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Science
of palmistry
「未来-科学」 手相
手相占い(手相術, palmistry,palm reading)は,運勢が現れるという手のひらの手筋・形状などの形相を見て人の運勢・吉凶を判断する術です.その歴史は古く,紀元前2000年に古代インドのアーリア人の手によって発祥されたといわれています.現存しているのは,占い・占術としてそれなりの評価を得てきたからです.日本にも古来より手相占いはありましたが,今日行われているものの多くは明治以後欧米から伝わった西洋手相学を基本にしており,生命線(life line)・頭脳線(head line)・感情線(heart line)・運命線(fate line)など,欧米のものとおよそ共通の用語・方法が用いられています.
手相占いは古い歴史があるにもかかわらず非科学的で,学問として体系化されておりません.なぜなら,集大成の仕方が厳密でなく,理論と呼べるものもほとんどないことにあります.科学的な検証,追試が行えない疑似科学だから根拠がないともいえません.すなわち,肯定や否定はできないのです.手相を進歩させるためには,集大成の仕方を厳密にした,理論にしなければなりません.進歩させなくてよいのなら,現状の手相占いのままでよいわけです.手相占いを行うことによって偏見や差別といった社会問題が発現するわけでもなく,健全な占いだからです.世紀を超え,「未来-科学」は語り継がれます.
「手相占いの科学」は,手相占いの理論的な解明を試みるものですが,対象となる線と相の関連が多種多用にわたっているため,一個人の趣味の範囲ですべて解明できるとは思いません.自ら研究して解明しようとも思いません.なぜなら,医学が発達した今日,手相占いに有用性・必要性・価値を見出せないからです.しかしながら,グローバルな学術文献検索によって少しずつ可能にしていきたいと思います.