「A」が来たときも同じようなことを言っていた。そこのマスターが、最近のアマチュアバンドはモニタが聞こえないって良く言うんだけど・・・って相談すると、メンバー全員が「はぁ!?だって自分の音はアンプから出てるじゃんっ!」って。
 こういう常識っていうのを解ってない人が多すぎるのよね。

 我がバンドでも広いホールとか以外なら、PAはボーカル以外無しにしてもらうことが多いです。だって、ドラムのナマ音に合わせるだけで充分な音圧になるし、1959を使うならPAの必要も無いし。むしろ安モンのPAシステムでヘタクソなエンジニアにPAしてもらっても、せっかくの良い音が台無しだし(爆)。



 あ、そうそう、例のテレビ大阪の「クチコミぃ!?」だけど、この前の日曜に放送されました(笑)。上手い編集(?)でモロにトチった部分がカットされていて助かりました(爆)。

2005-11-11
 はいっ!ってことで完成。



 なかなか良い感じですわ。3ピースボディかと思っていたらなんと4ピース(爆)。ほんと、ツギハギだらけって感じです。
 比較的、金属部品にサビが無かったので、洗浄しただけでピカピカに戻ったし、まぁネックは波打って大変だけど(笑)、ちょこっとフレットレスな気分な時には重宝しそうです。


 今回の新発見というか、良いモノみっけ!っていうのは、やはりジェル。乾燥すれば服にも付かないし、いぶ〜い光沢具合がなかなか良いです。クリアラッカーでトップを吹いて・・・っていう作業に比べると100倍以上楽だし(笑)。・・・ってそれと比べるのもおかしな話しですが・・・。

 自分のギターをオイルフィニッシュしてみたいけど、出来るかなぁ・・・って人は是非お試し下さい。

2005-11-08
 ベースのジャンク、手に入れました。といっても今回はヤフオクじゃなく、知り合いのフレットレス改造品を捕獲。メーカーは解らんが安物であることは確か(笑)。で、フレットレスにしてあって、ウレタン系?の塗装でコートしてあるのでノーラインっぽく見える。しかも3トーンサンバーストでピックガードが外されているからモロジャコパス(笑)。

 ノーラインは流石に素人には無理なので、早速剥がして溝を切り直して、ローズのささくれ補修してエポキシ充填。あ、もちろんヘッドは・・・(爆)。


 ジャンクというのはナットが外されて無くなっていた状態だったので、在庫していたピックボーイのナットを接着。この際、ナットの下面にサンドペーパーを両面テープで貼り付けてナット溝をゴシゴシすると、平らになるしキレイになります。


 で、ボディの塗装を剥がす訳だが、ドライヤー+ノミでバリバリ剥がすも、その後のサンディングがこれまた大変っ!#80〜#600のサンディングで磨き上がるまでやっぱり1週間はかかりますな〜!腱鞘炎再発するしっ!(笑)。

 どんな色にしようかなぁとホームセンターを漁っていると、カシュー発見。まぁ漆塗りの簡単バージョンみたいな油性塗料なんだけど、緑のカシューとうすめ液を買って擦り込んでみました。

 まぁ安物のベースだけあって、ところどころに樹脂パテのような痕跡もあり、木目も酷い3ピース(笑)。まぁベーシストじゃないし、とにかくやってみたらマダラっぽくなったけど、まずまずかなぁ(笑)。

 オイルフィニッシュで渋い色も良かったけど、せっかくだからちょいと派手目に(笑)。


 さて、トップをどうしようかと思ったんだが、新しもん好きな私は、「XOTIC OIL GEL」ってのを試してみました。

 これ、オイルフィニッシュ用オイルなんだが、乾燥すると塗膜が出来て、従来のオイルのように染み込むだけでは無いという代物。確かに数回擦り込んで見ると、塗膜が出来ている。といってもクリアラッカーのようにピカピカになるわけじゃなく、グロス仕上というか、しぶ〜い光沢が出ます。
 指板にも塗っているところだけど、これ、なかなか良い感じですわ。

2005-11-02
 YG誌に1959HWの特集があったので本屋さんを探したんだけど、売り切れていたので友達のを借りて見てみました。DVDも付いてるのね(笑)。

 う〜む、凄く良いんだけど高い(笑)。・・・でも60年代後半あたりの1959を探してカスや使い物にならないアンプを買わされるよりは良いねぇ〜!。

 中野シゲオさんがDVDで紹介してたんだけど、ホント、あの人ジミヘンっぽいね(笑)。思わずクスっと笑ってしまうようなフレーズとか出てきて、面白かったです。
 でもアンプセッティングの紹介でトーンは全部0にしてから欲しい音だけを上げるっていう説明だけは反対意見(爆)。トーンを全部10にしたときに周波数特性がフラットになるわけではない(アンプの設計による)が、基本は10だと思う。オーディオ機器のように「5」でフラットになって、カットとブーストが出来るタイプなら別だが、ツインリヴァーブも1959もカットする回路しかない(他のアンプは知りません(爆))。
 ってことは、10にしたときが電気的にも一番ロスが無い訳で、そこから要らない帯域をカットしていくというのが道理なハズ。

 例えばグライコ。あれは誰が使っても中段のクリック位置がフラットだと判断出来るよね?そこから要らない部分を下げるとか、ミッドレンジをちょっとブーストするとかいう使い方をするはず。最初から全部上げてからとか、全部下げてからとか使わないよね(笑)。そう考えると、1959みたいなトーンの回路で最初から0とか5からとかいう使い方は違うと思うわけです。・・・全部5からっていう人も多いね。最初に全部5にしておいて、結局トレブルだけを10とかにするんだったら、全部10にしておいてバスとミドルを5にするっていうほうが理にかなっている。5を10にしたところでブーストしてるわけじゃないんだからね(爆)。

