H16年9月27日作成−88
20系客車は昭和33年「あさかぜ」でデビュー。 編成に電源を供給するマニ20。 一人用個室「ルーメット」と二人用個室を持つナロネ20。 プルマンタイプの2等寝台(A寝台)ナロネ21。 3段式寝台車ナハネ20。 最後部は丸いデザインの展望車のようなナハフ20。 マニなど電源車(荷物車)以外は空気バネ台車です。 「さくら」、「はやぶさ」・・・と仲間を増やし、車両もオール寝台化へ進みました。 24系や新幹線などに押され、急行格下げや廃車となり、現在は全車が廃車。 途中までは日車製が0番台。 日立製が50番台と車番が分けられていました。 食堂車などの内装も0番台と50番台でデザインが違うなどの特徴もありました。 ナロネ21の初期の車両は車掌室取り付け改造され+500番(車掌室付き新製車は100番台)。 ナロネ22全車も同様に+100番となりました。 車両の向きは、九州行きの場合カニが先頭。 デッキは東京側、東北行きではカニが上野側に付きます。 ナシ20は食堂の部分が九州方向。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではナロネ20のみJP無しの初期製品。 H16年導入車。
7両基本セット(10-366)
カニ21 (カニ21
11)
ナロネ21 (ナロネ21
129)
ナハネ20 (ナハネ20
231)
ナシ20 (ナシ20 5)
ナハネフ23 (ナハネフ23
6)
ナハネ20 (ナハネ20 248)
ナハネフ22 (ナハネフ22
7)
単品
(5087-1) ナハネ20 (ナハネ20
81)
(5092-1) ナロネ22 (ナロネ22
52)
(5097-1) ナロネ20 (ナロネ20
1)
室内灯:オプション(新室内灯11-204または11-206)
連結器:カトーカプラーNJP標準装備(カニ21とナハネフ22の編成端のみJP無し)
カニ21、ナハネフ22用アーノルドカプラーとカプラースプリング、バックサイン付属
バックサイン20系客車用セット(11-320)オプション
今回は20系客車の基本セットと単品を数点。 旧製品とは全く違う造りになっています。 連結器もBタイプのカトーカプラーNを標準装備。 初期に生産された車両はジャンパー線の表現がありませんが連結の機能には問題ありません。 バックサインは、あさかぜ、あけぼの、瀬戸と白の4種類で、ナハネフ22用が2つとナハネフ23用左右各1つ。 オプションでバックサイン20系客車用も用意されています。 ナハネフ23のバックサインと尾灯も点灯しますが、床下のスイッチにより消灯も可能。 単品とセットの車両は車番が違います。
私は14系化直前の「さくら」の編成を目指しナハネ20を中心に単品を増備しました。 単品のナハネ20が数多くなると、ナハネ20
81ばかりが増えてしまいます。 座席車が多い「さくら」セットや床下がグレーの初期「あさかぜ」セットにはナハネフ22がありませんし。 ジャンパー線の表現が無い車両が一部混ざったので、現在はナハネフ23と、それと繋がるナロネ21の片側の台車をジャンパー線の無い台車と振り替えました。 分解は車体すそを広げて床を外すタイプ。 車輪の転がりも良好。 比較的安価ですが、20系15両をEF65Pが牽く姿は美しく、これぞブルトレ! ただし、上手に操縦しないと勾配を登れません。