マンドリン紹介


マンドリン音楽について簡単な説明
マンドリンオリジナル作曲者及び曲の解説
私の愛用のマンドリンです

左から、G・D・A・E線(それぞれ2本づつ)
バイオリンと同じ調弦です
サウンドホールをクリックしてみて下さい・・・
♪G・G・E・C・・・・♪

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マンドリン音楽

 近世、ナポリ風なカンツォネッタの伴奏等の主にポピュラー音楽分野で活躍していますマンドリンは、弦楽器の中でも特に優雅な楽器であるリュートにその起源をたどります。その前身はマンドーラと呼ばれる古楽器です。これはリュートと異なり、金属弦を用いるので、演奏も比較的やさしかったとみえ、リュート音楽全盛時代の16-17世紀に、リュートの代用として演奏されていたようです。このマンドーラを小型化したのがマンドリンです。1620年頃、ヴェネツィヤで初めて制作されました。

盛んに演奏されるようになったのは18世紀です。バロック後期から古典派時代にかけて、小編成による管弦楽を伴った、マンドリン協奏曲が作曲されています。マンドリンを独奏楽器として作曲した最も有名な作曲者はヴィバルディーです。彼は、色々な楽器のために数多く協奏曲を作曲しており、マンドリン協奏曲も比較的たくさんあります(2つのマンドリンと弦楽器のための協奏曲 ト長調 他)。

ベートーヴェンも青年時代の小曲が4曲ほどあります(ソナタ ハ長調 他)。
ベートーヴェンと友人でピアニスト兼作曲家であるフンメル(1778-1837)の作品(約150曲,その殆どはビアノ曲)にもマンドリン曲があります(マンドリン協奏曲ト長調より  アンダンテ)。

また、伴奏楽器として歌曲やオペラのアリアの中でしばしば用いられています(モーツァルト「ドン・ジョバンニ」よりセレナーデ等)。その他の作曲者としてジュリアーノ(1704-)、ゲルバジオ(1700-)、ハッセ等が有名です。

この時代の演奏法(ピッキング奏法)は、現在一般的に行われる演奏法(トレモロ奏法)とは異なり、ピックは羽根で出来ておりました。弦をピックで弾く奏法にこの楽器の特色があり、その特殊な音色は、非常に繊細で、甘く美しいものです。その後、ピックには鼈甲が使われ、 楽器の改良と共に19世紀を通じて次第に発達しました。

ヴィバルディー以前に既に”オーケストラの中に欠くべからざる楽器”として扱われていましたが、オーケストラの音色とは異種な、金属的で幾分乾いた感じのする響きのためか、その後あまり日の目を見なかったようです。
しかし、ムニエル(1859-1911)やカラーチェ(1863-1934)といった大家が出現し、マンドリンオリジナル曲を多数作曲しています。我が国への最初のマンドリン紹介は、横浜で1894年(明治27年)10月13日、アメリカのマンドリニスト、サムエル・アデルスタインによると云われています。1925年マンドリン名手で、楽器製作家でもある巨匠カラーチェが来朝後、愛好家が増えました。

 マンドリンは完全にマスターするのは難しいのですが、とっつき安い楽器で、簡単な曲なら短期間の内に弾けるようになります。2本一組の弦が4弦張っていて、調律はバイオリンと同じです。マンドリンオーケストラの編成は、第1、第2マンドリン、マンドラ(マンドリンより1オクターブ低い楽器)、マンドリンチェロ、及びギターが一般的です。曲によっては、フルートや打楽器等が加わります。たいていの大学にクラブがあり、社会人サークルやプロの演奏家も増えつつあります。愛好家が増えることを期待します。


太陽の国イタリヤから日本にマンドリンが伝えられ、すでに100年以上が経ちました。
マイナーな楽器で御存じでない方もおられるようですが、ご存じでない方は一度お聞きになって下さい。愛好家が増えると嬉しいのですが。



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Last Update:2007/06/04
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