早雲寺は、大永元年(1521)北條早雲の遺命によりその子氏綱によって建立された寺であり、以来北條一門の香火所としてその盛衰をともにし現在に至っています。この寺には北條文化の香りを伝える数多くの文化財が残されており北條文化を語るのに欠くことのできない寺です。(看板資料より)

北條早雲(1432〜1519)
俗名、伊勢新九郎長氏、備中生。戦国時代初期を代表する武将。京都から駿河今川家に身を寄せ伊豆、相模を攻略。戦国時代の幕を開いた。
伊豆韮山で没。享年88歳。

北條氏綱(1486〜1541)
父早雲の遺志を継ぎ武蔵、下総へ進出。小田原北條氏の領国を拡大した。享年56歳。


北條氏康(1515〜1571)
扇谷上杉を滅ぼし関東の覇権を握る。領国経営にすぐれた手腕を発揮した。享年57歳。


北條氏政(1538〜1590)
夫人は信玄の娘黄梅院。信玄の西上を後援。その没後は信長と連携して武田勝頼討伐に加担。やがて秀吉に敗れ切腹。享年53歳。


北條氏直(1576〜1591)
夫人は家康の娘督姫。下野宇都宮氏を降し北條氏最大の領国を形成。上野真田昌幸の名胡桃城を奪取して秀吉と対立しやぶれる。家康の助命で高野山に流される。享年30歳。
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