タイトル/ローリング・ストーンズ


 ミック・ジャガーことマイケル・フィリップ・ジャガーは、 ある日ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに通う途中、 幼馴染のキース・リチャーズと再開します。
 ブルースを好む彼等は、やがてバンドを結成し、 後にブライアン・ジョーンズが参加することにより、 バンドの中核となるメンバーが揃いました。
 ブライアン・ジョーンズは、音楽的素養を有していて、 彼等のサウンド構築に多大な貢献をする事になります。
 THE ROLLING STONES というバンド名は、 このブライアン・ジョーンズのアイデアによるもので、 彼等の敬愛する、マディ・ウォータースの曲からとっています。
 他には、ベーシストのビル・ワイマン、ドラマーのチャーリー・ワッツ、 ピアニストのイアン・スチュアートが参加しました。
 ビートルズのマネージャーであるブライアン・エプスタインの、 NEMSエンタープライズのスタッフとして働いていたアンドリュー・オールダムは彼等に注目し、 マネージャーとなり、 早速かつてビートルズを蹴った事で有名となったデッカと契約します。 彼等を推薦したのは、ジョージ・ハリスンであるといいます。
 アンドリューは、イアン・スチュアートをメンバーから外しました。イアンは、 ロードマネージャーとなり、彼等のレコーディングには、 ミュージシャンとして参加することになります。


アルバム・楽曲 (ヒット曲中心)

 ローリング・ストーンズのデビュー曲は、チャック・ベリーの「カム・ オン」でした(1963)。この曲はチャートの第21位まで上昇しています。そしてセカンド・シングル では、ジョン・レノン、 ポール・マッカートニーから提供された曲「アイ・ウォナ・ビー・ユアマン」をリリースしています。

ビッグ・ヒッツ(ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)
BIG HITS(HIGH TIDE AND GREEN GRASS)

1.HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER,BABY,STANDING IN THE SHADOW?
2.PAINT IT BLACK 3.IT'S ALL OVER NOW 4.THE LAST TIME
5.HEART OF STONE 6.NOT FADE AWAY 7.COME ON 8.(I CAN'T
GET NO)SATISFACTION 9.GET OFF OF MY CLOUD 10.AS TEARS GO BY
11.19TH NERVOUS BREAKDOWN 12.LADY JANE 13.TIME IS ON MY SIDE
14.LITTLE RED ROOSTER
【1966】
 イギリス、オリジナルのベスト・アルバム(イギリス第4位)。
 このアルバムだけで、初期のヒット曲を堪能出来ます。
 “HAVE YOU SEEN YOUR MOTHER,BABY,STANDING IN THE SHADOW?”は、驚異 的なほど長いタイトル(邦題「マザー・イン・ザ・シャドウ」)ですが、ブラス を効果的に使用したロックです(イギリス5位、アメリカ9位)。
 “PAINT IT BLACK”は、彼等の名曲の一つ(イギリス、アメリカ共第1位)。 最初はこの様なサウンドではなかったのですが、ブライアンがアレンジ(シタールも 演奏)して、まるで違うサウンドになったといいます。 映画「フルメタル・ジャケット」の、エンドロールにも使用されていました。
 “(I CAN'T GET NO)SATISFACTION”は、アメリカで初めて第1位を獲得した 記念すべき曲にして、代表曲(イギリスも第1位)。コンサートでの定番。
 “AS TEARS GO BY”は、美しいバラードです。ビートルズのかの名曲に影響 されて作られたと思われる曲(アメリカ6位)。因みに、初期の彼らは、 バラードのほうがロックよりも作りやすかったといいます。この感傷的な曲は、 マリアンヌ・フェイスフルに提供されました。
 “LADY JANE”も、代表的バラードの一つ(アメリカ24位)。ハープシコー ドはブライアン。
 “19TH NERVOUS BREAKDOWN”は、初期の代表的ヒット曲(イギリス、アメリ カ共第2位)。

