14系14形(TOMIX)

H17年3月20改1−90


 TOMIXの14系14形(92753)と単品。

 14系寝台車は客車の電源を一部のB寝台車の床下に取り付ける方式。 電源が分散されたので、基本編成が長崎行き、付属編成が佐世保行きのように違う行き先となる列車に多く使われました。 B寝台の場合、登場後しばらくは三段式寝台でしたが、20系は寝台の幅が52cm、14系は70cmと拡大。 色も白帯は20系のクリーム色1号3本から白2本に。 青は20系の青15号からやや明るい青20号に。 ニューブルートレインと呼ばれました。 その後、B寝台も三段式(星1つ)から二段式(星3つ)に改造されて行きました。 改造も多くなり、数も減りましたが現在も活躍中。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではセットのスハネフ14の片側はダミーカプラーの状態。 車番は付けてない状態です。 H16年導入車。

   スハネフ14 B寝台 (スハネフ14
   オロネ14  A寝台  (オロネ14
   オハネ14  B寝台 (オハネ14
   オシ14    食堂  (オシ14
 単品(8501) スハネフ14 B寝台 (スハネフ14
 単品(8502) オハネ14 B寝台

 先頭車:尾灯、トレインマーク共点灯(常点灯対応)
 室内灯:オプション(0751、0781常点灯対応、0785白色LED対応)
 連結器:アーノルドカプラー(セットのスハネフ14の1両は片側ダミーカプラー装備)
 スハネフ14用ダミーカプラー、台車枠、インレタ、トレインマーク付属

 14系14形のセットは、スハネフ14が2両、オロネ14とオシ14が1両、オハネ14が3両の7両セットです。 セットにオハネ14を1両追加すると、少々前のさくら号、みずほ号等の基本編成に出来ます。 付属編成の方は単品で揃える事となります。 単品のスハネフ14もセット同様トレインマーク、尾灯が点灯します。 Hゴム部分が全て白の表現ですが、やや目立たないか。 スハネフ14の貫通路の窓(トレインマークの上)は白Hゴムのタイプです。 車輪は黒染め。
 インレタから車番を付ける必要があります。 セットと単品のスハネフ14に付属のインレタの車番は、スハネフ14-1、5、6、8、9、14、20、23、33、42、47、53。 オロネ14-4、7、10。 オハネ14-2、4、11、12、14、17、19、23、30、34、45、46、49、50、53、54、61、76、85、96、100、101、102。 オシ14-3、7。 単品オハネ14には車番インレタは付属しません。 貼り付け位置は説明書に書かれてます。 車端部のトレインマークは車体の内側から貼り付けるタイプ。 付属のトレインマークは絵入りが、さくら、みずほ、出雲、紀伊、北陸、ゆうづる、北星、文字のみが、さくら、みずほ、あさかぜ、いなば、紀伊、北陸、ゆうづる、北星、日本海、あかつき、彗星。 側面扉上に二段式B寝台を表す星3つが印刷済みですが、三段式を再現したい場合には星のインレタが入っているとは言えちょっと迷惑か。 さくら、みずほの場合、全車二段式化とカルテット連結時期がほぼ同時で、カルテットの車番は付属無し。 最盛期が三段式の時代だった事など考えると星はインレタの方が良かったか?
 全車両が新集電方式ですが、車輪の転がりは良くありません。 車輪踏面の汚れは走行前に要チェック。 青色は北斗星用24系よりも明るめ。 青と屋根のグレーの塗り分けをキッチリして欲しいのと、ゴミの混入と思われる部分がやや多いのは残念。 A寝台車の上段小窓が目立たないので、A寝台車の影が薄い!? なお、ボディマウントTNカプラーには未対応。 分解は車体すそを広げて床を外すタイプ。 総合的には普通の出来と言った感じです。


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