考えないヒット

第一回 「LOVEマシーン」モーニング娘。(1999年)

1999.10.2

ジャケット

まず最初に言っておきたいのは、ぼくはモーニング娘。自体にはさほど重大な関心は持っていないということだ*1。もちろん、脱退してしまった福田明日香は二の腕がぷにぷにしていて良かったなあ、とか、安倍なつみの顔は好みではないけど、いかにも物事をしっかり考えていそうな感じ*2は悪くないよなあ、とか考えることはある。しかし、たとえば同じようにテレビ番組が作ったアイドル・グループの中でもなぜモーニング娘。が成功してチェキッ娘は失敗したのかというような問題を論ずる気にはなれない。そもそも「ASAYAN」という番組をほとんど見たことがないのだ*3

(ここまで書いて力尽きる)

ていうかサイコーですね、この曲は。あーもう、いちいちなんでサイコーなのか分析とかしたくないんですよ。サイコーだからサイコー。以上、決まり! ってカンジ。しいて言えば分析を許さないほどのパワーを持った曲。頭からっぽにして、歌って踊って、不景気なんて吹っ飛ばすのだ。のちのち1999年という年は、この曲とともに思い起こされるようになる、かもしれないよ。

(つけたし)
・どっかの番組で「この曲は『ダサカッコイイ』がテーマ」とメンバー*4が語っていた。なるほど、よく理解してるじゃん。
・ダンスが部分的にピンクレディーに似ている。そうか、あのノリにも近いんだ。*5
・この曲とこのダンスと彼女たちのパフォーマンスと…すべてが「洗練されている」と思えてしまうぼくは、どこかヘンなのでしょうか?
・「日本」という言葉を歌詞に使ったヒット曲って、「いい日旅立ち」以来では?

注釈


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