 まぁ回路をちょっとでも知ってる人ならこういう間違った使い方って出来ないよなぁ(笑)。


 DVDにはGIT-DX講師のデモ演奏もあって、なかなか面白いです。相変わらず誌面に読むべきモノはほとんど無いんだけど(爆)。
 講師で最後のベックっぽい演奏をしていた人は凄いです。ディレイのツマミを足で回しちゃうんだから(爆)。まぁそれにしてもみなさん24歳とかで、凄く上手い。たいしたもんです。でもKELLYとか出てくれたらもっとインパクトあったのになぁ・・・。

2005-11-01
 さてさて、もう11月なのね。





 この画像、じ〜〜〜〜っと30秒ほど見つめてください。出来れば真ん中当たりの黒い点を決めて、それをじ〜〜〜っと・・・。

 で、目をつぶってしばらくすると・・・。

 このネタ、知ってる人、動○×ファンですな(爆)。

∴∴∴∴ I think (’05/10月分) ∴∴∴∴


2005-10-25
 関西地方の方々には馴染みの深いこの方々(笑)。



 左は関テレを退職されてフリーで活躍中の桑原征平さん。右が「おはよう朝日」ですでお馴染みの宮根アナ。

 テレビ大阪で放送中の「クチコミぃ!?」って番組の取材が、何故かウチに来たのです(笑)。近畿地方をいろいろ旅して、土地土地の珍しい人を訪ねるって企画らしいんだけど、いきなり玄関開けたと思ったら、「伝説のギタリストの古川さんですかっ!?」ってきたもんだ(爆)。あらビックリ。

 さすがのおいらも緊張したらしく(笑)、ギターを弾かされたんだがトチりまくり(爆)。

 放送は、11月6日(日)の午前11:30〜らしいので、観られる方は是非どうそ。・・・っていうか、ウチ、テレビ大阪映らへんしっ!(笑)。

2005-10-24
 ヤフオク、ハマってます(笑)。



 このジャズベ、タバコ1カートンちょいの価格で落札(笑)。かなりジャンクだが手を加えれば使えそうだし、どうしても我がバンドでフレットレスな曲を課題にしてしまったため、ちょいと改造してみようと。




 で、フレットを抜いているとなんか違和感があるので指板を引っ張ってみると見事に10フレット付近まで剥がれました(爆)。
 で、タイトボンドとクランプで接着。ヘッドにも割れがあったので、そこにもタイトボンドを充填して接着。このタイトボンド、なかなか優秀ですね〜。ほんと強力に接着出来ます。速乾だし。




 我がバンドのベーシストはフレットレス初挑戦な為、ラインをエポキシ接着材のクリーム色で充填。その前にフレットを抜いた指板の際って、ボロボロになるんですよねぇ〜。ってことで、シアノ系ボンド(瞬間ですわ)で丁寧に補強してサンディング。その後マスキングしてエポキシを充填して、さらにサンディング。
 かなり良い感じの仕上がりになりました。やはりギターやベースのリペアや製作ってサンディングがメインな作業ですねぇ〜!
 最後にレモンオイルで黒々仕上げに。ウレタンでトップコートする場合もあるらしいけど、指板が削れたらまたサンディングすれば良い訳で。ピカピカなローズ指板ってのもねぇ・・・。





 で、懲りずにやってしまう訳です(爆)。ちなみにMADE IN USOにしましたが(笑)。

2005-10-11
 通称パンダギター、ダンエレクトロ、届きました。



 なんとも可愛いルックスなんでしょうねぇ。それにしても音も作りもメチャくちゃチープ(笑)。これほどまで安く作れるもんなんだろうか!っていうくらい安っちい。白いピックガードなんて紙を固めた素材みたいなので作ってあるのよね(笑)。ナットだってアルミ成形品を指板にビス止めだし(笑)。

 ブリッジやネックのビスだって、アンカーやプレートを介さず、直にビス!みたいな(爆)。

 まぁとにかく中身を見るわけです。

 セミホロウっていうか、側の材に表面と裏面に板を張り付けただけって感じ。

 で、アース線が切れていて、さて?どこから取っているんだろうとブリッジのビスを抜いてみる。するとビス穴を覗くと縦穴の横に何やら横穴らしきもの発見(笑)。
 そこにベルデンワイヤーを挿入してみると、見事に出てきました(笑)。ところが、相手はビス・・・さて、これにどうやって接続しろと??(爆)。
 どうやらワイヤーの被覆を剥いて、それをグシャグシャ〜っとビスに絡めているだけのようです(爆)。

 まぁそんな程度だろうと思って、抜け落ちない処理だけしました。



 念のためジャックだけはスイッチクラフトに変更。ここがイカれるとライブで大変な事になるのです。

2005-10-06
 ヤフオクでダンエレクトロ、落札してしまいました(笑)。格安(爆)。



 私のドラム師匠はステンレスの仕事もされているので、スライドバーを作ってもらいました。


 左端のはかれこれ20年使っているPICK BOYのバー。残りの6本を作ってもらったんだけど、短いのが40mmで、ちょっと長いのが45mm。市販のバーはこの微妙な長さってのがなかなか無いのよね〜。
薬指全部に入れるならPICK BOYのでも良いんだけど、第2関節まで入れる場合は長すぎるので、40〜45mmくらいのが欲しかったのです。
 元は21.7mmで1.5mm厚のステンレスパイプです。カットして小口を面取り磨きして完成。かなり良い感じ…。っていうか、ダンエレクトロとこのスライドバー・・・さてなにを企んでいるのか解る方はかなりのZeppマニアですな(爆)。

2005-10-05
 先月、無事にライブも終了。いや〜ホント、気持ちの良いライブでした。音のほうもかなり良かった(?)ハズ。会場も天井が高く、かなりライブな場所だったので、PAはボーカルだけにしてもらって、他の楽器は全てナマでやりました。きてくれた人たちもこの「基本」が解ってもらえたんじゃないかなぁと思います。