ビトゥイーン・ザ・バトンズ
BETWEEN THE BUTTONS

1.LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER 2.YESTERDAY'S PAPERS 3.RUBY TUESDAY
4.CONNECTION 5.SHE SMILED SWEETLY 6.COOL,CALM AND COLLECTED
7.ALL SOLD OUT 8.MY OBSESSION 9.WHO'S BEEN SLEEPING HERE?
10.COMPLICATED 11.MISS AMANDA JONES 12.SOMETHING
HAPPENED TO MY YESTERDAY
【1967】
 1967年1月、イギリスでは6枚目のオリジナル・アルバムとしてリリー スされたましが、アメリカ盤とは、収録曲が異なっていました(CD化されたのは、 アメリカ盤)。イギリス2位、アメリカ3位。
 アメリカ盤には、“LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER”(イギリス3位、ア メリカ55位。歌詞が問題となる)“RUBY TUESDAY”(アメリカ第1位)と いったヒット曲が収録されています。
 しかし、イギリス盤に収録されていた“PLEASE GO HOME”が外されているの は残念です。この曲は、明らかにビートルズの『リボルバー』の影響を受けている のですが、R&Bからの脱却を目指そうとする、彼等の意欲が伝わって来る曲の一つです。
 かつてジョン・レノンが述べていたように、この時期のローリング・ス トーンズが、ビートルズの影響を受けた曲やアルバムを作ったことは確であ り、アルバム『サタニック・マジェスティーズ』や、“WE LOVE YOU ”等を、 ジョン自身もその例としてあげています。
 『サタニック・マジェスティーズ』のジャケットには、ビートルズの写真ま で配置してありました。
 “COMPLICATED”は、リズムに注目。
 “MY OBSESSION”は、不思議な魅力を持つ曲で、チャーリーのドラミングが 印象的。
 “MISS AMANDA JONES”は、ノリのいいロックで、ビートルズのよう なサウンドだという解説もありました。

スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツ VOL.2)
THROUGH THE PAST,DARKLY(BIG HITS VOL.2)

1.JUMPIN' JACK FLASH 2.MOTHER'S LITTLE HELPER 3.2000 LIGHT YEARS
FROM HOME 4.LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER 5. YOU BETTER MOVE ON
6.WE LOVE YOU 7.STREET FIGHTING MAN 8.SHE'S A RAINBOW
9.RUBY TUESDAY 10.DANDELION 11.SITTIN' ON A FENCE 12.HONKY TONK WOMEN
【1969】
 イギリスにおける、2枚目のベスト・アルバム(イギリス第3位)。
 アメリカ盤とは、選曲が異なります。
 “JUMPIN' JACK FLASH”は、ステージでも必ず演奏される代表的なロック です。サイケデリックの後にこのようなロックの傑作が生まれたというのも、 興味深い事です(個人的にも、ストーンズといえばこの曲と言えるほどの、 代表曲だと思っています)。
 印象的なギター・リフは、ビル・ワイマンの発案。イギリス、アメリカ共 第1位。
 “2000 LIGHT YEARS FROM HOME”“SHE'S A RAINBOW”は、『サタニック・ マジェスティーズ』収録曲。前者は90年代のライヴ(日本公演も含む) でも取り上げられた、サイケデリックを意識した曲(個人的にも、気に入って います)。後者は、アメリカでシングルリリースされて、25位まで上昇した 美しい曲(やはりお気に入りの曲)。
 “RUBY TUESDAY”(アメリカでは第1位)も、美しいバラード。
 “WE LOVE YOU”(イギリス8位、アメリカでは50位)は、ミックとキース、そ れにブライアンが、相次いでドラッグの為に警察のお世話になった頃に作られ た曲。“ALL YOU NEED IS LOVE”を意識した曲で、この曲にミックとキースが コーラスで参加した返礼として、ジョンとポールがコーラスで参加しています。
 “DANDELION”は、“WE LOVE YOU”のB面だった曲。アメリカでは14位ま で上昇(時代を象徴するサウンドで、いい曲です)。
 “HONKY TONK WOMEN”は、ミック・テイラー加入後初のシングル(イギリ ス、アメリカ共第1位)。

レット・イット・ブリード
LET IT BLEED

1.GIMME SHELTER 2.LOVE IN VAIN 3.COUNTRY HONK 4.LIVE WITH ME
5.LET IT BLEED 6.MIDNIGHT RAMBLER 7.YOU GOT THE SILVER 8.MONKEY MAN
9.YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
【1969】
 イギリス10枚目の、ミック・テイラー加入後初のアルバム。
 イギリス1位、アメリカ3位。
 ブライアン・ジョーンズは、音楽的才能を有していたにもかかわらず、ド ラッグの犠牲となり、結局バンドから脱退することになり、その直後自宅プー ルで他界しました。
 “GIMME SHELTER”はライヴでもよく演奏されますが、同名の映画(ツアー の記録映画)では、オルタモントの悲劇的事件(ヘルスエンジェルによる、殺 人事件)も記録され、ロック史の暗部と重なる曲となりました。
 “COUNTRY HONK”は、ヒット曲“HONKY TONK WOMEN”をカントリー風に演奏 している曲。
 “MONKEY MAN”は、ドラッグそのものという内容で、決して好ま しいものではないのですが、楽曲的には、なかなか聴かせてくれます。
 “YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT”(「無情の世界」)は、アルバム 中最高の力作。ロンドン・バッハ合唱団を加えた、7分以上の大作で、 楽曲的にも優れたものです。

