コイルの巻かれている方向に注意すること。たとえば、 電源トランスと出力トランスですが、コイルの巻かれている方向が一致していると、 電源トランスからの誘導がありハムノイズに悩まされます。
= 必ず直交するように配置してください。=
*** 放熱の問題 ***
各部品は最短距離にて配線できるような位置関係が好ましいが、 出力管など熱の発生が大きいものについては放熱を優先するべきと思う。 つまり真空管同士の間を充分とることが必要となる。 真空管の場合、放熱の有無により寿命に著しく影響がでてくるようである。 また、電解コンデンサは熱に非常に弱く、すぐに劣化し、寿命が著しく短くなります。これは特に要注意!!!
= 真空管アンプは比較的大きなシャーシにゆったりと組むこと。=
*** シャーシの材質について ***
アルミ製の場合、2o以上、鋼板は1.6o位の厚さがあれば重いトランスを載せても安定する。
*** 各部品の配置について ***
上記のことを頭に入れて、配線が最短距離になるように、また微小電圧を扱う配線は交流電圧などに誘導を受けないように、
引き回しが必要。ただし、デザインがある程度よくなくては、つまらないので配置を考えたら良いと思います。
ステレオでアンプを組むとき電源部をセンターに持ってくると安定感が非常にあるがデザインとしてはぱっとしないものとなる。
(私はとても好きですが?)