 近年の流行りなのかもしれないけど、ホールでもないのに、ドラムの金物とか、ベースの超低域とかあまり大袈裟にPAすると耳が痛いのです。ライブハウス程度の大きさでドラムにマイクが必要なのは、安物のドラムだから鳴らないのか、それともドラマーの技量で鳴らしきれてないってことなのかもしれません。
 そういう意味では本来の楽器の音ってのを堪能してもらえたかなぁと(笑)。



 さて、いつも最後の曲でやっている「STAIRWAY TO HEAVEN」なんだけど、先日ZeppのDVDを観ていて気が付いた・・・。イントロからドラムが入るまでの間、ネック切り替えスイッチがどうみてもセンターなのである…。センターってことは両方のネックのPUが生きている訳で…。
 ドラムが入るタイミングでペイジ御大はその切り替えスイッチに手を伸ばす映像があったので、これは間違いないと。


 このスイッチなんだけどね。

 で、以前何かの雑誌で読んだ時、Wネックの切り替えスイッチをセンターにして弾くと、弾いてないほうの開放弦の音が干渉してすばらしいモジュレーションがかかるんだっ!って御大が言っていたのを思い出したのです(笑)。
 実際やってみると、この曲ではギターのボリュームが2〜3程度なので、変に干渉することもなく、それでいてよ〜く聴くと、なんとなく拡がりが出るような…。で、さらに良いことは、センターから12弦側に切り替えると若干音量が上がるのです。つまりドラムが入ってきた時、ボリュームを調整しなくてもバランスがとれるというか。なんか得した気分(笑)。

 残念ながらライブでの録音がうまくいってなくて、ビデオからの音源や動画になっちゃいましたが、かなり臨場感は伝わると思うので、Larz GallowsのHomepageで、是非動画を観てやってください。かなり圧縮してあるので、さらに音質が悪くなっちゃってますけど(笑)。

∴∴∴∴ I think (’05/09月分) ∴∴∴∴


2005-09-21
 ちょこちょこと作業をすすめました。


 なんだかよく解らんけど(笑)、ビス穴補修部分の水研ぎしたところです。




 で、預かっていたGIBSONのアコギ、こちらも一緒に水研ぎ。アップの写真は念のためロゴ半分だけってことで(笑)。

 さらにバフ掛け完了!見事に復活!・・・っていうか、ヘッドだけピカピカでバランスが・・・(笑)。




 はいっ!こちらもバフ掛け完了!ほぼ解らない・・・。トップコートの段差が若干気になるけど・・・。


 で、組み込みも完了。ついでにボディトップ面だけは全体にバフをかけたので、渋い艶が復活!。


 ブリッジとナットを使う弦に合わせて溝修正。ネックのソリも修正して完成!。

2005-09-20
 届きました!EDS-1275!!


 す、す、すんげ(笑)。なんかね、やっぱり違うんですよ、風格が(笑)。ヘッド、長っ!。

 ボディは流石グレコ、ちゃんと細部までコピーされてます。6〜12弦の間の面取りがされていなかったり、ちょっとした違いはあるものの、これってコピーした本物のボディがそうだったのかもしれないし。

 持った感じは本家のほうが若干軽い。よくWネックは重いと言われるけど、レスポールより軽いのよ!。ただしネックとボディのバランス上、ストラップかけて立って弾くとネックが下がるので大変(笑)。

 ネックは本家、太いです(笑)。現行スタンダード('50)と同程度。ギブソン伝統?のフレット部もバインディングされている高級仕様(笑)。

 まぁそれにしても、これが95年の中古なのかっ?って思うほど綺麗。バック面にほんのちょっと擦り傷がある程度で、メッキパーツなんてピッカピカの新品同様。フレットも99%以上(笑)。指板なんてちゃんとローズ色していて、手垢で黒くなってないのです。PUカバーも曇りひとつ無し!ホント、数回弾いて、あとはケースの中にしまってあった・・・って感じです。出品者さんの知人さんの出品(委託出品)だったんだけど、知人さんの話しだと、12弦側は山野で購入した時の弦で、1本だけ交換したと・・・(笑)。まさにデッドストック!!!!



 これですよ、これっ!(笑)。このヘッドの長さがないとダメなのですっ!(爆)。



 で、(爆)。

 こんなデッドストックなギターを早速改造(爆)。これはテールピースを外してビス穴を丸棒で埋めてタッチアップして、さらにマスキング〜サンディング〜シーラー〜サンディング〜トップの工程中。
 心配していたアース線は流石ギブソン、ちゃんとブリッジのアンカーに落としてありました。といってもテールピースで圧着されていた部分は若干の塗膜ハゲがあり、研磨だけではどうにもならなかったので、サンディングシーラーをしばらく放置して粘度を上げてからその部分に充填。



 パーツも全部ハズシました。で、6弦側のPUカバーも外した訳だけど、このPUも、カバーを付けてからロウ漬けしてあるようで、そのロウをクリーニングするのがこれまた大変(笑)。



 ビス穴部分、トップ吹き付け中。ほとんど目立たなくなりました。



 よ〜く見ると解るんだけど、トップコート2回吹いたらマスキング位置をちょっとずらして階段状に重ねています。こうしたほうが既存塗装面との段差磨きが楽かなぁ〜?と思って(笑)。その効果は研磨作業してみないと解りませんけど・・・。



 で、ネック裏、マスキングして#1000のペーパーで研磨してマスキングし直してから、艶消しクリアで仕上。またじっくり時間のあるときに、ネックのリシェイプはとっておきましょう(爆)。



 で、乾燥中にキャビティ内の導電塗料塗布。

2005-09-16
 某所でマイク2本使ってのギター録音についていろいろ意見が出たんだけど、実際にちょいと録音してみたので、せっかくだから(笑)公開しときましょうか。

