[6] 初めての先人に学ぶ格言

先人の残した貴重な言葉を勉強し、株売買に少しでも役に立てたい。


相場師の最大の敵は自分であって他人ではない
「売り」と「買い」を効果的に、また安全に行う為に色々な相場技術は開発されているが、どのような
すばらしい技法を知ったとしたも、それを身につけ行うのは自分である。

相場上達の即効薬はない
一歩一歩と階段を上がるように努力しないと、何かをヒントに開眼しある日突然大金持ちになるような
夢のような話は相場師にはない。少しずつでも自分の納得」できる技法を身につけるべし。

保合いは悪いと思え
保合い放れの上昇を期待し何時まで持っていると「割りをくう」ことになる。

易しい方法を選んで易しく取れ
一般の投資家は、難しい銘柄を難しいやり方で取ろうとする。だから成功率が低くなる。
上手な人は、やさしい銘柄をやさしいやり方で取り、一回の利益は少なくともトータルでは莫大になる。

相場の金と凧の糸は出しきるな
凧の糸をを出しきっていては、上空の状態が急変したとき対応できない。相場についても同じで、
自分の許容限度を知り、余裕もった運用をしないと資金を有効に使うことができない。

強弱よりも運用を学べ
「純粋に技術的な方法こそ堅実な唯一の方法」
相場の90%は技術であり、頭脳を使うのは残りの10%に過ぎないとも言える

買いは安い日、安い時にかぎり。売りは高い日、高い時にかぎる
群集心理に巻き込まれて、天井とつかむのはつまらない話だ。売り込まれたら買い拾い、
集中的に買われたような時は冷静に売れ。

罫線は相場変動の相である
人相がその人の性格等を現したいるように、罫線も相場変動の相を表す。
ただし、過去である罫線が未来の全てを物語っているわ訳ではない。

ケイ線の基本は陽線3本型
陽線3本型は上げ相場のもっとも単純な基本型

天井の翌日は底ではない
天井をついた相場は、底をつくまで決して買ってはいけない

利食い千人力
相場に迷いが生じたら、強気でいて買い玉は手仕舞うべき

相場に見栄は不要
悪い立て玉が出たら、どうしようもなくなる前に手仕舞うこと

早耳の早倒れ
早耳で自分だけ知っていると錯覚を起こさないこと。ニュースは知ったらお終い。

株価は常に将来性の反映である
将来と言っても市場が好調な時は5年先を見ることもあるが、不況時は3ヶ月先のこともある

情報は集めるものではなく選別するもの
情報は発信者に有利になっている。中立の情報など存在しないので受手が選別すること

自信あふれる自己流は確信なき正統派に勝る
いろいろ正統な正しい攻め方・守り方を知っていても何にひとつ実行できる自信のないものより、
自己流でも自信を持って実行できる技術の方が勝つ。

相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ
市場が悲観ムード一色になっている時こそ、株式投資で大きな利益を稼ぐ機会が訪れやすい。



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