H16年2月15日作成−81
ここではキハ58、キハ28、キロ28のみ紹介します。 キハ58系は東北から九州までのほぼ全国で活躍した急行形気動車です。 車内はボックス形のクロスシート。 数多く生産されたので、改造その他含めて形態は様々。 多くの車両は非冷房で登場し、後に冷房を取り付けられました。 改造車も多いため下の説明には例外もあります。
キハ58形は片運転台タイプでエンジンは2機搭載。 水タンクが屋根上にあります。 外観上では最後の頃には前面窓がパノラマウインド、スカート付きとなるなど大きな変化がありました。 冷房用の電源は持たないので、発電機付きのキハ28、キロ28、キハ65から供給されます。
キハ28形は片運転台タイプで、エンジンは1機搭載。 水タンクが床下なので、キハ58と見分けられます。 冷房用の発電機を搭載した車両は元の番号に+2000として区別しています。 冷房用の電源は自車を含めて3両に給電可能。 キハ58と同様に後期車は前面窓がパノラマウインド、スカート付き。
キロ28形は運転台無しのグリーン車。 キハ28同様エンジンは1機搭載で水タンクは床下。 冷房用の発電機もキハ28同様に搭載車は元の番号+2000。 後期の車両はトイレの配置と屋根が変わりました。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 キハ58126、キハ58178、キハ282148は連結器をカトーカプラーNに交換してあります。 H15年導入車。
(6048) キハ58(M車) (キハ58
126)
(6049) キハ58(T車) (キハ58
1044)
(6052) キロ28(グリーン帯あり) (キロ28
34)
(品番不明) キハ58(旧製品T車) (キハ58
178)
(品番不明) キハ28(旧製品T車) (キハ28
2148)
先頭車(H15生産車):前照灯、尾灯共点灯 室内灯:オプション(新室内灯11-204)
先頭車(旧製品):前尾照灯:オプション(11-200) 室内灯:オプション(11-201)
中間車(H15生産車):室内灯:オプション(新室内灯11-204)
連結器:アーノルドカプラー
今回はH15年に改良された製品と古い製品が混ざってます。 H15年の製品は床下がグレーになっています(旧製品は黒)。 全車前面窓が平窓のタイプ。 よく見ると窓のHゴムの表現、米トリ所属などの表記追加、黒色車輪、塗装など改良されています。 前尾照灯が標準装備となり、オン/オフのスイッチが床下に付いたのが一番大きいか。 先頭車が編成の中間に入る事が多いキハ58系には欲しい機能でした。 ただしスイッチの多用は止めた方が良さそう。 前照灯はオレンジ色に明るく光ります。 キハ58のM車には取り扱い説明書が入っているのですが、T車やキロには入っていません。 オプションの品番が旧製品と違うのに取扱説明書がM車のみなのは不親切(新旧製品両方持つ人は要注意)。 本当は少々違いがあるのですが、キハ28の車体はキハ58の車体と同じです。 前面幕は点灯せず。 前面幕、側面の行先、愛称、号車、ヘッドマーク(砂丘、うわじま、内房)のシールが全車に付属(旧製品は不明)。 車番は印刷済みですが、旧製品と現行品の車番が違うのは良い所。
私はキハ65がよりキハ58なのでキロを入れると冷房電源の関係でやや編成の出力が不足気味か。 実車の細かいところまでは知らないのですが、キハ58
1044はトイレの窓が横長と思われます。 簡単に調べてみたところでは、全車両が山陰や四国付近で活躍した車両のようです。 一部現在も存在する車番です。