メイド・イン・ザ・シェイド
MADE IN THE SHADE

1.BROWN SUGAR 2.TUMBLING DICE 3.HAPPY 4.DANCE LITTLE SISTER
5.WILD HORSES 6.ANGIE 7.BITCH 8.IT'S ONLY ROCK'N ROLL(BUT I LIKE IT)
9.DOO DOO DOO DOO DOO(HEARTBREAKER)10.RIP THIS JOINT
【1975】
 ミック・テイラーが脱退し、この時期、 未だロン・ウッドは加入していませんでしたが、彼等はアメリカ・ツアーを行いました。 このアルバムは、それにあわせてリリースされています。
 イギリス14位、アメリカ6位。
 『スティッキー・フィンガーズ』(1971)『メイン・ストリートのならず者』 (1972)『山羊の頭のスープ』(1973)『イッツ・オンリー・ロックンロール』 (1974)から、代表曲を収録しています(因みに、『山羊の頭のスープ』は、 アルバム・タイトルはともかく、楽曲はほぼ全曲気に入っているアルバム)。

 『スティッキー・フィンガーズ』収録曲“BROWN SUGAR”は、 最近のライヴでも演奏される名曲(アメリカ第1位)ですが、確かドラッグを意味しています。 “BITCH”は、タイトルはともかく、流石はストーンズと思わせるノリのいいサウンド。
 『メイン・ストリートのならず者』収録曲“TUMBLING DICE”も、ライヴで演奏される曲 (イギリス5位、アメリカ7位)。 “HAPPY”は、リード・ヴォーカルをキースが担当(アメリカ22位)。
 『山羊の頭のスープ』収録曲“ANGIE”(イギリス5位、アメリカ1位)は、 ストーンズの代表的バラード。日本公演の時期にリリースされた事もあり、 日本のファンを意識した曲ともいわれています(日本公演はドラッグが祟って中止)。
 “DOO DOO DOO DOO DOO(HEARTBREAKER)”も、『山羊の頭のスープ』収録曲(アメリカ15位)。
 2005年5月、1981年にリリースされた編集盤『サッキング・イン・ザ・70's』と共に、 リマスター版を再発売。

リワインド 1971-1984
REWIND 1971-1984

1.MISS YOU 2.BROWN SUGAR 3.UNDERCOVER OF THE NIGHT 4.STARTME UP
5.TUMBLING DICE 6.HANG FIRE 7.IT'S ONLY ROCK'N ROLL(BUT I LIKE IT)
8.EMOTINAL RESCUE 9.BEAST OF BURDEN 10.FOOL TO CRY
11.WAITING ON A FRIEND 12.ANGIE 13.DOO DOO DOO DOO DOO
(HEARTBREAKER)
【1984】
 1971年〜1983年のヒット曲を収録。イギリス23位、アメリカ86 位。
 ディスコ・ビートに、ファンが驚嘆した“MISS YOU”(イギリス3位、アメリカ1位) “BEAST OF BURDEN”(アメリカ8位)は、『女たち』(1978)収録曲。
 銃撃戦のビデオクリップ、サウンド共に迫力ある“UNDERCOVER OF THE NIGHT” (イギリス11位、アメリカ10位)は、『アンダーカヴァー』(1983)収録曲。
 ライヴでもお馴染みの“STARTME UP”(イギリス7位、アメリカ2位)、ノリのいいロック “HANG FIRE”(アメリカ20位)、そしてバラードの“WAITING ON A FRIEND” (イギリス50位、アメリカ13位)は、アルバム“TATTOO YOU”(1981)収録曲。
 “MISS YOU”同様、ミックのファルセット・ヴォーカルが聴ける “EMOTINAL RESCUE”(イギリス9位、アメリカ3位)は、『エモーショナル・ レスキュー』(1980)収録曲。
 “FOOL TO CRY”(イギリス6位、アメリカ10位)は、『ブラック・アンド・ ブルー』(1976)収録曲。