 まず、1960キャビの左上のスピーカに57をオンマイクで配置。ほぼスピーカのセンターで、サランネットギリギリまで近づけて。

 約1mほど離してC414をオフマイクで立てる。57の直線上というか、左上のスピーカに向くように配置。

 で、MTRで両方のレヴェルが同じ程度になるようにインプットゲインを調整。

 まずは両方のトラックのPANをセンターに定位させると。

 center.mp3


 こんな感じの音になりました。位相の問題もあり、ちょっとフェイズがかった音というか、音によっては鼻をつまんだような音になりますねぇ。

 で、次に、完全に左右に振ってみます。左にオフマイク(C414)。右にオンマイク(57)。

 lr.mp3


 今度はすっきりと聞こえますねぇ。もしお聴きのスピーカで左右どちらか単独で聴ける方は、それぞれの違いを聞き比べてみると良いかもしれません。
 オンマイクはまさにスピーカからの直接音!。オフマイクはちょっと遠い感じというか、奥行きがありますね〜。オフマイクのほうが音量が小さく感じるけど、実際のメーターはほぼ同じ。


 で、マイクを2本使うときは位相云々って良く言うんだけど、ギターの場合、それほど神経質になる必要も無いような気がします。完全な無響室で、スピーカーが1発で、1つのハーモニックだけを録音するとかいうんならかなり影響出ると思いますが、色んな音が含まれているギターではきりがありませんね(笑)。

 厳密に言うと、1960みたいに4発もスピーカが入ってると、それだけで聞く位置によって位相はズレますからねぇ(笑)。

 まぁ最初の音源のように、オフマイクとオンマイクを同レベルで同じ定位にミックスするってことはほとんど無いと思うし、ステレオに振れば、単純に1本だけの録音より厚みが出るってことみたいですね。
 オフマイクをもっと離すと、距離差によるダブリング効果もねらえるし・・・。

 ちなみに録音は1959+1960にアッテネータをかましてます。途中、ベンドする部分とか、ほんのちょっとコンプレッションがかかったような音になるんだけど、YAMAHAのMagicStompのせいです(笑)。

2005-09-12
 Larz Gallows、ライブやりますっ!9/24(土)。詳しくはLarz Gallows Homepage までっ!

 今回は下記のWネックも間に合いそうな感じなので、ご近所みなさま連れだってお越し下さいませ〜!

 あ、まだ到着してないのであれですけど、もし新しいWネックが問題なければ、今使っているグレコWネック、欲しいかたはメールください(爆)。



 さて、預かっていたギブソンギターだが。

 サンディングシーラー塗って乾燥中。


 で、サンディングしてブラック吹きつけして、シルバーロゴを貼って、若干黄ばみ気味なクリアイエローを調色して吹き付け。さらにクリアトップコート重ね中。


 古いモノなので、他の部分が良い感じでウエザーチェックとか入っているのに、ヘッドだけピカピカな仕上がりってどうなんでしょうねぇ(爆)。
 エイジド加工も練習しないといけないかしら(爆)。

2005-09-12
 総選挙、終わりましたね。自民圧勝。予測されていたとはいえ、ここまで圧勝とは思わなかったですねぇ〜・・・。まぁいろいろ意見はありましょうけど、一定のルールをもって正々堂々と戦ったんだから、結果を素直に受け止めるってことも大事な事ですよね(笑)。K井(鶴井さんじゃなく(笑))さんもごちゃごちゃ言ってないでさ(笑)。嫌いじゃないんだけど、この選挙がどうのこうのとか、刺客に対する批判とか、文句ばっかり言ってても改革は進まないってことじゃないかなぁ。小泉首相がどういう手法をとろうが、選挙という制度そのものにケチつけたって始まらない。造反組のみなさんはみんな口を揃えておっしゃるが、こんな独裁的なやり方は許せない!と(笑)。
 許せるかどうかは国民が決めることで。今回ちゃんとしたルールのもとで、そういう結果が出たんだから、選挙が終わってからごちゃごちゃ言ったところで説得力無いですね。K井さんも「子供だって解ることだっ!」と宣ってらしたが、頭の悪さを晒してしまいましたねぇ(笑)。

 ま、選挙にも行かない私がゴチャゴチャ言うほうが説得力無いですけどね(爆)。


 さて、昨晩思わず衝動買いしてしまったブツがあるのだが・・・。嗚呼、おいらは何をいまさら買っているんだろうか!(笑)。


 これ、ヤフオクに出品されたEDS-1275。もちろん本物(笑)。以前にも同じモノが出品されていたんだが、誰も入札が無く、値下げしての再出品。
 5日前くらいから知っていて、2日前に入札があったんだけど、まさかおいらが落札するとは(笑)。

 状態もかなり良い感じ(部屋での数回の使用らしい)だし、なんと言っても12弦側のヘッドの長さ(爆)。グレコWネックも素晴らしいんだけど、やはりどうしても納得いかないのよね、ヘッドが(笑)。ZeppのDVDを見るたびに、あ〜ヘッドの長さがぁ〜!!!って(笑)。ホント、アホですね、私(笑)。

 転売目的でも利益が出そうな値段だし(笑)、たまたま昨晩覗いてみたら、残り時間30分!(笑)。入札は2名。う〜!これはいっとくかっ!ってな感じで、まさに衝動買い(爆)。

 もちろん転売目的ではないので、来たら早速手を加えますが、何か?(爆)。まぁ今回はヘッド再塗装の必要は無い(爆)んだけど、テールピースの位置変更と、内部シールド処理と、電気関係クリーニングと、ネック裏艶消し塗装は必要なので、また工程でもアップします。あ、そうそう、6弦側のPUカバーハズシも必須ですね(笑)。

 良いアコギが1本欲しかったんだけど・・・。マーチンのD-28の現行モノでも・・・と考えていたんだけど、やっぱりこっちになっちゃいました(笑)。

2005-09-06
 はいはい9月ですわ。はやいもんです。

 台風14号ってのが自転車並みのスピードで近づいてます。九州のほうでは既にかなりの被害が出ているようなので、予測進路にお住まいの皆さん、備えてください!


