記事タイトル:性欲と完全情報 


お名前: とんがれっ   
サハリンさん>サイコーっす(T_T)
そうか、豪華なオナニーか。なるほど。φ(..)メモメモ
なんか風俗系の掲示板とか見てると、風俗にコミュニケーション欲の部分を
求めてる人がすごく多いことが分かりますが、そういうのってなんか悲劇的
ですよね。
−−
とりあえず男の性に限定して考えると、射精の欲求と性の欲求とは必ずしも
結びつかないのは確かだと思います。(女性の場合はもっと話がフクザツな
ような気がするのですが、こればっかりはよく分からん。)

性欲=性を通じたコミュニケーションの欲求、と考えると分かりやすいので
しょうか。昔は性を通じることで、他の方法とはまったく違う男女の(いや
同性でもいいんだけど、そりゃ)コミュニケーションが可能となると思われ
ていたのが、情報の氾濫によって、性が他のコミュニケーション手段と同列
のところまで引き下ろされてしまった。そういうことでしょうか。

そう考えると、小谷野敦の言う(恋愛とか)セックスに特権的な地位を与える
な、という主張は、まったく意味をなさなくなってしまうことになる。性は
もう特権的な地位を失いつつある。そうも言えるのかもしれません。
[1999年12月2日 0時14分56秒]

お名前: サハリン   
僕も性欲とズリ欲は分けたほうが良いと思います。僕は性欲は弱いけどズリ欲は強いという感じですね。
だからたまには豪華なオナニーを、と思いフーゾクに行ったりします。
普段のオナニーは、妄想力を駆使して(笑)いろいろためしています。というわけで僕はオナニーむちゃくちゃ気持ち良いんですが。。。

それで僕はやっぱりセックスは、相手の反応を楽しむものだと思うんです。
宮台さんの言う「コミュニケーションとしてのセックス」ですよね。でもやっぱりこれには限界があって。
それはカンタンさんの言うように「倦怠期な感じ」が男女一般に広がってるからのような気がします。
だからその限界を破るには、ハードなプレイをしていくしかないですよね。やはり。
ハードなプレイと言えば、僕は小さい頃、2時間もののドラマかなんかで、SM好きの犯罪者が、
最後に「一番気持ち良いのはこれだ」とか言いながら切腹するシーンを見た記憶があって、
それが忘れられないですね。
しかしハードな方向はコストもかかるし疲れるから、オナニーで良いんじゃないかとも思います。
[1999年12月1日 1時16分48秒]

お名前: とんがれっ   
ぼくの考えでも、マスターベーションは大して気持ち良くないですね。
放尿が気持ちいいのと同じ程度でしかないような気がする。出すもの
出してスッキリ、ということです。(なんか即物的な文章…)
[1999年11月30日 0時7分31秒]

お名前: カンタン   
>ゾロさん
  >カンタンさんのおっしゃる、性欲の薄くない大学生って、
  >異性を口説きだがるという意味で性欲が薄くないんですか?

そうです。
まあ、ぶっちゃけて言えば「セックスやりたがっている」連中ですね。

オナニー好きは、性欲が強いと言えますかなぁ?
セックスできないからやむなくオナニーしてる場合は、性欲が強いかもしれないけど
セックスと関係なしにひたすらオナニーしてるというのは、オナニストなだけと思うんですけど。

この文を書いててふと思い出したんですが
数年前に雑誌で見かけたインタビューで、とある作家か映画監督が
こんな事言ってました。
「別に女とセックスはしたくない。しかしたまるもんはたまるし、
夢精して翌日パンツを洗うのは嫌だからオナニーはしている。
別に気持ちよくないけど。」
といったような内容でした。
気持ちよさとまったく無関係なオナニー!
これには高校生だった僕は衝撃を受けました。
[1999年11月29日 12時49分34秒]

お名前: る   
性欲強いんですけど
最近、する人が増えて面倒になってきたかも...........
[1999年11月28日 0時33分34秒]

お名前: とんがれっ   
ということは、性欲が薄くなってるのは「どこでも出来る」人たちってこと
なんでしょうか? ぼく今ぜんぜん出来そうにないですもん。あ、でも性欲が
強くもないなあ…。単にもう若くないってことか?