スティール・ホイールズ
STEEL WHEELS

1.SAD SAD SAD 2.MIXED EMOTIONS 3.TERRIFYING 4.HOLD ON TO YOUR HAT
5.HEARTS FOR SALE 6.BLINDED BY LOVE 7.ROCK AND A HARD PLACE
8.CAN'T BE SEEN 9.ALMOST HEAR YOU SIGH
10.CONTINENTAL DRIFT 11.BREAK THE SPELL 12.SLIPPING AWAY
【1989】
 『ダーティ・ワーク』(1986)リリース後、ストーンズはソロ活動が活発になり、 ミックもソロ・アルバム発売後、単独日本公演を行っています。 ソロのプレッシャーでナーバスになっていたのか、途中で“GIMME SHELTER”の歌詞を失念 したり、声が出なくなったりと、彼にとっても不本意なライヴになりました。 しかし彼はエネルギッシュにステージを走り回り、ノリを維持していました。

 ストーンズらしいロック“SAD SAD SAD”(ドイツではシングル・リリース)が、 オープニングを飾るこのアルバムは、解散説まで出た後に、前作から3年振りにリリースされ、 日本でも好評でした。
 イギリス2位、アメリカ3位。
 シングル・リリースの“MIXED EMOTIONS”は、イギリス36位、アメリカ5位。
 “ROCK AND A HARD PLACE”“ALMOST HEAR YOU SIGH”(アメリカ50位)も、 シングルリリースされています。
 “TERRIFYING”は、ヨーロッパでシングル・リリースされました。
 ハードに迫る“HOLD ON TO YOUR HAT”は、ストーンズが健在であることを証明するロック。
 軽快な“CAN'T BE SEEN”、バラードの“SLIPPING AWAY”は、キースがリード・ヴォーカルの曲。


フォーティー・リックス
Forty Licks

Disc1
 1.Street Fighting Man 2.Gimme Shelter 3.(I Can't Get No) Satisfaction
 4.The Last Time 5.Jumpin' Jack Flash 6.You Can't Always Get What You Want
 7.19th Nervous Breakdown 8.Under My Thumb 9.Not Fade Away
10.Have You Seen Your Mother, Baby 11.Sympathy For The Devil
12.Mother's Little Helper 13.She's A Rainbow 14.Get Off My Cloud
15.Wild Horses 16.Ruby Tuesday 17.Paint It, Black 18.Honky Tonk Women
19.It's All Over Now 20.Let's Spend The Night Together

Disc2
 1.Start Me Up 2.Brown Sugar 3.Miss You 4.Beast Of Burden 5.Don't Stop
 6.Happy 7.Angie 8.You Got Me Rocking 9.Shattered 10.Fool To Cry
11.Love Is Strong 12.Mixed Emotions 13.Keys To Your Love
14.Anybody Seen My Baby? 15.Stealing My Heart 16.Tumbling Dice
17.Undercover Of The Night 18.Emotional Rescue
19.It's Only Rock 'N Roll (But I Like It) 20.Losing My Touch
【2002】

 2002年にワールドツアーを敢行し、 2003年3月には、5年ぶりで通算4回目の来日公演をするローリング・ストーンズの、 2枚組ベスト盤。
 Disc1には、60年代の、そしてDisc2には70年代以降のヒット曲を網羅し、 デジタル・リマスターされた往年のヒット曲36曲と、 このアルバム用に新たにレコーディングされた4曲の全40曲を収録。
 “Don't Stop”は、同アルバムからのファーストシングルとしてリリース。
 “Losing My Touch”は、キースがリードヴォーカルの曲。
 個人的には、ギターリフが印象的な“(I Can't Get No) Satisfaction”“Jumpin' Jack Flash” や、ブライアン・ジョーンズのアレンジとシタール演奏が独特のサウンドを生んだ“Paint It, Black”、 ノリのいい“Let's Spend The Night Together”“Brown Sugar”、 それにディスコまでやってしまった“Miss You”、 更にはバラード系の“Angie”“Ruby Tuesday”“She's A Rainbow”等が特に好みです。
サッキング・イン・ザ・70's
Sucking in the 70's

 1.Shattered 2.Everything Is Turning To Gold 3.Hot Stuff 4.Time Waits For No One
 5.Fool To Cry 6.Mannish Boy 7.When The Whip Comes Down (live version)
 8.If I Was A Dancer (Dance part 2) 9.Crazy Mama 10.Beast Of Burden
【1981】