 さて、昨日、近所の楽器屋さんから電話が。

 とあるお客さんの家が火事に遭われたらしく、ギターがかなり損傷を受けていると。徒歩30秒なので早速拝見にあがると、ギブソンのギター。これなんて言うんだっけ?

 雨が降っていたので引き取る際、ビニール袋で養生したので見づらいけど・・・。LとかLSとか言うんだっけ?結構古いヤツみたいで、ボディはウエザーチェックが入っていて、なかなか渋い。
 ボディやネックは問題無いんだが、ヘッド部分が炎でボロボロ。特にヘッドの表面がケロイド状態みたいになっている。GIBSONの金文字(貝のインレイでは無かった)がわずかに確認出来る程度。

 ここまで読んだ方は何故私に修理依頼が来たのかお解りでしょうが(爆)。

 で、早速ヘッド表面を磨いて、との粉(この表面にはメイプルのツキ板が無いので)で目止め処理をして、乾燥させています。

∴∴∴∴ I think (’05/08月分) ∴∴∴∴


2005-08-22
 さて、夏休みだった方々もそろそろ本格始動ってとこでしょうか。




 これ、買っちゃいました(笑)。こともあろうか、YAMAHA製品(爆)。Magicstompっていうヤツで、定価が28,000円ほどなのにネットだと9,800円前後で買えます。この定価っていったい・・・(笑)。

 内容はいわゆるマルチなイフェクトな訳で。YAMAHAの有名なDGアンプなんかも入っているんだけど、まぁ歪み系で使うことは滅多に無いと思うんだけど、空間系のイフェクト用に購入した次第。

 Zeppをやるようになって、ディレイとかリヴァーブとか、いろいろ試行錯誤したんだけど、どうしても納得いかないのよね。特にディレイ。Guyaのマイクロイフェクトも優秀なんだけど、やっぱりデジタル臭い(笑)。ディレイ音にトーンが付いているBOSSのハーフラックも試しているんだけど、イフェクトオフ時のディレイ音はいただけない(笑)。いくらトゥルーバイパスじゃないといっても、あからさまに残るのはどうかと(笑)。

 で、ちょいと物色してみたらコレを発見した訳です。コレがROLANDだったら即買いだったけど、メーカーがメーカーだけに1時間ほど悩みました(爆)。

 何が良いって、3つあるフットスイッチなのよね。普段は真ん中のスイッチがオンオフで、両脇のスイッチがパッチ切り替えの-+スイッチ。でもモードを切り替えると、それぞれに割り当てた3つのパッチのオンオフスイッチになるっていうのが素晴らしい。つまりディレイを3つ買うのと同じようなもんですな。
 その3つのスイッチに割り当てたパッチは簡単に切り替えられるので、これまた便利なのです。で、マスターボリューム以外のツマミがこれまた3つ(爆)。これで簡単なパラメータの操作は出来るんだけど、もっと細かい設定は、付属のソフトを使って、USB経由でPCとのデータやりとりが出来るという代物。これはまだインストールしてないんだけど、説明書を読むとそういうことらしいです(笑)。


 ちょいとプリセットを弾いてみると、なかなか面白い。まぁプリセットなんで、エグい音ばっかりなんだけど(笑)、テープエコーなんてなかなか良い感じです。こういう自然なというか、ペイジっぽい(笑)というか、そういうディレイ音が欲しかった私にはぴったりかと。

 それにしてもこういうデジタルものって安くなったもんですねぇ〜!

 ペダル型のフットスイッチがずら〜っと並んだマルチに嫌悪感がある人も(笑)、これなら使えそうな気がしませんか?(笑)。

2005-08-12
 ラッカーフィニッシュは乾燥時間が重要。サンディングシーラー〜着色〜トップコートと、重ねる度に下の塗膜を自らのシンナーが侵していくので、完全乾燥は1年近くかかるとも言われているのです。

 今回、サンディングシーラーに2液性のウレタンを使ったので、トップコートを吹いてから仕上げに取りかかるまで、4日で挑戦(笑)。水研ぎ可能な時期の判断って難しいですけど、おいらの場合、臭いを嗅ぐ(笑)とか、隠れる部分に爪を立ててキズの付き具合で判断してます。4日目にして爪痕も残らず(しかもタレた部分で検証しているので、一般部分はかなり硬化)、臭いもしないので、取りかかることに。


 で、新しく試してみたモノ。

 これ、クレオスのMr.研ぎ出しクロスって商品。クロスに研磨剤が付いていて、#1000と#2000、で、なんと#3000のクロスが入っている。目詰まりしたら洗って使えるし、空研ぎでもOK。まぁ空研ぎだとすぐに目詰まりしてダメなんだけど、表面の凹凸をなくす水研ぎ作業の最初は、普通の耐水ペーパーの#800〜#1500くらいでやっておいて、最後の仕上はこのクロスでっていうのがなかなか良い感じでした。
 ちょっとしたキズの修理なら水無しでもコレだけでOKっていうのも手軽で良いですね。


 で、バック面、バフ掛け完了!

 光ってるのは天井の蛍光灯(笑)。まさにビカビカ!ビバっ!ワシン!(笑)。

 トップ面はこんな感じ!

