D51型(MICRO ACE)

H15年12月27日作成−77


 MICRO ACEのD51型2種類。

 ”デゴイチ”の名でSLの代名詞のような存在のD51。 日本各地で活躍したようです。 貨物列車用に作られた為、動輪の直径は1.4mと旅客用のSLよりも小さ目ですが、引っ張る力は強く、1000tの列車の牽引にも活躍したようです。 初期に製造された車輌は煙突の後ろが独特の形状をした”ナメクジ”と呼ばれています。 多数製造された為、特徴のある形状をした車輌も数多く存在したようです。 D51498は上越線を中心にイベント列車の牽引に活躍中。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 H13年導入車。

  (A9501) D51−498 (D51 498
  (A9504) D51−51  (D51 51

 先頭:前照灯点灯
 連結器:アーノルドカプラー 先頭はダミー(D51-51には重連用アーノルドカプラー付属)

 車番に”-”を入れるのが嫌いなので、D5151、D51498または51号機、498号機と書きます。 ここで紹介するのはどちらも一つ前の製品なので、一部現行品と違います。 とは言っても、あまり変わらないような。 小さな壊れやすそうなパーツが多いので取り扱いは要注意。 ナメクジと標準型、両方とも欲しかったのでマークなどの入ってない、出来るだけ普通の車両を選んだところこの製品になりました。 集煙装置を取り付けた車両をもう一両揃えて3重連とするのも良さそうですが。 両機とも前照灯は点灯しますが、498号機は現在点灯しなくなってしまいました。 その為(?)走り出すと51号機よりも速く走ります。 この形式も前面ボイラーの手すりが太過ぎて少々目障り。 前照灯の形、スノープラウが直線的などの不満もありますが、側面はそれ程不満はありません。
 どちらも比較的早い時期に作られた製品のようで、走りに関しても不具合がいくつか。 特に私の持つ498号機は動輪の一部にズレがあるようで、走り出しがスムースではありません。 逆に低速で速く、遅くを繰り返すのがSLらしく感じる事も!? 両機に共通しているのは、動輪の前にある一番前の車輪の不具合。 緩いカーブでもカーブの内側になる方が浮き上がってしまい脱線、または回転せずに線路の上を滑ってしまう事が多発。 踏面(線路に乗る部分)にフラット(平らな部分が出来る)まで発生。 車輪を固定している”コ”の字型の部品の角を削り、スノープラウ後部に当たらないようにしたところ解消。 店頭で見たところでは新しい製品では改良されているように見えます。
 不具合もありましたが、現在は両方とも改良品になってますし、細かい作りはなかなか楽しめます。 3重連にしたい気も・・・。 参考までに、中国製です。


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