 1981年にリリースされた編集盤(アメリカのアトランティックが編集)。 英米でリリースされましたが、アメリカのみ15位までチャートを上昇。
 2005年5月、 1975年にリリースされた『メイド・イン・ザ・シェイド』と共に、リマスター版を再発売。

  1. Shattered
     アルバム『女たち』収録曲。アメリカでシングルカットされ、31位まで上昇。
     勢いで押すロック(?)。

  2. Everything Is Turning To Gold
     アメリカでシングルカットされた“Shattered”のB面に収録された曲。
     アルバム『女たち』のセッションで、レコーディングされています。

  3. Hot Stuff
     アルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。
     アメリカでシングルカットされた“Fool To Cry”のB面に収録されました(89位まで上昇)。
     レコーディングの合間の、即興演奏のような雰囲気を感じさせます。
     このアルバム収録曲は、編集によりオリジナルより短くなっています。

  4. Time Waits For No One
     アルバム『イッツ・オンリー・ロックンロール』収録曲。
     日本人受けしそうな味わいのある楽曲。哀愁の何とかというタイトルが付きそうです (ギター・ソロがカルロス・サンタナを想起させます)。
     但しこのアルバム収録曲は、編集によりオリジナルより短くなっています。

  5. Fool To Cry
     アルバム『ブラック・アンド・ブルー』からシングルカットされ、 イギリスでは6位、アメリカは10位まで上昇。
     このアルバム収録曲は、編集によりオリジナルより短くなっています。

  6. Mannish Boy
     マッキンリー・モーガンフィールド、エラス・マクダニエル、メル・ロンドンの作品。
     エル・モカンボ・クラブにおける演奏を収録(編集により短くしています)。

  7. When The Whip Comes Down (live version)
     アルバム『女たち』収録曲のロック。
     1978年、 デトロイトのマソニックホールにおいて行われたライヴを収録。

  8. If I Was A Dancer (Dance part 2)
     アルバム『エモーショナル・レスキュー』収録曲“Dance”の別テイク。
     演奏時間が長く、歌詞も違います。

  9. Crazy Mama
     アルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。
     このアルバム収録曲は、編集によりオリジナルより短くなっています。

  10. Beast Of Burden
     アルバム『女たち』収録曲。アメリカでシングルカットされ、8位まで上昇。
     このアルバム収録曲は、編集によりオリジナルより短くなっています。
ア・ビガー・バン
Bigger Bang

 1.Rough Justice 2.Let Me Down Slow 3.It Won't Take Long 4.Rain Fall Down
 5.Streets Of Love 6.Back Of My Hand 7.She Saw Me Coming 8.Biggest Mistake
 9.This Place Is Empty 10.Oh No, Not You Again 11.Dangerous Beauty
12.Laugh, I Nearly Died 13.Sweet Neo Con 14.Look What The Cat Dragged In
15.Driving Too Fast 16.Infamy
【2005】

 2005年8月、ボストンからワールド・ツアーを敢行しているローリング・ストーンズの、 『Bridges To Babylon』(1997)以来、約8年ぶりのニュー・アルバム。
 ニック・ナイトの手によるアルバム・ジャケット(写真)は、 当然ながらタイトルを意識したもので、 カラバッジオの絵画(光と影の表現)の影響を受けているといいます。
 光と影というと、 私は18世紀のイギリスの画家、ジョセフ・ライトを想起しますが、 それはともかく、彼等が8年ぶりにどのようなアルバムを世に出したのか、 興味津々のファンも多かったと思います。
 このドン・ウォズがプロデュースしたアルバムを、 ミックは、現代的で活気があり、 時代を反映したアルバムだと述べているようです。
 またミックは、 “Streets Of Love”“Rain Fall Down”“Back Of My Hand”等がお気に入りのようです。

 シングルカットされるという“Rough Justice” (正しくストーンズのロック。“Brown Sugar”を想起した)や、 1970年前後のストーンズを思わせるスローバラード“Streets Of Love”、 それにブルース色の濃い、ストーンズらしい曲“Back Of My Hand”、 60年代のロックという感じの“Let Me Down Slow”、 ストレートなロックといえる“Oh No, Not You Again”、 そこはかとなく味わいがある“Dangerous Beauty”、 典型的なストーンズのサウンドという感のする“Sweet Neo Con”、 いい雰囲気を醸成している“Look What The Cat Dragged In”、 ストーンズらしさの出ているロック“Driving Too Fast”等、 内容的には、ファンの誰もが知悉している彼らならではのサウンドで構成され、 ファンが安心して聴けるアルバムといえるでしょう。