 う〜む、トップの光沢具合も最高だけど、この上品な貼りトラの具合やサンバーストの具合がなかなか良くできたと(笑)。

 20年以上前のギターが蘇った瞬間ですな(笑)。


 こうなると電気関係も手を付けてしまうのです(爆)。ポットとアンカーを埋めてみました。

 上の2枚は自然光の画像。嗚呼、おいらのクラッシックよりトラの感じが良いですぅ(笑)。


 ヘッドは・・・あれ?(笑)。で、GOTHOのマグナムロックを付けてみました。ナットはノンブリーチの牛骨。まだ成形と溝切りはしてない状態。




 で、完成。

 いや〜すんばらしい。たまたま素材が良かったというのもあるけど、ここまで出来るとは(笑)。我ながら自画自賛(爆)。っていうか、何故本家はこの感じを再現してくれないんだろう・・・。現行スタンダードのネックを細めにして、このカラーで売ればもっと売れるのに(笑)。


 で、このギター、結局道具代とか材料費だけで5万かかってしまったんだが、それだけの価値があるんじゃな〜い?っていうくらいの出来。かねてよりレスポールの良いのがあれば欲しがっていたピロシくんに手数料だけもらって引き渡すことに。手数料って言っても、超特別価格(爆)。普通のリペアショップでやってもらったらいくらかかるんだろう・・・。
 実際、1959に繋いで音出ししてみたけど、おいらのクラッシックと遜色無し。

 今回、サンディングシーラーにウレタンを使ったり、ワシンのラッカーを使った事で、作業時間や、仕上がりのクオリティは市販品レベル(以上?(笑))になったけど、ウレタンの上にラッカーを乗せても、ウレタンの塗膜は侵されないので、ラッカーの食い付きが今ひとつなのか、コツンという打撃系には弱いかもしれません。実際、隠れる部分でコツンとやったらラッカーの塗膜が浮き上がるような現象も起きたし。
 もちろん、ウレタンサンディング後、直ちにラッカーを乗せたんだけど、この辺はオールラッカーに軍配が上がりますね。といっても、作業時間の超短縮や、塗膜の堅さを考えると、かなり良い方法かもしれません。


 で、今回の作業内容は。
1.塗装剥がし
2.下地処理
3.部品錆落とし、磨き
4.ペグ穴埋め
5.ボディ、ネック、オールリフィニッシュ
6.ヘッドロゴ作成(笑)
7.ペグ交換
8.電気関係、スイッチクラフト、CTS、ベルデンに
9.シールド処理
10.ナット交換
11.フレット摺り合わせ

 う〜む、普通、これだけやったら材料費込みで10万越えちゃうよなぁ(爆)。

2005-08-08
 レスポ、ただいま乾燥中。

 で、フレットの摺り合わせなんぞをやってみる訳で。今回はナットも交換予定なので、シャリシャリと端から端まで摺り合わせ出来ます。
 最後にバインディング部分を綺麗に成形して、はみ出たラッカーを綺麗に処理。で、フレットはコンパウンドで磨くと。

 こんなにピッカピカ!。新品並みの美しさですなぁ〜。

 ついでに導電塗料を内部に塗布。

 今回もシールド対策部品を購入しているので、しっかりやっとこうかと。特にジャック。もちろんスイッチクラフト製のジャックだけど、以前に紹介したシールドされているジャック。・・・でも、シールドケースの大きさがレスポのジャック部分の穴径より大きいので、その穴を拡げる作業がこれまた大変(笑)。木工ヤスリの半丸タイプでゴリゴリと。

 こうやって一つ一つ手を掛けていくと楽しいもんです(笑)。

2005-08-04
 やっぱりアルプスのプリンタは正解だった(笑)。特色インクでシルバーとゴールドを持っているのだが、転写シール(反転)なので、ゴールドで印刷してもシルバーになっちゃうので、某ロゴ部分はシルバーで印刷してからクリアイエローを吹くと。

 右の赤い棒は吊り下げ用フック。
 で、今回は某シルバーロゴも薄〜〜いクリアブルーとクリアイエロー、それからグレーを筆を使ってパール柄を表現(笑)。う〜む、すばらしい(笑)。「※上記の写真と本文は関係ありません(爆)。」


 バックとネックのチェリーも着色完了。

 本家クラッシックと比べてマホが黒かったので、若干赤みの強い色になりました。

 で、トップコートを吹きながら乾燥中。

 マイクスタンドに先ほどの100均で買ったフックで吊り下げ。トップコートを吹く手順も、例のドラムスローンを使って1回で全部吹けるように。
 まずドラムスローンをエアクッションで養生して、その上にペーパーウエスを敷いて、レスポのトップ面が下になるように置きます。何故ペーパーウエスを敷くのかというと、ボディサイドを吹き付ける時、どうしてもスローンとボディの間から溶剤が飛び込んで、エアクッションに付いていたラッカー等がトップ面に付いてしまうからです。

 で、まずはサイドを吹いて、バックを吹いて、ネックを吹く。この時、ドラムスローンをゆっくり回しながら吹き付けると作業的にも楽なんですよねぇ〜(笑)。

 次に、フックをペグ穴に入れて、よっこいしょと物干し竿に引っかける(笑)。で、後はトップ面とヘッド面の吹き付け。それが終わったらそのままフックを持ってマイクスタンドまで持ってきて乾燥と。
 まぁとにかくセットネックってのは手間がかかるもんです。


 ヘッドの裏側の穴埋め部分もほとんど解らなくなりました。


 それにしてもワシンのクリアラッカー、品質良いですなぁ〜!!まだ水研ぎとバフ掛けしてないので結論は出せませんけど、吹いている感覚だけでも凄い良いです。平滑度も良いし。ただ、吹き付けの量がかなり多い感じがするので、普通の模型用のクリアスプレーの感覚で吹くと、泡が出ます(爆)。塗面と離れすぎるとドライスプレーになるし、この辺はなかなか難しいとこですねぇ。泡が出ず、そのまま立てて放置しても垂れないギリギリの吹き付けってのが良いと思うんですけどね。なかなか出来ません(笑)。


 で、GOTOHのマグナムロックも到着。

 これでパーツが全部揃いました。あとはクリアを重ねて、仕上げてからフレット摺り合わせして、組み込み作業ということで・・・。

2005-08-03
 転写シールが届くまで、ヘッド部分は置いておいて、まずはボディのクリアイエローを塗布。で、サンバーストを吹く訳だけど、例によって色合わせに失敗(笑)。で、剥がす。

 といってもサンディングシーラーをちょっと削る程度で落とせたので、早速イエローから再挑戦。


 単にクリアイエローじゃなく、クリアレッドと極少量のクリアブルーを混ぜて吹き付け。なんとも渋いレモンドロップになるのです。イエローを吹くと、それまで身を潜めていたトラ目がググっと浮き出てきます。トップは合板とはいえ、表面はメイプルのうす〜〜いやつ(笑)。なかなか良い表情です。