ゾロさん>男のマスターベーションは、ぼくに言わせると「性欲」とは直接
関係なくて、それとは別の「射精欲」に基づく行動であるような感じが。い
や、それを分けるとかえって議論が混乱するかな…。
[1999年11月27日 15時15分42秒]

お名前: る   
>とんがれっさん
いんや。金を払わんでも、出来るでしょう?

あと、エネルギーが低下してないか?
「生きる」エネルギーが
[1999年11月27日 6時40分9秒]

お名前: ゾロ   
「性が薄い」って、セックスしたがらないだけじゃないんですか。

オナニーはしてるけど、セックスするために異性を口説かないひとは
性が薄いの範疇に入れるのかな。
こういう人は、ハタから見れば性欲の薄いヤツに見えるけど、
家では毎日出すもの出しているということで、薄くないとも言えちゃう。

カンタンさんのおっしゃる、性欲の薄くない大学生って、
異性を口説きだがるという意味で性欲が薄くないんですか?

もてない男論(性的弱者論)に関しては、宮台より小谷野のほうが
おもしろいと思うな、引き付けられます。
[1999年11月27日 1時10分19秒]

お名前: カンタン   
>男も女も同じように情報を持っていて、しかも「情報を持っている」ことを
>さらにお互いが知っている状態、というのは、ちょっと萎えるかも。

なるほど。
カップルがヤり始めてからある程度数をこなすと、お互いの持ってる情報が
似たようなものになってどうにも刺激が無い(弱い)、というケースは
よくあることなので、この「倦怠期」的な感じが、H情報の氾濫により、
カップル間だけでなく男女一般に広がれば確かに性欲が薄くなるかも。
[1999年11月26日 17時12分56秒]

お名前: カンタン   
>もてない連中の不安を惹起することでなんらかの処方箋を提供しようと
>する宮台氏の試みは、必ずしもうまく行かなかった、というか…。

本なんて売れて数万冊ですし、そのうちその本の主張に納得して
行動に至る読者の数を考えると……ねぇ。

まあ、結果は数年たたないと分からないのでは。


>結論:「もてない」とか悩んでる人は宮台真司を読むより小谷野敦を読め

もてるようになりたいのか、もてなくてもOKになりたいのかが分岐点のような。
でも小谷野敦を読んでも、「もてなくてもOK」になれるのかどうか……。
それに小谷野氏は、異性だけじゃなく人間関係自体が苦手(ヘタクソ)らしいからなぁ。
友達がいないことを正当化しちゃいかんよ。

悟りを開いて、煩悩自体をなくすというミラクルな解決策はどうか(笑)
[1999年11月26日 17時0分33秒]

お名前: とんがれっ   
る さん>やっぱりあの手の事件は、性欲云々とはほとんど関係ないんでしょうね。
それだけに余計怖いかな…。

「どこでも出来る」というのは、買春とか、そういう問題でしょうか?
[1999年11月25日 23時2分17秒]

お名前: とんがれっ   
「二極化」については、宮台氏がそれこそここ半年くらいときどき口にしている
ような気がします。それでぼくはそのことは宮台氏がもう「もてない」側は相手
にしない、ということを意味しているのかなあ、なんて思ってました。

まあ、「相手にしない」というのも「もてない側」というのもちょっと言葉が足
りないのですが、結局そこまで引き受けるのはどうなの? という問題になってく
るのかな、と。もてない連中の不安を惹起することでなんらかの処方箋を提供し
ようとする宮台氏の試みは、必ずしもうまく行かなかった、というか…。

(話を「もてる」「もてない」に限定してるのは、この掲示板の性質上、という
ことで(^_^;)

結論:「もてない」とか悩んでる人は宮台真司を読むより小谷野敦を読め。
(なんだこりゃ?)
[1999年11月25日 22時59分33秒]

お名前: とんがれっ   
まあ確かに、エロ本ばっか読んでると飽きますよね。でもそれはそのレベルの話で、
いくらいっぱい読んだからって、もうやんなくていいや、とはならないですよね。
それは絶対に。

ただまあ、探求の楽しみ、みたいなものは薄くなってるのかもしれないですね。男
も女も同じように情報を持っていて、しかも「情報を持っている」ことをさらにお
互いが知っている状態、というのは、ちょっと萎えるかも。
[1999年11月25日 22時34分56秒]

