4.「t14-リアルタイム監視」へ日経平均・日経平均先物の監視を追加する方法
(2008年3月11日 9:41  YSさんからの質問)
教えてください。
t−14リアルタイム監視は
1.VWAPで解析とほぼ同じ、但し、ボリンジャーが入っていないので、軽快にデータが表示される。使いやすい。
2.但し、VWAPで解析に入っていた N225日経平均とN225日経平均先物が入っていない。是非、表示させたい。

自分でTXT DATAとして読みこませてみましたが、エラーが出ます。たとえ、エラーが出ないとしても、並び換えで 第3&4行からはずれてしまっては、つかえません。
 

<回答>
1の質問の有料のVWAPで解析ソフトは「ボリンジャーが入って表示までに時間が掛かる」件は、「出来高比非表示」のチェックをONにして使用すればYshooファイナンスから過去20日分の出来高取得を行わないので、t-14リアルタイム監視と同じになります。なお最近は出来高取得高速(従来の約5分の1)試行版「ウルトラVWAP分チャート7」が同じフォルダに入っています。

2の質問については以下に「t-14リアルタイム監視」改善方法として紹介します。


(1)監視する銘柄リストの作成
(1)-1.シートのセルへ直接書き込む方式

 [1] 3行4行に行を挿入
 [2] A3セルへ「N225」、B3セルへ「日経平均」を記入
 [3] A4セルへ「N225」、B4セルへ「日経平均先物」を記入
 [4] C4セルへ「FUT01.OS」を記入

 以上で左図のようになります。


(1)-2.txtファイルに記入しそれを読み込む方式

 [1] 1行3文字でカンマで区切る
 [2] 日経平均の3文字目は空白("")とする

 各行が3文字区切りでない場合は読み込みエラーとなります。

(2)シートにリスト表示済みか確認
・改善前→A3セルは「数字に変換でき」「4文字」の条件があり"N225"はエラーとなる。
・改善後→"N225"の場合は上記チェックをパス。(下記赤色文字を追加)

'A列コード確認
If Cells(3, 1) <> "N225" Then 
    If IsNumeric(Cells(3, 1)) = False Then
        MsgBox "A列に銘柄コードの記述がありません"
        Exit Sub
    End If

    If Len(Cells(3, 1)) <> 4 Then
        MsgBox "A列に銘柄コード(4文字)の記述がありません"
        Exit Sub
    End If
End If

(3)日経平均のRSS関数を設定
・下記赤色文字を追加(内容的には"."を省いただけ)

    If Cells(i, 2) = "日経平均" Then
        Cells(i, 4) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & Cells(i, 3) & "'!現在値"
        Cells(i, 7) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & Cells(i, 3) & "'!前日終値"
        Cells(i, 10) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & Cells(i, 3) & "'!始値"
    Else
        Cells(i, 4) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!現在値"
        Cells(i, 5) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!最良買気配値1"
        Cells(i, 6) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!出来高加重平均"
        Cells(i, 7) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!前日終値"
        Cells(i, 10) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!始値"
        Cells(i, 14) = "=RSS|'" & Cells(i, 1) & "." & Cells(i, 3) & "'!出来高"
    End If

(4)並べ替え

(4)-1.並べ替え順位の設定
・下図のように「O列」へ、上位に表示したい銘柄は若番の数字を入れる。
・今回は日経平均/日経平均先物の説明であるが、数字を記入すればどの銘柄でも上位行へ表示できます。


(4)-2.並べ替え方法の変更(優先キーを2個使用に変更)
・並べ替えに第1優先キーと第2優先キーを使用する関係でソースは下記に変更する
・削除線の文字をカットし、赤文字に変更する

' 昇順
      Range(Cells(2, 1), Cells(endr, 211)).Select
 '  Selection.Sort Key1:=Cells(4, kec), Order1:=xlAscending, Header:=xlYes, _
        OrderCustom:=1, MatchCase:=False, Orientation:=xlTopToBottom, SortMethod _
        :=xlPinYin
        
     Selection.Sort Key1:=Range("O3"), Order1:=xlAscending, Key2:=Cells(4, kec) _
        , Order2:=xlAscending, Header:=xlYes, OrderCustom:=1, MatchCase:= _
        False, Orientation:=xlTopToBottom, SortMethod:=xlPinYin
            
Else
' 降順
 Range(Cells(2, 1), Cells(endr, 211)).Select
 ' Selection.Sort Key1:=Cells(4, kec), Order1:=xlDescending, Header:=xlYes, _
        OrderCustom:=1, MatchCase:=False, Orientation:=xlTopToBottom, SortMethod _
        :=xlPinYin
        
     Selection.Sort Key1:=Range("O3"), Order1:=xlAscending, Key2:=Cells(4, kec) _
        , Order2:=xlDescending, Header:=xlYes, OrderCustom:=1, MatchCase:= _
        False, Orientation:=xlTopToBottom, SortMethod:=xlPinYin

【ホ−ム】