 で、気を取り直してサンバーストの調色。失敗した原因はクリアレッドの入れすぎ(笑)。しかもテスト用の板で仮吹きしているにもかかわらず、早く吹きたい感が勝ってしまい(笑)、納得いかないまま吹き付けたのが原因。
 今回は念入りにスポイトを使って調色し、テスト板に何度も吹き付け納得した後で本番!。

 うほほ〜い、カンペキ!。おいらのクラッシックよりも上手く出来ました(笑)。

 で、乾燥したらサイドのバインディングの処理をします。カッターの刃を1枚折って、親指と人差し指でつまむように持って、バインディングの側面に指をあてながら、刃先の出具合を指先で調整してショリショリと着色した塗装を落としていきます。
 こういう塗装って、マスキングさえちゃんと出来れば、吹き付けなんてある程度誰でも出来ると思うんだけど、こういう細かい作業になると、やはり器用さというか、熟練度が必要なのです(爆)。特にこの作業は、「あっ!しまった!」が、許されない作業だし(笑)。

 で、バインディングの処理が終わったのがコレ。


 チェリーサンバーストの極意を会得(爆)。

 クリアイエローは、クリアレッドとクリアブルーを混入することで、かなり渋い色になりますね。で、サンバースト部分は、クリアイエローを基色にして、クリアレッドとクリアブルーで調整。

 サンバーストの帯部分は、イエローよりちょっとだけ赤みの付いた調色で吹き付けて、最後に、バインディング付近のエッジだけ、クリアレッドを増色してキツめに吹くと美人になります! うす〜いサンバーストというか、チェリーが退色したのを再現するのに、ホントに薄く吹くと、なかなかこの感じにはならないんですよね〜。エッジ部分にキツい赤が入ることで、バインディング部分の切れ味も出てくるのです。

 次は、トップコートを2回ほど吹いてからバック〜ネックの着色に入ります〜。

2005-08-02
 トラブルです(笑)。いや〜何度やっても塗装ってのはトラブルが出ますなぁ・・・。

 まず、例の転写シールのロゴ。乾燥が不十分だったのと、下地にシルバーをギリギリのラインで吹いたのとで、トップを重ねるとシールが縮んでシルバーが見えてきた(笑)。ホントなら、この時点で再度剥がしてやり直ししないといけないんだけど、厚化粧で誤魔化せるかも!って縁をマスキングして黒を吹いたりしたけど、やっぱり厚化粧は厚化粧(笑)。どうしても綺麗に仕上がらず。
 で、剥がす(爆)。

 次に、何を思ったか、ロゴ部分にシルバーを吹いてから、転写シールじゃなくマスキングでやったらどうか?と考えた。デザインカッターで丁寧にロゴを切り取ってやってみるも、マスキングを剥がした後のキレが悪く、綺麗なラインが出ない。・・・で、剥がす(爆)。

 転写シール自体が無かったのでそんな暴挙に出たわけだが、やはり手順は大事(笑)。とはいえ、これでまたまた色んな経験が出来た訳だし、ウレタン2液性サンディングシーラーのおかげで、剥がした後の工程が非常に早くなったし。

 最終結論としては、やっぱり実績のあるやり方で(笑)。転写シールも注文したし、せっかく綺麗に作ったロゴなので、アルプスのプリンタでやってみようかと・・・。


 それと、今回から、トップコートにはワシン製のスプレーを使ってるんだけど、これまた品質が素晴らしいですねぇ〜。流石ワシン。2回吹いてから失敗だと判断して剥がそうと思って、#400のペーパーで擦ったんだけど、ほんの数時間しか経ってないのに、もう水研ぎ出来そうなくらいの硬度が・・・。ってこういう経験をすると、また乾燥時間を短縮して失敗するんだよな(爆)。

∴∴∴∴ I think (’05/07月分) ∴∴∴∴


2005-07-28
 グレコEG450改造計画、塗料やらパーツやら注文したらなんと45,000円にもなってしまいました(笑)。グレコにそこまでお金かけてどうすんのよっ?って意見もあり(笑)。まぁ自分で色々イジるのが趣味って部分もあるし、今回はプラス手間賃で、売りつける相手も居ることだし(爆)。

 で、磨き終えて、との粉が乾燥したボディは、次にサンディングシーラーを塗る訳である。このサンディングシーラー、要するにクリアラッカーみたいなもんだが、研磨性が良く、乾燥後、#400のペーパーで研磨すると塗装面が平滑になってツルッツルになるのです。
 この工程がしっかり出来てないと、着色やトップコートでえらいことになります(笑)。

 で、以前はワシン製のラッカーサンディングシーラーを使っていたんだけど、いくら乾燥時間をとっても、塗り重ねる時に、下に塗った塗膜を溶剤が侵してしまって、なかなか肉厚にもならず、完全乾燥も遅く、仕上げてからのヤセで困っていたんだけど、DGさんに相談したら、ワシンから2液性のウレタンサンディングシーラーが出ているので試してみれば?ということだった。

 これ、主剤と硬化剤と、うすめ液。ラッカーサンディングシーラーよりかなり高価。

 で、実際に使ってみる。刷毛もワシンのサイトから抜け毛の少ないものを購入。主剤と硬化剤を計量カップに入れ、薄め液を補充してかくはん。う〜臭い(笑)。防塵紙マスクではダメですな。でも、防毒マスクは高いのよねぇ・・・。

 で、今回はトップもバックもネックも同時リフィニッシュなので、色々手順を考える。工場みたいに塗装設備がしっかりしていれば吊り下げて出来るんだろうけど・・・。

 いつものドラムスローンに乗せて、まずはトップとボディのサイド。次にフックをペグ穴に引っかけて、マイクスタンドに吊り下げ、ネック〜ボディバックに塗布。こうすれば一回の工程で全部塗布出来る訳で。
 2液性なので、1回の作業でその塗料は処分しなくてはいけないのが難点。同じ工程のギターが何本もあれば良いんだけど(笑)。
 刷毛や計量カップを洗浄するにも薄め液が要る訳で、なかなか大変です。なにが大変って、「おとうさんっ!臭いっ!」っていうかみさんや子供達の苦情(爆)。



