その5 余市〜札幌

5.1 予定変更

5月1日の朝食は宿で。
今日は札幌で泊まる予定。ほとんど移動する必要はない。
当初は今日一気に苫小牧までのつもりだったが、
「いろんなところゆっくり見てきなよ。」のお言葉 に予定変更。

「仁木や余市の温泉入ってったらよかったのに。」
とは宿のおかみさんの言葉。
たしかに今日こんなに時間に余裕ができるんだったら、 倶知安辺りに泊まってもよかったか。

後悔先に立たず。
来た道は戻らない主義の私はどんなに後悔しても後戻りはしない
海沿いの道を行く。

トンネルがあるが歩道があるらしい。
だがいやな予感がしてスピードを落す。
げー、なんじゃこりゃぁ。
途中でカーブしている部分で人一人がぎりぎり通れるくらいの幅になっている。
自転車を降りて後ろから押すような形でなんとか抜けられた。

小樽の手前にも少し小高くなったところでトンネルがある。
今度は歩道はない。
交通量が多く、車道を抜けることも難しそうだ。
左に道がある。
そう、普通のトンネルにはこういう迂回路があるもんなんだって。
今度は熊出没注意の看板もなく、安全に迂回完了。

5.2 北一ガラス

小樽でしばし5号線を外れる。
港近くの広い道に北一ガラスはある。
ここでこの旅唯一の土産を買う。
同じ建物内に「ここがうわさのソフトクリーム屋」とある。
濃厚牛乳、ハスカップ、夕張メロン、千歳ワインといった種類があり、 3種類まで重ねてもらえるらしい。
大騒ぎしているおばさん集団が買い終るのを待って注文。
牛乳、ハスカップ、ワインの組にしたが、やはり濃厚牛乳が秀逸。

ついでに隣の酒屋ものぞく。
地ビールでも買って送ろうかと思ったが、本体の値段より送料が高いので断念。
お、ハスカップジュースの試飲だ。
私がそこに近付くとおばさん集団の一人が割り込んできた。

「ハスカップのジュースでございます」
「へぇ、マスカットの」
「いえ、ハスカップです」
「みんな、みんな、マスカットだって、ほら。」

ハスカップだっての。
だいたい、マスカットが何で赤いジュースになるんだよ。

そこから先にオルゴール館がある。
カップルが多い。
入るのやめ。

5.3 札幌着

小樽から銭函に行く辺りで異変あり。
ハンドルが重くなった。
う、前輪の空気が抜けてる。
しかし、今年の私はアメリカンバルブに対応した空気入れを持参している。
空気を満タンにして 先へ行く。

札幌市に入ったのは12時前。
宿を予約。洗濯がしたかったのでビジネスホテル にする。
入りは4時。だいぶ時間がある。

とりあえず観光。
大通り公園は昼休みに休憩中のサラリーマン、OLが多い。
そうか。今日は平日なんだ。
一通り見てから時計台に行ってみるが見当たらない。
げ、そうだ。今工事中 だったっけ。

む?車道をわがもの顔に走る(というか歩く)馬車 発見。
乗ってる人は相当恥ずかしいぞ。

5.4 純連

碁盤の目状態の札幌市街は見た目ではどこにいるのか分からん。
交差点に[南3西2]のように座標が書いてあるのが救い。
北海道庁 を見てから昼食に向かう。
札幌に来たからにはラーメン を食べねば。義務。
ほっかいどガイドに載っていた純連に向かう。
…って、ずいぶん遠いぞ。
地下鉄で4、5駅分あるんじゃないか。
もより駅だけは分かったので、地下鉄の駅で路線を確認し、近づけば人に聞き、 やっとたどりついた
あらあら、すごい行列だよ。
街乗りモードになっていたので問題なく 列に並ぶ。
味噌、醤油、塩とあったが、当然味噌、しかも大盛り。
行列ができるだけある。うまい。

帰りは知らないうちに地下鉄の別の路線に沿って走ってしまったようだ。
いずれにしろ札幌に着くんだからと気にせず走る。
戻ったら4時近い。ホテルにチェックイン。
しばしの休憩。

5.5 サッポロファクトリー

さて、見るもの見たし、食べるもん食べたし、後は風呂でも入るか。
サッポロビールの工場跡に買いもの、食事、そして温泉にも入れる レジャーゾーンができているらしいので行く。
温泉は予想に反して建物の最上階にあった。
温泉は混浴。といっても水着を着て入るし洗い場もない。
要するにクアハウスだ。

あちこち回ってストレッチで体をほぐす。
なんだかんだいってもう500km近く漕いでいる。
よくまぁもっているもんだ。

ジャグジーは普通のや寝転がって足の裏や背中をマッサージするものがある。
打たせ湯は水だ。やめ。
サウナは乾式と湿式があり、湿式の方が気持ちいい。
1時間もかけてこれらを何回か巡っているうちにたまらん状態に。
見ると同じスペースにレストラン がある。
水着にガウンを羽織った姿で入っていいようだ。
ビール大。グビグビ、プハ〜。

ついでにファクトリー内をぐるぐる回ってみる。
トリックアート展とかやってるがつまらない。
夕食にビール園にでも行こうかと思ったが一人では寂しいのでやめた。
今度は二人で来たいものだ。