記事タイトル:「もてない男」と「銀色夏生」 


お名前: とんがれっ   
NULさん、書き込んでいただいたのに無視したみたいになってごめんなさいm(__)m
(ってもうここご覧になってないでしょうか…)

銀色夏生って、昔アイドルの作詞なんかもしていたような記憶があります。
どうでしょう、「もてない」と言うより、もっと恋愛に関して普遍的な内容で
あるような気がしますが。(というか、「もてない」問題は恋愛に関する普遍
的な問題である、と言ってしまってもいいのかもしれませんが…)

T'sさんもご無沙汰しております。ここご覧いただいてたんですね。
確かに銀色夏生って、「もてない男」というより「もてない女」向けの要素が
強いのかも…?
[2000年5月28日 23時41分47秒]

お名前: T's    URL
銀色夏生!!!久々に聞いたこの名前!
もう12・3年前に何気なく買って読んだ事あります。
当時の彼女は凄く気に入ってファンになったみたいだけど、T'sてきにはナンじゃこりゃあ。
って思った事しか覚えてません。
凄く嫌悪した記憶があります。
内容については、全く覚えてません。(^^;
そういやあ、当時GSでバイトしてたんですが、巨デブで巨ブスの性格破綻者が昼休みに感じ入りながら
読んでる本が銀色夏生でした。(^^;
僕的にはその程度の本でした。
ファンの方ごめんなさい。
[2000年4月23日 20時58分53秒]

お名前: NUL   
突然ですが,銀色夏生さんをご存知ですか?
とても有名な詩人さんですから,名前をご存知の方はたくさんおられるのではないでしょうか。
(あんなの詩人じゃないよ!!というツッコまれる方もいるかもしれませんが)
でもその知名度の割に,実際に彼女の詩を読んだことのある方は少ない気がするんです。
いえ,なんとなくそんな感じがするだけで、真偽のほどはよくわからないんですけど,
少なくとも僕の場合は,読みもせずに完全に馬鹿にしていたんですよ。

それで,僕が彼女の詩を知ったのは,ここ2.3年のことなんです。
ふと立ち寄った古本屋で,たまたま目の前にあった角川文庫の銀色夏生さんの詩集を
手にとってなんの気なしにパラパラとページをめくってみたんです。

そしたらちょっとびっくりしました。
なんていうんでしょうか,銀色夏生さんの詩って「もてない男」の心を
凄く切なくくすぐる感じがするんですよ。
(いえあえて「もてない男」と言わずとも,報われない恋をした,あるいはしている
 人の心をでもいいですけど)

下に彼女の詩をちょっと転載してみますが,とんがれっさん的にはどうでしょう?

 「ホームの上で考えたよ」

みんなが電車をまっている
歌うように僕たちは
のぞきこむ
早くきてきて

あの人を愛したと
思った瞬間
絶望的な夢を見た
電車ならば
早くきて

つかれたんだ
もう

抱きしめられて
ねむりたい


「いいふうに考えて」

いいふうに考えて 夜なんか
ねむった

だけどちっとも いいことは
おこらなかった

僕のこと,すきになってと
もしかすると,すきかもと
ふとしたひょうしに考える

僕のこと,ずんずん すきになって
忘れられなく なってほしいと。

いいふうに考えると 夜なんか
ねむれない

希望や願望ばかりが胸を
いっぱいにして
ほんの ほんの しばらくは
めくるめく しあわせ

そして,そのあとは
[2000年4月14日 0時58分59秒]

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