EF200形(KATO)

H18年7月5日改1−70


 KATOのEF200形電気機関車(3036)。

 東海道本線などは列車の本数が多く、一本の貨物列車での荷物を多く、速くする必要があります。 そこで将来を考え、1600tの貨物列車を10パーミルの上り勾配を時速90キロ以上・・・などの厳しい条件を満たす機関車として開発された高性能機。 EF200は1時間定格出力が6000kW。 これはEF65の重連よりも強力です。 参考までに、定格出力3900kWのEF66だと1600tの列車を牽く場合、10パーミル上り勾配では速度が45キロ程度まで落ちてしまうそうです(1200tならばEF66でも高速で上れるのですが)。 しかし、地上の設備の関係で、現在1600tの貨物列車は設定出来ず、EF200が本気を出すと地上設備が悲鳴を上げそうな為、現在は手加減をして走っているようです!? なお、1600tはコンテナ車だと32両にもなります。
 試作の901号機がH2年に登場。 量産車はH4年から1〜20の20両製造。 向きはどちらでも。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではナンバープレート等、ユーザー取り付け部品装着済み。 H15年導入車。

 (3036) EF200  (EF200-15)

 前照灯:点灯
 連結器:アーノルドカプラー(カトーカプラーアダプター付属)
 ナンバープレート、信号炎管、列車無線アンテナ、避雷器、ホイッスル付属(ユーザー取り付け)

 コンテナ列車牽引をEF65やEF66に任せようと思っていたのですが、山陽本線のセノハチを補機に助けられているEF66の写真を見たり、EF200のスペックを雑誌で見たりしているうちに欲しくなってしまいました。 白色の前照灯(LED)が点灯してスムースに走り出してくれます(前照灯は白よりも電球色の方が良いと思いますが)。 音も静かなので車輪の音なども聞き易いメリットがあります。 走りに関しては良いのですが、もう少し重量があると良かったか。 見た目ではシングルアームのパンタの集電部分が少々斜めになってしまいやすいか程度。 ユーザー取り付け部品の取り付けはとても細かい作業。 付属するナンバープレートは、-3、-8、-15、-16の4種類。 前面の手すりが控え目に表現されています(ライトの横)がそれ程目立たずって感じか。 EF65P形同様、ナンバーがプレートのように見えてしまうので、印刷されている方が多くを所有しない私は好きです。 H18年再生産の物は車輪がローフランジの黒色になっているようです。


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