宅地購入や家の建築を計画されている方の参考にして頂ければ幸いです

要注意地名一覧

但しこれらの地名に当てはまるから、必ず不都合だとは限りませんし、当てはまらないから安心
というものでも有りません。
また、諸々の弊害を懸念し、実名を挙げているとは限りませんし、実名を少し外して記載しているものもあります
もし当てはまっても、、その土地に見合った工事や使用方法を考えれば良案も湧いてくるでしょう。
ひとつの参考とお考え下さい。
あいうえお順にならべておきましたので、参考にして下さい。
今後も気が付いたものや、発見したものは随時追加してゆきます。

あ
　　飽屈、阿久津（あくつ）、　秋戸（あきど）等、あくつ、あくと、を連想させる地名は湿地帯である
　　足原等も、あし＝葦が茂っていた所と言うことは同じく湿地や川の氾濫を警戒してみる必要がある

あい
　　落合、河合、川井など、あいを含む地名は二つの川が出合う所であったので、地勢を確認して水難に注意

いぬそと
　　犬外馬等、犬卒塔婆（いぬそとば）を連想させる地名は犬の供養場所であった
    実害は無いと思われる

うしま
　　牛真野、牛転（うしまろび）等の読みは牛のと殺場であったのではないかとの説があるが、
　　危険な地域とは結びつかない

えい
　　海に泳ぐエイですが、江井ヶ島等は、エイの尻尾の形から、竜巻を間近に見た場所の地名と推定出来ますが、
　　竜巻が特に発生する確率の高い所なんて無いみたいですので、別段心配はいらないと思われます

からみ
　　搦、後記新田に同じ

けい
　　にわとり、を参照

こうふく
　　北海道幸福駅の切符は良く売れて一世を風靡したが、元は、さちない、と云って幸震と書いたそうな
　　つまり、地震で荒れた土地という意味だったそうで、縁起が悪いので後に震を福に変更し、幸福となった
　　そうであるが、本当に地震で荒地になる所かどうか、調べてないので不明

こもり
　　籠、後記新田に同じ

さる
　　猿蔵、猿渡、猿坂、等さる、や、ざる、と読める地名は崖地を意味する
    猿転（さるころび）猿窓（さるまど＝さるまろびを連想させる）等は岩が落下しないかご用心

しん
　　新田、新開、新地は海などを干拓した所で、地盤は軟弱である

そけい
　　疎景等、磯鶏（そけい）を連想させる所は水死者を発見した所である。特に害は無い

つる
　　鶴見、鶴辺などは、つる即ち水流が語源と思われるので、川の流れる方向に注意

とどろき
　　等々力、轟などは川の流れの音が良く聞こえる所という意味なので、地勢や川の経路を確認すべし。

なまず
　　鯰といえば地震を連想するが、全く関係が無い

にわとり
　　鶏塚、等、鶏に拘る呼び名の地名は昔の墓所だった可能性が有る
　　普通は実害無いが、歴史上有名な人物の墓であったなら、建築に支障が出る

はやみ
　　速水、早見、等、水と速度が速いを連想させるものは、鉄砲水を疑って見る

ふたまた
　　二股、二俣などは、前述の、あい同様水難に注意

へび
　　蛇谷なんて本物のへびなら良いが、土石流をへびに見立てた疑いが無いか要注意

ほけ
　　法華台（ほけだい、ほっけだい）、禿げ山（はげやま＝はけやま）等ほけ、はけ、ほっけは崖を示す

みず
　　美津笠、等はいかにも水に浸かる事を連想するが、一見何の変哲も無い土地でも、基礎を掘り始めると
　　水が湧いてくる場合があるので、水捌けを考えた設計が必要である

むかで
　　百足と名がつくところは虫のむかでとは直接結びつかない場合が多く、銅等の鉱山を発掘していたところである
　　井戸を使う時には重金属等混入していないか調査が必要