今日の知識

コレステロールとは
生きていく上でとても重要な物質で、中年期以降にコレステロール値が高いからといって
極端に薬でコレステロール値を下げたり、食事制限をしたりすると障害が起こる可能性があります。
☆コレステロールは細胞膜の材料です

☆例えば皮膚の細胞は約四週間で新陳代謝するといわれていますネ
☆コレステロールが足りないとどうなるでしょうか?
☆新しい細胞を作る妨げになりますネ
☆細胞膜が弱いと細胞はガン化しやすいです
☆コレステロール不足がガンを招きやすいといわれるのはその為です
☆皮膚にあるコレステロールは紫外線によってビタミンDの前駆体になります
☆ビタミンDはカルシウムの吸収に重要な働きをしています
☆コレステロールが少ないと結果として骨が弱くなる恐れがあります
☆女性ホルモンや男性ホルモンの材料です
☆抗ストレスホルモンなんかもコレステロールが無ければ作れません

善玉と悪玉
☆コレステロールは肝臓でリポタンパクというタンパク質に包まれます
☆善玉はHDLというタンパク質でパッケージされている
☆悪玉はLDLというタンパク質でパッケージされている
☆なぜ悪と善なのか?
☆LDLは肝臓から出てコレステロールが必要な場所に宅配します
☆HDLは余っているコレステロールを肝臓へ宅配します
☆HDL善玉の割合が多ければ問題ないという考えはここにあります
☆でもLDLが少ないとどうなるでしょうか?
☆LDLとHDL善悪と名付けるのはおかしいですネ
☆どちらも大切な任務を背負って働いています

コレステロールが悪者にされている理由
☆コレステロール値が高いと血管の中に起こるアテローム(粥状隆起)、血管が詰まってしまうかも!
☆このアテロームの中にはコレステロールがギッシリ溜まっている
☆これはヤバい、コレステロール値を下げろ〜っていう話になっているからですネ
☆しかし、なぜアテロームが出来るのか?
☆その現象の起こった過程は下記です
☆血管の中をコレステロールがリポタンパクという服を着て走行中
活性酸素という悪者にぶつかった時にリポタンパクの服が破けてコレステロールが出てしまいます
☆でも大量でなければHDLが回収したりマクロファージという貪食細胞が食べちゃいますので心配なし
☆しかし量が多くなれば身体はしぶしぶ血管壁の平滑筋の細胞が取り込みます
☆取り込まれた場所これがアテローム(粥状隆起)です
☆コレステロール自体は悪者ではないですネ

コレステロール値を減らすことを考えるよりも
コレステロールが身にまとっているリポタンパクを破壊されない様に
また血中に出てしまったコレステロールの処理に着目するべきなのです

活性酸素
この活性酸素というものを如何にコントロール出来るかがポイントだと思います
皆さんはどう思いますか?
活性酸素の除去についてはいろいろ簡単に調べられますので
気になる方は調べてみて下さいネ



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