 で、ただいま乾燥中。乾燥といっても揮発成分はすぐに飛んで、ホント、2時間でほぼ完全硬化。このスピード感と、作業性の良さはなかなかグーです。
 まぁ塗膜が厚くなりがちなので、その辺は気を付けないと、「木の鳴り」が(爆)。まぁ私の事を良くご存じな方々なら、そんなこと気にしないのは周知の通りだが、塗膜が厚いほうが良いとは思わないんですよね。やっぱり塗膜は薄いほうが、その木のキャラクターがちゃんと再現されるだろうしね。


 この後は、しばらく乾燥させてサンディングしていよいよ着色工程に入ります〜。


 先日作ったギブ○ンロゴだが、ダナGさんのグレコフルアコに試しに貼ってみたら、大変なことを発見(笑)。以前のロゴはシルバーで印刷したのでそのまま貼れたんだけど、今回、インクジェットで作成したので、白い部分は無印刷だってことをすっかり忘れていたのです(爆)。
 フルアコに貼ったら、下のグレコロゴの部分だけしか見えない(爆)。そりゃそうですわ。ってことは本番でも下地にはその部分だけ白かシルバーを塗らないといけないってことで。
 でもこういう失敗がまたまた役に立つのよね〜。ヘッド部分にまず黒で着色して、ロゴ部分以外をマスキングして、シルバーを吹けば完璧。白蝶貝の雰囲気がますます良い感じで出るかもっ!!!!。

2005-07-25
 毎日お暑うござんす。まぁ夏は暑いもんです。しっかり食べてしっかり睡眠取って・・・ってなかなか出来ないんですけどね〜!(笑)。


 さてさて、グレコレスポ改造計画だが、ようやく塗装の剥がしも終わって、トップ、バック共磨きも完了。ネックはほんのちょっとだけ「頬コケ」状態にして若干スリムな感じに仕上げた。

 トップのメイプルはツキ板なので、あまり磨き過ぎると合板が出てくる(笑)。ほんのちょっとだけカッタウエイ部分に出ちゃったけど、この辺はチェリーがきつめの部分なのでなんとかなるかと。


 で、以前にも紹介したけど、#120の荒磨きにはコレ!

 藤原産業から出ているハンドサンダーセット(笑)。右の水色部分(表と裏も同じ)がマジックテープになっていて、左のヤスリの裏がパイル地になっているので、簡単にセット出来るし、曲面のサンディングもメチャメチャ楽なのです。しかもこのヤスリ、目詰まりがほとんどない。あっても、掃除機でちょいと吸い取るだけですぐに復活(笑)。かなりザクザク削れるので重宝してます。


 ペグも交換予定なので、ペグのビス穴を3mm丸棒で埋めて、との粉塗布。

 ちょっと暗くて見づらいけど(笑)。


 で、ネック、バック面も、との粉塗布して拭き取り。


 若干、「あばた」に見える部分は木工パテ(爆)。前の塗膜がガッチリとマホガニーに食い付いていて、剥がすときにキズを付けてしまった部分です。ホントはそのキズが消えるまでサンディングしなくちゃいけないんだけど、今回はそこまでするのもなぁ・・・ってことで、パテ処理。

 で、気が早いんだけど、ちょいと作図(爆)。

 前のWネックの時は、アルプスのプリンタでシルバーを使って印刷したんだけど、今回はインクジェットで挑戦。で、テクスチャーとして、白蝶貝の画像を貼り付けて(笑)。ちゃんとマダラな感じが出ました(笑)。

 このファイル、またまたWordで作ってますので欲しい方はメールください(爆)。

2005-07-13
 先日、下記にも書いたけど高校生バンドバトル、テープ審査してきました。

 いや〜なかなかです(笑)。本戦もあるので、個別に書くのは避けますが、おもしろいユニットがあったり、まぁ楽しくやってれば?ってのがあったり(笑)。ちょっと本戦が楽しみです。



 さて、グレコEG-450だが・・・。


 マイクスタンドにツルされた布・・・。これ、飛散防止なのです(笑)。



 で、なんとかボディバックの粗剥がし完了。う〜ん、これだけ年代が経っていると、塗膜の硬化度も上がるんだろうか・・・。ポリ塗装のハズなのに・・・。かなり硬いというか、ドライヤーで温めてもあまり効果が・・・。
 それと、サンディングシーラー使ってないのかなぁ・・・。スクレイパーの入り具合がいまいちで・・・。

 仕事の合間にちょこちょこっとやっているのと、腱鞘炎悪化を防ぐ為もあって、ここまで剥がすのに1週間以上も(汗)。

2005-07-06
 今晩は第二回、高校生バンドバトルのテープ審査。さて、どんなバンドが飛び出すやら。




 新旧交代です。右のは今のPCにしたときに付いてきたやつ。CADで酷使するのでハズレのマウスだと半年くらいでダメになるんだけど、今回は長持ちしました。
 いくら内部のローラー部分をクリーニングしてもボールが接触しないくらい削れてしまっていて、流石に廃棄処分です。
 左の新しいのは、光マウス。・・・う〜む、これは素晴らしい。ボールが転がる感触もないし、なかなか良い感じで動いてくれますね〜。早く交換すれば良かった(笑)。




 このレスポ、グレコのEG-450。フランソワーズのギターなんだけど、好きにして〜って預かったというか、もらったというか、どうなんでしょう(笑)。
 う〜む、なかなか状態も良いし、こういう素材を目の前にするとどうしても職人魂に火がついてしまうのです〜(笑)。さて、どう料理してみようかなぁ・・・。