12.PIVOT
1.概略
・ピボットとは「回転軸」を意味し、日々の市場価格がそのポイントを中心に回転(振幅)することを前提としたテクニカル分析
・1日以内という極めて短期的な予測なので、1日の間に何回も売り買いするディーラー向けの手法といえる
・相場が大きく動いていれば翌日も動くことが多い、このピボットは前日の株価の動きから相場のレンジを割り出そうとする指標です。
2.ピボットの計算式
(1)ピボット。
● PIVOT(P)=(H+L+C)÷3
H:前日高値
L:前日安値
C:前日終値
D1=H−P
D2=P−L
D3=H−L
● B1=P−D1=2P−H
● S1=P+D2=2P−L
● B2=P−D3=P−H+L
● S2=P+D3=P+H−L
● HBOP=P+D2+D3=2P−2L+H
● LBOP=P−D1+D3=2P−2H+L
3.ピボット売り買いの判定
相場が「3分の1押し」「半値押し」「3分の2押し」と言う表現をしますが、「ピポットポイント」の計算式は、
ピボット=(前日高値+前日安値+前日終値)÷3 であり「終値」が「高値」方向にあれば、「ピポットポイント」
は高値から3分の1のところに位置し、この言葉に対応しています。
【売買サイン】
・一般的にはB1/B2はでは「買い」
・LBOP(Low Break Point)を割れたら「ロスカット」
・S1/S2、HBOP(Hight Break Point)は上記の逆
【注意】ストップ高・ストップ安等通常と異なる異常な動きは上記とことなるので注意
4.ボットチャート例
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