お名前: カンタン   
性に関する情報の氾濫により、Hが「知っている事をなぞるだけのつまらないもの」に
なったため、性欲が湧きにくくなった、という説もあります。

しかし、Hに関してはスポーツと同じで、知識と体験がシンクロするレベル
に達するまで、かなりの量をこなさなくてはならないので、この説はいまいち
信用できないなぁ。
[1999年11月25日 12時4分14秒]

お名前: カンタン   
>とんがれっさん
宮台氏はここ数年ずっと「もてない」人に対するメッセージ
(処方箋プラス動機付け)を発し続けていて、
    #小谷野氏はそれを「よけいなお世話だ」「問題は別のところにある」と
    #言ってるわけですが。
で、最近(ここ半年)の宮台氏は、言説を「サブカルモード」に切り替えており、
「その後」に起こる(であろう)問題をメインに扱い始めた。
この、【「その後」に起こる(であろう)問題】は、どちらかというと「もてる」人と
「ふつう」の人が対象の印象を受けますね。
(ああっ、何か「信者」みたいだ)

「二極化」はそんなに起きてないんじゃないですか。比較の対象がないので
印象でしかないですが。


>る さん
増えてますか。ふーむ。
男が内輪から見るのと、異性から見るのとは違うのでしょうか。

集団レイプは性欲の解消とは関係がないのかも。
別の「娯楽」(失礼な表現ですが)として機能してるというか。
[1999年11月25日 11時56分28秒]

お名前: る   
性欲のない、又は薄い男の子。
確かに増えてますね。
「どこでも出来る」ってのもあるのかな。
あと、最近多発してる集団レイプは「いじめ」に似てませんか?
細かいトコはまあ、おいといて
[1999年11月23日 0時34分1秒]

お名前: とんがれっ   
一つ考えたのは「二極化」ということで、結局「もてる」人と「もてない」人の
差がどんどん広がって行く方向にある。宮台が問題にするのは「もてる」側で、
小谷野が問題にするのは「もてない」側なのではないか。と思いました。

でも若者の性欲が薄くなってるとしたら、大学生のレイプ事件がこれだけ頻発す
るのもヘンな話ですよね…。あれって実は性欲と関係ない話なのか?
[1999年11月21日 2時42分11秒]

お名前: カンタ   
つーか、そもそも最近の若者って性欲が薄いですかね?
周りの大学生を見渡した限りは、ぜんっぜん
そんなことないんですが。
[1999年11月19日 19時11分52秒]

お名前: カンタ   
『論座』1999年12月号の「対談  「妄想力」を欠く性  宮台真司×山本直樹」に
以下のような内容があります。

宮台  しかも、恋愛の濃密さ、すなわちコミュニケーション的な性の濃密さが続くには、
いくつか厳しい条件があります。まず一つは、相手との距離が離れていること。つまり
普段は簾の向こうでよく見えないとか、手が届かないとか、距離が開いていることが必要で、
相手が見えすぎていてはいけない。ところが今は異性に関する情報があふれかえっていて、
情報学でいう完全情報といえるような状態にある。

これに続いて、メディアを通じて完全情報化したことが、原因の一つとなって
最近の若い人は性欲が薄くなった、と語られています。
上記の記事以外にも、雑誌の記事などに、現代は性に関する情報が氾濫している
ので、逆に性欲がわきにくい、という論調はよく目にします。

しかし、いくら巷にエロ本やアダルトビデオがあふれてたって
結局それらを買って読む(見る)のは当人であって、自然にだれもが
「完全情報」な状態になるもんですか?
「完全情報」な状態になるくらいまで(飽きもせずに)エロ情報を
吸収する人は、結局性欲にあふれかえってるんじゃないのか?
  つまり、そのような人は、完全情報化くらいで萎えないような人ではないのか?
小谷野原理主義的に見れば、どんだけH系のメディアを見たところで、
小谷野の性欲と恋愛への渇望はどうにもならなかったのではないのか?

など、いろいろ疑問が湧きました。

どうでしょう、性に関する情報の氾濫は、若者の性を薄くしてるんでしょうか?


#「妄想力を欠く性」というタイトルは「妄想力を覚醒」との
#ダブルミーニングになってるんじゃなかろうか。
[1999年11月19日 19時7分59秒]

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